祝!新短縮ルート使用開始 ウペペサンケ山
- GPS
- 11:17
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,556m
- 下り
- 1,538m
コースタイム
- 山行
- 10:51
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 11:18
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
祝、新短縮ルート開放 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
靴
行動食
非常食
ガスカートリッジ
コンロ
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
|
---|
感想
所属山岳会のfacebookページにメッセージが届き、「50年前ぐらいの昔のルートを復活させる形で旧登山口に直接取り付く短縮ルートが出来上がったので使ってね」とある。
早速、使わせてもらおう。
メッセージが届いた日の夜は9時半までリモート会議。休憩時間を利用して山行部長と緊急連絡先の承諾を得る。
リモート会議が終わるとにぇむくて堪らず、仮眠をとるつもりで布団に潜り込む。これが朝まで爆睡。
朝の4時半から計画書を作成、関係者にDM、会のメーリングリストに送信。どたばたと準備をして林道終点のバリケードに到着し、出発したのが7時半で予定より1時間半遅い。
今日の目的は新しい短縮ルートの偵察。
林道がRカーブを切るところのミラーにあたりに真新しい?刈払い跡があり、スタート。
直ぐに枝沢の渡渉があり、しばらくピンクテープに導かれた後に滑床の糠平川本流の渡渉があり、後はびっくりするぐらいに広くきれいに刈り払われた笹原を進む。迷いようがない。
川沿いの作業道跡らしきところに出て、調子にのって進みすぎる。
対岸にピンクテープを認めて、戻ると下に降りる踏み跡があり、糠平川を再度渡渉する。
川には大きめの石があり、問題なく渡れる。問題は渡った後にどうやって上の平坦地に登り上がるかだが、目の前の崩れたような崖の壁はもろそうで、「作者の意図としてここをあがらせるだろうか?」と却下。
上流に一旦行ってどん詰まり。下流に下がって鹿道を見つけたのでそこを上がったのだが、上に行くと明らかに違うルートが踏み跡として川に伸びている。
偵察すると先ほどの泥壁は上から見ると大した登りでないことを確認した。
作者の意図を変に深読みしすぎた。ここは思い切って直登だ。
そのままピンクテープに導かれるままに本当に久しぶりに一昔前の登山口にたどり着く。
確か看板の横を上に登っていくんじゃなかったかなぁと「車上荒らし注意」の看板を横目に見ながら、アホなことに土場まで歩いてしまう。(昔はここが駐車位置)
自分のアホさに気が付いて今は半分朽ちかけている国立公園俯瞰図看板の横の少し目立たなくなった登山道に戻る。
登りだして直ぐに新ルートの取りつきにぶつかる。鉄の細杭に張ったロープが行く手を遮って、一瞬「へっ?」とか思ったが考えてみれば新ルートが今はメインなので間違って旧登山口に行けない様にとうせんぼするのは当たり前だと気が付く。
後は新ルートと同じ通常の登山道にはいる。
通称1399峰までは急登ながら順調だった気がするのだが、その次の登りが意外と長くてしんどかった。
しかし、草紅葉が始まっており、なかなか目には楽しい時間だった。そこを登り切って糠平富士の間も色づき始めた山がいい感じで目に映える。
糠平富士について計画から相当遅れていることがはっきりしてくる。
そのまま引き返すかとも思ったが、30分ぐらいでウペペには着くはずだから、西峰は捨てて本峰だけは行こうと記念写真を撮って向かう先に女性二人パーティがいて盛んに手を振っている。
「誰だ〜」と怪訝そうに近づくと里っちゃんだった。「洋ちゃんは?」と聞くのも野暮だろう。
「直ぐ本峰だよね。」とか尋ねるとうんざりした声で「下ったり、登ったり遠いよ〜」と先ほどからガスに巻かれている登山道の脇で苦笑いしている。
「うんじゃ、そのうち会おうね」と別れの言葉を交わして先を急ぐ。
ガスの中、どこが本峰だか分からないままに歩き続ける。直ぐ近くという昔の記憶もあって、なかなか着かないことに本当にうんざりしてきた。
ウペペサンケ本峰に着いて記念撮影とかしていると少しガスが切れたりして、少しもうけた気になるが、ここから見ると多少遠いがカッコいい二ペソツはさすがに見えない。
来たはずの戻り道は糠平富士の基部に着くとうんざりするぐらいそびえ立って立派だ。実際はそれほどではないのだが。
結構、登りがいのある山だと驚いている自分がいた。というか登れなくなっている自分に驚いた。
稜線からの下降点 1399峰で緊急連絡先にラインを入れる。午後7時を超えると救助体制がスタートするが8時まで待って欲しいという内容に、びっくり驚いて緊急連絡先から電話が掛かってくる。
旧登山口に着くころには宵が近寄ってくる。
来た時、一回、歩いているルートなので、どんどん飛ばせる。
滑床の渡渉点の手前でついにヘッドランプ点灯。
すっかり暗くなったバリケードについたのは午後6時半だった。
里っちゃんの話だと近くに広い駐車場があるとのことで目を凝らすが分からなかった。
ぬかびら源泉峡に車を走らせ、緊急連絡先に下山報告をする。
「ごめんな。今度、寿司をおごるわ」という私に緊急連絡担当は「いつにします〜♪」と、そこは断わらないのね。コロナ明けの楽しみがもう一つ増えた。
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