ノシャップ岬から稚内駅まで歩く 今日の北の道は涼しく17℃
aideiei
体力度について
- GPS
- 02:51
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 9m
- 下り
- 7m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 2:57
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:57
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
稚内駅からノシャップバス停まで宗谷バス乗車 |
写真
さて、そういうわけでやってきました、道の駅「わっかない」になります。JR稚内駅やそこに色々ある食堂、綺麗なトイレ、ゴミ箱もありましたね。
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ロシアの鉄道では出発時に鐘を鳴らすそうです。サハリンとの友好を記念して彫刻家「流政之」さんが作成した作品です。名前は「KANE POPPO」だそうです。
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いやん、裸だって。←君は一体誰だ！！
ギスカジカ、カジカはよく食卓に登ったが、ギスカジカはあまり出なかったなあ。2年前、実家で作ったもらったカジカ汁美味かったなあ。関東ではあまり見ないでしょう。
エゾメバル、うちの父は「ガヤ」と呼んでいた。だって、ガヤガヤ釣れる外道ということで。刺身でも焼き物でもいけますが、大きさの割に身は少々しかありませんえ。
北海道でタコといえば、普通にミズダコ。この個体は産卵したということで、子育てが終わると寿命も終わる。看板では「この子を見られるのはあと僅かです」と書かれていました。
タロとジロの像、今は色々なところにある。剥製はジロは日本科学博物館(上野)、タロは北海道大学博物館(札幌)。2頭を出身の稚内に返そうという運動も一時あったらしい。
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県道ではありませんよ、道道ですよ。道道254号線になります。稚内から抜海まで。その後も道道の番号は変わりますが、手塩方面に抜ける道です。
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ここで登場、稚内市のマンホール、どこに行っても同じことをしているなあ。防波堤ドームに利尻富士、そしてゆるキャラでしょうか？
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感想
aideiei氏は考えた。車中泊をしている道の駅「ニセコビュープラザ」で考えた。予定通り、徐々に南下して室蘭岳・アポイ岳・大千軒岳に登り東北に渡るかだ。天気予報が芳しくない。東北を含む本州は長雨という予報が出ていた。色々考えながら寝ている間に結論は出ていた。
「私昔からそうでした、北へ向こうと決めていた。」(吉幾三「海峡」)
朝起きたら心は決まっていた。そして、大雨の中取り敢えず札幌の実家に顔を出すことにした。
一晩実家で過ごした。「何食いたい？」と聞かれた。私のリクエストは「かすべの煮付け」である。「かすべ」とはエイのことで煮付けにすると軟骨がコリコリして美味しい。ウニやケガニ、キンキなどはは神奈川でもお金を出せば食べられるが、「かすべ」「ごっこ」「カジカ」「メヌケ」「タコまんま」などは本州では見たことがない。本当に北海道でしか食べられないもので、自分が子どもの頃から普通に食卓に登っていたものだ。そして、北海道を離れて15年ほど経つと、食べたいものはこういうものになってくる。
11日は6時ごろ実家を出て北を目指す。石狩市に出て一路北を目指す。日本海オロロンラインを北上し、増毛町、留萌市、小平町・・・。
結局昼前に道の駅「わっかない」に到着した。
稚内は見所が多く、何度も来たことがある。宗谷岬周辺・稚内公園については既に過去レコという形で公開していることもあり、今回はノシャップ岬方面に出没することとした。もちろんノシャップ岬についても何度も訪れたことがあるのだが、水族館・科学館はスルーしていた。ここを見るのも一興かと思ったのだ。
ノシャップ岬にも駐車場はあるが、今回は稚内駅からバスで行くことにしてノシャップから稚内駅まで歩くこととした。1番乗り場から乗り込むバスはそこそこの盛況、途中で降りる地元の人とのシャップで降りる観光客が混じっていた。なお、バスは1時間に3〜4本ほどあり、北海道にしてはかなりある方である。
ノシャップで降りてGPSを入れる。まずは岬に向かおう。岬から海を眺める。「きれいな海を見ながら、一日中寝ていよう〜♪」というには涼しすぎる、気温17度である。ここからの眺めといえば何と言っても海から聳え立つ利尻富士なのだがこの時点ではまだ見えない。
水族館は「寒流水族館」をうたっており、親潮に乗ってやってくる生き物を中心に展示している。しかしながら、アマゾン展もやっていて、アマゾン川の熱帯に住む魚のコーナーもかなりを占めていた。まあ、それぞれの写真の中に説明を入れているので、それを見て貰えば良いこととしよう。
青少年科学館は、科学をゲーム形式で学ぶことができるアトラクションや化石などのコーナー、そして、南極観測にかかわるコーナーがあった。昔は南極観測隊員の訓練を稚内で行っていたこと(今は冬季の剱岳方面らしい)(うちの職場に来た南極観測隊員公募の申込書より)、タロ、ジロと南極で生き残った樺太犬がいずれも稚内で飼われていた犬であることからなのだろう。首都圏であれば、立川市にある「国立極地研究所博物館」は見応えがある。
展示としては住居、雪上車、そして樺太犬がほとんどであり、どんな観測が行われていたのか、実際の生活などについてはあまり詳しくはなかった。まあ、これはこれで良い、さまざまな博物館を訪れて見ることで総合的に理解していくことだと思うので。
タロ、ジロといえば映画「南極物語」を小学校5年生の時に見た、地元の公民館で子ども会の行事としてみたような気がする。真っ白い風景に感動した記憶が残っている。「北の国から92巣立ち」では、東京で生活する純が、タマコと出会いホテルで定期的に映画鑑賞会を開く中、「南極物語」の高倉健の前で・・・というエピソードがある。純な物語の中での不純な交際であった。北の国からの脚本集、実家に全部あったと思うのだけどなあ。今でもあるだろうか。
ここから、駅に向けて歩くことになる。約5kmである。北の海岸の雰囲気、穏やかな波と昆布の香り、空は晴れてきているがどうやら北海道の青空は薄いような気がする、というより関東地方よりも青みが薄いことは科学的に説明できる。17度の中、じんわりと汗をかきながらの歩行だ、地元の生活を感じながらの歩き、田舎から駅に近づくたびに活気が増えてくる、大型の店舗も増えてくる、なんだかんだ言っても「市」である。
そして、直接駅には向かわないで北海道遺産である「北防波堤ドーム」に向かった。今は改修工事が行われていたが、昔はよくここでお祭りが行われていたという印象がある。
その後駅に取り昼食、ソフトクリームを食べたところでGPSを切った。稚内公園まで行こうかと思ったのだが、結局行かないことにしたからだ。
その後、温泉に行く。黄色いお湯の温泉で、アルカリ性の肌がツルツルする温泉だった。そして露天風呂からは利尻富士の夕景とエゾシカの集団。これは撮影しないと、と思い。お風呂から上がったらいい風景を求めて車を走らせる。利尻富士の夕景、エゾシカがいる風景、無事に両方とも写真に写すことができた。
ああ、利尻島、行きたいなあ。と思いながら道の駅に戻り車中泊となった。
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千葉に帰ってきたら灼熱、涼しくなったら雨続きです。
お盆中、本州での登山は絶望的です
稚内にいるって事は、百名山…もう一座ですかね
思わず登山天気を調べてしまいました。
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いいなぁ
tanamari
今回は利尻岳、眺めるだけでした。詳しくは次の日のレコで書きます。
非常に人気がある山だということ、事前の予約などが重要だということですかね。
利尻に向かうモチベーションを高めてきました。
まあ、今回の遠征はトムラウシに登れただけで花丸ですから。
ちなみに、今の気温は８度です。
aideiei@北海道でした。
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