【谷川主脈縦走】平標山〜谷川岳



- GPS
- 13:38
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 2,250m
- 下り
- 1,911m
コースタイム
- 山行
- 1:59
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 2:02
- 山行
- 9:31
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 11:33
天候 | 雲一つない快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
〜越後湯沢駅 越後湯沢駅〜平標山登山口 バス 【帰り】 天神平ロープウェイ 土合駅〜越後湯沢駅 越後湯沢駅〜 |
コース状況/ 危険箇所等 |
途中藪漕ぎのような場所あるが問題なし。この週と次の週で平標山の家の方が刈ってくれたよう |
写真
感想
今回は谷川主脈縦走へ。
このエリアは山小屋が少ないのとテントを張る場所が少ないのとで、バランスが難しい。初日は平標山の家の避難小屋に泊まり、翌日谷川岳へ向けて20キロを縦走するプランに。結局疲れて谷川岳自体には行かず、小屋からそのままロープウェイへ向かいました。
ということで初日は短時間登山。新幹線とバスで昼くらいに平標山登山口に到着。体力を温存するために最短で山小屋に向かいます。川沿いを歩いたあとしばらくは砂利道の軽い登り。登山口からは階段が延々と山小屋まで続きます。これがつらかった。登り始めはあまりない昼頃だし、今年初めての日差しが強い晴天だったので、すっかりバテバテに。なんとか小屋に到着し、避難小屋の受付をしてひと休み。着替えてさっぱりしたら、平標から仙ノ倉山の稜線を眺めながら夕飯。ここはこじんまりとした小屋だけど、トイレとか建物とか綺麗で、良い雰囲気でした。夜はまさに満天の星空。また泊まりたい小屋でした。
翌日は4時出発。登り始めはまだ真っ暗だけど、登るにつれ徐々に朝焼けが。山頂に着くと北アルプスもばっちり見えるし360度の展望で最高でした。仙ノ倉山への稜線も歩きやすくて、朝日を浴びる山々を眺めながらのんびり気持ちよかったです。本当綺麗だった…
仙ノ倉山から先が、この縦走の核心部になります。まずはエビス大黒ノ頭へ、かなり急な下りで滑りやすい道を進みます。こんなに下るの⁈って道をこの先何度繰り返したか…やっとエビス大黒ノ頭へ登り返したら目の前に立派な万太郎山がそびえていて、目の前にはさっきよりもさらに下り。下りきったところで見る目の前の万太郎山はなかなかのボリューム感。ある程度登るとトラバースを経てお隣の稜線から山頂に至ります。この頃にコースの後半が見えてきて、遠く肩ノ小屋と谷川岳が見えてきます。万太郎山でようやく折り返し。ガスって一切稜線が見えなかったこの前の八ヶ岳と、容赦ない森林限界を越えた稜線歩きどちらがいいか、迷うところ。でも眺めはこれ以上ないくらい最高だった…
個人的には万太郎山からいくつかピークを越えた先のオジカ沢ノ頭の登り返しがものすごく辛かったです。完全に上級者向けコース。宇宙船のような避難小屋に辿り着くと眺めはさすがに素晴らしい。疲れも吹っ飛びます。同時に最後の登り返しの肩ノ小屋への道も見えてきます。
最後の下りに入ると、谷川岳の全貌が見えてきます。たくさんの谷と川と雪渓から吹き上げる涼風の中、最後の登り返しでようやく肩ノ小屋到着。冷たいジュースで生き返った後はロープウェイへ。ここから一気に一息が増えました。ロープウェイで途中まで登って来られるからか、それまでと雰囲気が全然違って、気のせいか高尾山のようにも感じてしまう。
ロープウェイで降りたらソフトクリームで休憩後、土合駅まで歩きました。土合駅は初めてだったけど、古い駅舎を活かしたおしゃれカフェがあったり、グランピンク施設があったり。
今回の2日目のルートは途中テント禁止で山小屋もなく水場1箇所で、どうしても1日の行程が長くなりがち。だからか1時に歩き始めた人とか、長距離トレランとか、星空を撮って下山する人に日の出前にすれ違うとか、ストイックな方々が多かったです。木陰がなくて日差しばっちりで、長距離の上に高低差もあってきつかったけど、歩き切った感がとてもありました。日の出からの景色は最高だったし、アルプス縦走に向けて良い訓練になってとても良い山行でした。
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