横浜・七富士参り 〜富士山開き縁起〜
神奈川県
fengsan
体力度について
- GPS
- 08:03
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 262m
- 下り
- 265m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:02
| 天候 | 曇りのち晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
横浜市内には40数か所の富士塚があるといわれるが、現地における富士塚の案内・説明板は期待できない。そのため、富士塚の位置をあらかじめ市内地図に落として対応した。 |
写真
望遠でとってみた。「浅間大菩薩 下菅田村」（享和2年（1802年））とある。更に古い宝暦8年（1758年）のものがあるらしい。
3
感想
江戸時代、富士山は 旧暦6月1日が山開きで7月20日まで登山が許されていた。
これに合わせて、6月1日（場所によっては5月31日）に各講中の人々が付近にある七つの富士塚を巡る行事が行われた。戦前まで、白の行衣に手甲脚半姿で、数珠を掛け、杖をついて、鈴を鳴らしながら富士塚に参詣したという。
七参りのルートは、横浜の神奈川区、港北区、緑区辺りの富士塚をネットで調べてみたが、富士講によって色々違いがあるようである。。
丸金講として、下菅田（菅田中村）の富士塚→小机城址の富士塚→東本郷の富士塚→羽沢の富士塚→上菅田の富士塚→上星川の富士塚→芝生の浅間神社と回ったとする記録もあれば、羽沢→菅田中村→熊の堂→小机→東本郷→鴨居→芝生の浅間神社とめぐったという記載もあった。
元々、富士塚の造営の仕方には、�”抻了海陵牢笋鮴僂濔紊欧燭發里鉢�丘や古墳を利用したものがあるが、横浜のものは、自然地形を利用して若干頂上部を土盛りしているのが大部分のようだ。また、多くのものは、富士山を遠望できたに違いない。
今回の巡拝ルートを決めるにあたって、現時点において鴨居の富士塚の所在地はわからないし、以前行ったことがある熊の堂の富士塚は欠かせないと思われたので、結局八富士巡りになってしまった。
印象に残ったのは、以下の通りである。
東本郷や上菅田のものは、宅地開発が進み痕跡が感じられる程度であったが、それでも祀られているようだ。文化的な遺産として一番保護が進んでいるのは、菅田中村のものだった。また、熊の堂の富士塚は最勝寺の寺域に築かれており、頂上部に大日如来の坐像がある古風な感じがするものであった。また、一般の人にとって、一番活用されやすい気がした。
富士講と熊野神社との関係や富士信仰と熊野信仰のつながりについては、私は不案内であるが、東神奈川の熊野神社の玉垣に富士講の先達の寄進になる石柱があったのには、興味がそそられた。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
富士山神社の最新記録
袖摺山の最新記録
富士仙元の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する