爆風の甲斐駒ヶ岳 GW黒戸尾根テン泊

2021年05月03日(月) ～ 2021年05月04日(火)

• GPS: 19:32
• 距離: 19.6km
• 登り: 2,505m
• 下り: 2,510m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:08
• 休憩: 0:31
• 合計: 7:39

距離 8.4km 登り 1,792m 下り 156m

4:19 尾白川渓谷駐車場
4:25 竹宇駒ヶ岳神社
6:35 6:45 笹の平分岐
8:22 8:23 刃渡り
8:53 刀利天狗
10:05 10:18 五合目小屋跡
10:20 10:27 屏風小屋跡
11:50 七丈小屋
11:58 宿泊地

2日目

• 山行: 10:31
• 休憩: 1:23
• 合計: 11:54

距離 11.2km 登り 721m 下り 2,354m

5:04 宿泊地
5:57 5:58 八合目御来迎場
7:06 駒ヶ岳神社本宮
7:16 7:25 甲斐駒ヶ岳
7:29 駒ヶ岳神社本宮
8:18 八合目御来迎場
9:50 10:24 七丈小屋
11:25 11:26 屏風小屋跡
11:40 11:45 五合目小屋跡
12:49 13:01 刀利天狗
13:15 刃渡り
14:30 14:47 笹の平分岐
16:47 16:51 竹宇駒ヶ岳神社
16:58 ゴール地点

天候

晴れ　小屋から上は爆風（風速15～20m）　気温：テン場-5℃～山頂-2℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

七丈小屋までは良く整備されているので鎖場・梯子も注意すれば問題ありません。小屋から上は雪山初心者には厳しいと思われます。特にこの2箇所は滑落したらアウトです。装備・体力共に万全の準備をして臨みましょう。
・ルンゼの急登
・山頂直下の斜面

（七丈小屋のHPに詳細が載っています↓）
https://www.kaikoma.info/post/2017/04/23/【拡散希望】重大事故が発生しました

◆消費した水
登り↑2人で800mLのサーモスで足りた
下り↓2人で3L弱

写真

5/2 14:36

5/2（日）馬場島まで移動。2年越しの早月尾根を狙ってきたけど朝からずーっと大雨で止む気配がない。どうすっかな～

5/2 14:39

馬場島荘の隣の建物に山岳警備隊が常駐しているとの事。とりあえず相談してみる。前日に新雪が50cm積もりラッセル必須で厳しい・3日は擬似好天・コロナ渦…これだけ悪条件が揃えば中止だ。無理はしない絶対に。この後直ぐにまだ天気の良さそうな南アルプスに移動

5/3 4:19

という訳で今回は重い荷物を背負って甲斐駒ヶ岳に挑戦だ。3時起床の4時出発。しもさん25kg、私20kgくらい

5/3 4:27

竹宇駒ヶ岳神社で登山の安全を祈願して

5/3 4:28

尾白川に架かる吊り橋を渡る

5/3 4:33

直ぐに急登が始まる

5/3 4:46

日の出

5/3 4:56

日帰りの男女が抜いていった。早い

5/3 6:16

白須

5/3 6:27

お！甲斐駒と鋸かな？

5/3 6:41

笹の平分岐

5/3 6:48

笹の平というだけあって笹が群生している

5/3 6:51

気温は5度、快適だ。霜柱が出てきた

5/3 8:16

前日に降った雪。気温1℃

5/3 8:38

富士山と鳳凰三山が見事。オベリスクもはっきり見える

5/3 8:40

刃渡り。雪全くなしで問題なし。テン泊ソロの男性2人に抜かれた。早い

5/3 8:59

木製の梯子が出てきた。荷物が重いので振られないように注意する

5/3 9:08

刀利天狗に到着

5/3 9:15

雪が出てきた。しばらくこのまま進む

5/3 9:34

滑ると危ないのでアイゼンを装着

5/3 9:40

刀利天狗から五合目小屋跡までは黒戸山を巻いていく。ここだけは急登から開放され歩きやすい。気温-2℃

5/3 9:58

最後は標高100～200mほど下る

5/3 10:02

カッチカチに凍ってる。危険

5/3 10:08

正面にこの景色が見えたら

5/3 10:08

五合目小屋跡に到着

5/3 10:20

さぁここから梯子と鎖の連続。気合い入れて行こう

5/3 10:22

荷物が重い、それが今回の核心

5/3 10:58

今日最初の下山者とスライド。0時スタート日帰りソロの男性だった。早い

5/3 11:05

木製の橋を慎重に渡る

5/3 11:14

最後は垂直の梯子。下山してくる人が結構いるので時々待ちがあった

5/3 11:37

最後の鎖場を終えると

5/3 11:49

ほどなくして七丈小屋に到着

5/3 11:51

前回来た時はこの赤い小屋泊で超快適だった

5/3 11:57

今回はテント。厳冬期じゃないだけマシ

5/3 11:58

テン場からは鳳凰三山が望める

5/3 13:27

小屋に掲示されていた周辺地図。日向山からの縦走路が気になる

5/3 13:37

テントを設営して小屋でペヤングを注文！激ウマだった♡寒いから直ぐに食べないと秒で冷める笑

5/3 13:47

小屋で水2リットル（1人）をもらいテン場に戻る

5/3 13:48

テン場は第1、第2がありどちらも10張ほどのスペース。トイレは小屋まで戻らないといけないのがちょっと辛い

5/3 17:39

夕方の気温-5℃

5/3 17:39

山頂方面は強風

5/4 3:10

夜通しずーっと強い風が吹いており何度も目が覚めた。3時に起きるもこの風は萎えるので出発は明るくなるまで待つことにした。テント内の気温0℃。厳冬期に比べたら随分と暖かい

5/4 5:07

風はまだ強いが日が昇りようやくテントを出る気になった。結局悪天だった北アのお客さんがこっちに流れてきたおかげで小屋もテン場も満員だった。第1テン場のテントは12張りにもなっていた。気温-5℃

5/4 5:11

朝一の急登はしんどい

5/4 5:31

天気は良いが風ビュービュー

5/4 5:56

時々耐風姿勢を取りながらやっとの思いで八合目御来迎場に到着。しもさん待たせてごめんよ

5/4 6:00

2本の剣が見えた。下山してくる人もいる。早い

5/4 5:58

鎖場もある

5/4 6:10

山頂遠いな～

5/4 6:14

核心のルンゼ

5/4 6:22

慎重に登る

5/4 6:28

北岳かな？

5/4 6:30

シンボリックな構図

5/4 6:31

いつも要所で待ってくれてる

5/4 6:31

もふもふ

5/4 6:34

でも爆風だから

5/4 6:34

心が折れそうになる…耐風姿勢で耐えていたら下山してきた人がスライドする時に「ガンバ！」って言ってくれた。ううっ

5/4 6:56

遠いよ～

5/4 7:13

振り返る

5/4 7:13

手前のピークが摩利支天

5/4 7:13

山頂は貸切

5/4 7:14

風強いけど寒くないだけ良いか。気温-2℃

5/4 7:18

遠くに八ヶ岳

5/4 7:18

鋸への縦走路

5/4 7:19

北岳方面。そう言えばアサヨ峰と早川尾根ってどこだろ。小屋の人がテン泊ソロの女性がそっちに縦走して行ったって言ってた。すごい

5/4 7:19

仙丈ヶ岳

5/4 7:43

下りは気持ちに余裕が出るけど慎重に

5/4 8:18

風も大分おさまってきた

5/4 8:38

無事テン場まで戻ってきた。最後は暑いくらいだった。気温7℃

5/4 9:44

テント撤収は目標30分を大幅に超えて1時間もかかってしまった

5/4 9:54

小屋でご褒美コーラと

5/4 10:06

ペヤング！何度も注文するから小屋の人に「ペヤングの人」って言われた笑

5/4 10:11

小屋番のしのぶさんとお兄さん、宿泊の女性と暫し談笑。楽しかったです有難うございました！

5/4 10:35

さぁ下りも気合い入れて行こう

5/4 10:36

荷物が重いから超慎重に

5/4 11:24

テン泊ソロの女性に抜かれる。早い

5/4 11:38

五合目小屋跡。この後刀利天狗を過ぎた所でアイゼンを脱いだ。男女に抜かれる。早い

5/4 12:59

刃渡りも慎重に。自分達よりも後にテン場に出たはずの男女にもサクッと抜かれた。今回は皆にごぼう抜きされまくったおかげで「まだまだ自分は弱いんだな」と気付けて良かった

5/4 14:30

やっと笹の平分岐。両足の指が痛い。皮がめくれているようだ。とにかく歩くペースが遅くて待たせてごめん

5/4 14:45

気温はぐんぐん上がり20℃。暑い

5/4 14:56

あの吊り尾根みたいな山。気になる

5/4 16:43

ようやく吊り橋

5/4 16:44

汗だくなので飛び込みたい

5/4 16:46

竹宇駒ヶ岳神社でお礼を言い

5/4 16:58

無事下山。長かった～

5/4 17:04

駐車場の売店にこれがあった。うまそーー！

5/4 17:05

そりゃ飲むでしょ笑。乾杯

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

iPhone SE (2nd generation) Apple

装備

個人装備

ピッケル アックス×1本 アイゼン ヘルメット

共同装備

テント スリング×4本

感想

climb4478

GW早月尾根の予定が2年連続でダメになった。去年はコロナで今年は悪天、仕方ない。急きょ予定を変更しやってきた甲斐駒は爆風だった。4年前の正月に登った時も爆風だったけど今回は寒くないだけマシか。小屋泊からテン泊へと少しレベルアップしたつもりが下山時に足を痛めてしまいゆっくりしか歩けず迷惑をかけてしまった。甲斐駒に来ていた人達は皆強かった。精進あるのみだ。