渋沢平九郎自決の地を訪ねる山旅とジビエ料理


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 454m
- 下り
- 455m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(復)黒山ー(川越観光自動車)ー越生駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
*通行止め、危険な箇所はありませんでした。 *車道を歩く部分が多いため、自動車に注意。(そこそこ自動車は来ます) *顔振峠分岐〜顔振峠、顔振峠〜黒山が所謂登山道になります。他の箇所は舗装路。 顔振峠分岐〜顔振峠 登り始めは、少し水が流れる沢のような所を登ります。そこそこ急です。あとは、それほど急な箇所などはありません。 顔振峠〜黒山 黒山へは傘杉峠から下る道もありますが、今回は黒山へと直接下るルート。ザレている箇所もあり、急な箇所もあります。 |
その他周辺情報 | *飛騨観光 陽山亭 http://youzantei.la.coocan.jp/ *ニューサンピア埼玉おごせ https://www.sunpiasaitama.com/ |
写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:-kg
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
---|---|
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
感想
久々の奥武蔵。一番近い山域なんですが。
天気も良かったので、以前から一度行きたいと思っていた黒山のジビエ料理のお店「飛騨観光 陽山亭」へ行くことを目的に、お手軽ハイキングのコースで行ってみました。また、現在放送中のNHKの大河ドラマは「青天を衝け」。渋沢栄一が主人公ですが、渋沢栄一の養子にあたる渋沢平九郎の故跡が、このルートにはあり、それも楽しみの一つ。残念ながら、私は大河ドラマを見てないのですが・・・。
吾野駅から吾野宿を通り顔振峠へ。顔振峠から山道を下り黒山へと向かうルートです。全行程でも3〜4時間程度のハイキングです。
吾野宿は秩父街道の宿場町。宿場町だった面影が残ります。江戸と秩父を結び、「西川材」の集積地としても栄えたということです。
吾野宿からしばらく車道を歩き、途中から山道へ。山道をしばらく登ると風影地区が見えてきます。
風影地区は、顔振峠の下に広がる山村集落。桃源郷のように花々が咲き誇り楽しませてくれました。ここは、四季を通じて風情ある景色を楽しませてくれるところです。
風影は「ふかげ」と読みます。云われは分かりませんが、趣のある地名です。
風影地区を見ながら、山道を登り切ると顔振峠に到着。顔振と書いて「かあふり」。知らない読めない難読です。ここには数件の茶屋があり、この日もハイカーやトレラン、自転車やバイクのツーリング、観光客などで賑わっていました。ここは、車でも来ることが出来ます。
そんな茶屋の一つが「平九郎茶屋」。渋沢平九郎は飯能戦争に敗れて、ここ顔振峠まで逃げてきたのですが、その時一息ついた茶屋が平九郎茶屋と言われています。
この時、政府軍に追われていた平九郎に茶屋の女将が「新政府軍の残党狩りがいるから、刀を持っていては素性が分かり危険だ」と忠告をし、刀を茶屋に預けて黒山へと下ることになります。慶応4年(1868)のことですから茶屋は150年以上も、この地で営業をしていることになります。顔振峠からは眺めも良く、平九郎も同じ風景をを見たのでしょうか。現在、茶屋は元気なおばあちゃんが切り盛りしていて、平九郎に関する話を聞かせてくれることもあるそうです。
顔振峠で一息ついたら、黒山へと下ります。関東ふれあいの道では、杉傘峠を通過するルートを勧めていますが、今回は黒山へ直接下るルートです。平九郎は、どのルートで黒山へと下ったのでしょか。
杉林の間の少しザレた急坂をひたすら下ると黒山地区です。
黒山は黒山三滝が有名な観光地でもあります。まずは、本日の目的の一つのジビエ料理の「飛騨観光 陽山亭」へ。陽山亭は、飛騨白川郷から移築した合唱造のジビエ料理のお店です。営業は土日・祝日だけです。店内は、囲炉裏が数個置かれ、囲炉裏で食事をします。
このお店。ジビエ料理が売りですが、一番の売りは店のオヤジさん。オーナーですかな。なかなかのキャラ(笑)。ずっと話をしてくれて、面白い。是非、会いに行ってください。
料理は鍋や定食、マスやヤマメなどの焼き魚など色々ありますが、まずは猪(ボタン)鍋。はじめて来ました・・・というと、オヤジさんに、じゃ「猪鍋にしろ」と言われますので、素直に従いましょう。漬物や焼きおにぎりがついて2000円(税込)です。量は、ともて多いです。少食の人は食べ切れないと思います。一人でも、ちゃんと一人分の鍋にしてくれますので、一人でも安心。鍋は、野菜がたっぷりで、ともて美味しいです。
陽山亭で楽しいひと時を過ごしたら、黒山三滝へと向かいます。途中に、もう一つのテーマである、渋沢平九郎の自決の地があります。車道の脇に、碑があります。政府軍に追われ黒山に来た平九郎ですが、結局、政府軍に捕まり、ここで自決することになります。詳しくは、大河ドラマでも描かれると思いますので・・楽しみに見てください。
自決の地を見たら、黒山三滝へ。ここは、THIS IS 観光地。この日も、結構賑わっていました。
黒山三滝を見学したら、バスまで時間がありましたので、平九郎の墓がある全洞院へ。バス停の近くです。渋沢栄一は、自決の地や、ここの墓を後年に訪れています。その際の写真を見ることが出来ます。
バスは、非常に本数が少ないので、確認してください。帰りは、バスで越生駅まで行きました。黒山から駅までハイキングコースもあるので、時間があれば、そちらを歩いても良いかも。
今回は行きませんでしたが、越生駅の周辺にも、斬首された平九郎の首が埋葬されている「法恩寺」などの故跡が残っています。
まだ大河ドラマは始まったばかりですが、平九郎の話の回が終わると、訪れる人が増えるのですかね。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する