朝里岳→1290峰→白井岳→長白稜上白壁(ビビり)周回


- GPS
- 05:33
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 437m
- 下り
- 916m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:33
天候 | 曇り→晴れ(微風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
朝里岳から白井岳の間は問題なしです。白井岳から先の上白壁までは超がつくほど細尾根(岩稜)です。雪の下に岩や空隙があったり、雪の状態が不安定だったりとなかなか厳しく、バリエーションルートと思います。気軽に行けるルートではないので、行く場合は十分な装備と的確な自己判断(熟慮)が必要と思います。 |
その他周辺情報 | 朝里にセコマあります。もちろんホットシェフ付き。今回も入っていませんが、帰りがけには朝里温泉郷、また湯の花があります。 |
写真
装備
個人装備 |
アウター(厚)
フリース
長袖インナー
ドライナミックメッシュ
ズボン
タイツ
厚手靴下
グローブ(冬)
アウター手袋
予備手袋
雨具(下のみ)
毛帽子
薄手ダウンジャケット
登山靴(冬)
ゲイター(厚)
サングラスorゴーグル
タオル
高度計付き腕時計
ザック
アイゼン
スノシュー
ストック
スコップ
お守り
サーモス(0.9リットル)
昼ご飯(パン・バウムクーヘン)
行動食(チョコ・塩キャラメル・エネチャージ系等)
飲料(1.1リットル)
カメラ(SDカード)
地形図
筆記用具
コンパス
温度計
笛
スマホ(GPS)
ヘッドランプ
予備電池
ホッカイロ
ビニール袋数枚
ココヘリ
携帯トイレ
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
ツェルト
エマージェンシーシート
キネシオロジーテープ
痛み止め
コムレケア
日焼け止め
保険証
JRO登録証
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感想
【お山紹介】
今回は朝里岳(標高1280.6m)→1290m峰→白井岳(標高1301.3m)→長白稜上白壁(標高1160m)の周回です。札幌西方のお山で、朝里岳と白井岳は札幌50峰ですね。
朝里岳へはキロロスキー場や、朝里峠からも来ることができます。山頂一帯は飛行場と呼ばれ、広くまっ平。本当に空港が作れそうです(笑)。
白井岳へは朝里岳から行きましたが、スキー場駐車場から朝里岳沢川沿いにも来られます。スキーの人はそちらがメインルートですかね。
長白稜は岩稜です。雪が被ると岩の状態が分からないため、非常に歩きにくいです。バリエーションルートですね。自己判断は慎重に。
全山夏道がなく冬限定です。吹雪やガスになると周りが全く見えなくなりますので、お気を付けください。
【地質】
地質図Naviでは、全山ともに新第三紀中新世〜鮮新世の安山岩・玄武岩質安山 岩溶岩・火砕岩とあります。古い火山ですね。それにしても飛行場はなぜあんなに平らなのでしょうか。不思議です。誰か教えてください!
↓地質図Navi
https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php#14,43.05721,141.06127
【山行】
前日予報はずまず。近場で行ってない山ないかな〜、って探したら、朝里岳を発見。なぜ行ってなかった?(笑)。地形図を見ると、近くに白井岳、長白稜が。細尾根だけど周回トライ!ということで行ってきました。
準備を整え、オープン前に国際スキー場のゲレンデを登っていると、スノーモービルがかっとんでくる。「ゲレンデは歩けないんですよ〜」。とってもごめんなさいでした...
んで、8:30からのゴンドラ(一応往復購入)移動に変更。チケット売り場、乗り場の混雑で、結局山行開始は9:00近くに。
大人数に先を越され、少しがっかりしながらも順調に進み、あっという間(本当に)に祝、朝里岳登頂〜!。ここでは景色はイマイチ。先を進む。
飛行場はいつ見てもまっ平。徐々に天候が回復する中、大雪原に残る自分のトレースに見とれながら順調に進む。こんな風景は日本全国、ほとんどないでしょうね。そんなこんなでしばし進んで、祝、1290m峰、登頂〜!遅れていることもあり、パシャパシャ撮って、次へ進む。
一気に100mほど標高を落とすも、ここは雪が締まってて尻ボー天国。短い距離でしたが、そこそこスピードが出て楽しめました。
偽ピークに登り返して、その先からはスキーのトレースを追う。残りの距離はそんなになく、丸い山頂が見えるとすぐに、祝、白井岳登頂〜!。先行のBCスキーの方々としばし談笑。「毎日が日曜日!」とのこと。羨まし〜。まだまだ頑張ってください!
少しの休憩後、本日のメインイベント、長白稜を目指す。遠巻きに見て、「細い尾根だなぁ〜」。行けるとこまで、ということでアタック開始。
いやぁ、細い!雪庇(凹凸でかい)はあるし、しかも雪が不安定。ハイマツや岩場では股下まで踏み抜きが多発し、流石に途中からアイゼン、ピッケルに変更。マジ、ビビりひ〜こらでした。
悪戦苦闘しながら進むとやっと遠くにピンテがちらり。「お〜、見えた〜」。ずぼずぼ埋まりながら最後の頑張りで、祝、上白壁登頂〜!いやぁ、石狩湾がキレイだ。ちょっとしたご褒美でした。
その先が雪庇で見えず、少し戻って深雪を下る。途中シューに切り替え時計を見ると、無念のタイムアウト...冬は15:00には車へ戻るようにしているので、下山に切り替えます。「苦戦したし仕方ないね」。
途中、右手に下白壁がキレイに見えました。行きたかったけど仕方ない。「今度挑戦します!」。
あとは深雪を跳ねるように下りていき、スキーのトレースに合流。淡々とトレースを追って、無事の下山となりました。お疲れさまでした〜。
久しぶりに細尾根、雪庇にビビりましたね〜。しかも踏み抜きや急斜面の緩い雪に苦戦。今はちょっと腰が張ってます(初老だから仕方ない)。さてと、次はどこへ行こうかな〜。
コメント
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yo-shaさん、こんばんは!
なかなかすごいとこ歩きましたね。
股下山から見て、歩けるのか?と思っていた長白稜。白井岳から行けるんですね!
ちょっと私達には難しそうですが、興味深い山行でした。いやぁ、いろんなところ行きますね〜感服😄
jei-boyさん、こんばんは〜。コメントありがとうございます!
なかなかすごかったとこ歩きました
長白稜は以前から気になってて、”いつか行こう”とは思っていました。
朝遅くなったのが敗因ですが、あの界隈のゲート、もう1時間はやく開けてほしいですね。もっと広く歩きたいと思っています。
地理院地図を見るのが好きで、あちこち地形を見ては「行けるのか?」「落ちるのか?」(→それはまずい)などイメージしています
タケノコ山と下白壁が宿題に残ってしまいました。今回かなりビビったので、しばらくは安全な領域に戻りたいと思います
すれ違いでしたね🎵
ゴンドラに乗ってからスマホが無いことに気付き、山頂駅に着いてからまた車に戻りました〜🤣なので朝里岳到着は10時半でした。そのまま朝里岳へ向かいましたが、白井岳へ向かう足跡を見ながら飛行場を歩きましたがyo-shaさんのトレースだったんですね🎵
余市岳登頂後、一回滑って、下山しましたが下山はスキーなので早くて、駐車場到着は14時14分でした。沢山の人が朝里岳、余市岳、白井岳へ向かっていましたが滅多に無い絶好の天気でした🎵私も白井岳からタケノコ山目指して見たいです。
MAKOTO123さん、こんにちは~。
ニアミスでしたね。お会い出来ず残念!それにしても同じ山域で登ってること多いですね💦。
いい天気でしたね☀。あの界隈は風が強いですから、微風は珍しいかもしれませんね。スキーは最高でしたでしょう。
タケノコ山へは、あの時間からあの雪の状態ですとちょっと厳しいです。17:00下山なら行けるとは思いますが、自分は15:00ルールを決めてるので、ムリでした。
反対から登って白井岳から降りるのがいいかもしれません。スキーでの山行はほぼムリと思ってください。
白井岳は去年の吹雪の日に登っていて長泊稜は見ています。今年は雪が多いのかな?タケノコ山は山スキーで有名ですが、そこまでの稜線はスキーでは無理ですね。ちょうど私も9時頃最初のゴンドラに乗ったので、ホントにすれ違いでしたね〜。
今年は雪が少ないと感じましたがどうですかね。国際スキー場でも1.5mしかないですし、この時期にしては踏み抜きが多かったことからも、少ないと思いました。
私は8:45くらいにゴンドラ乗りました。ホントに惜しいっ!またどこかでお会いしましょう!もちろんご一緒も!
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