厳冬期トムラウシ山


- GPS
- 09:00
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,637m
- 下り
- 1,629m
コースタイム
天候 | ホワイト ・トムラウシ公園付近から風強くなる ・−10℃程度で激サムではなかった ・晴れ予報だったのに残念、さすがは厳冬期 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆東大雪荘〜カムイサンケナイ川源頭部手前 ・ユウトムラウジニノ沢のスノーブリッジあり ・尾根とりつきは急斜面 ・その後は平坦 ・1272m後は急斜面 ◆カムイサンケナイ川源頭部〜トムラウシ公園 ・1504m過ぎたらカムイサンケナイの大トラバース、視界不良時に注意、雪少なく一部クラスト&ハイマツで悶絶、帰りのトラバースは太もも崩壊 ◆トムラウシ公園〜南沼キャンプ場 ・向かい風になるため装備注意 ・視界不良時に注意 ◆南沼キャンプ〜トムラウシ山山頂 ・最後の急斜面、頑張って!! |
写真
感想
僕よりもかなりレベルが高いおふたりアオフクロウさんとトトさんで厳冬期のトムラウシ山へ。見事にコテンパンにやられましたわ。
−−−
東大雪荘を四時前にスタート。バナナが凍って釘が打てるほど冷え込んでいなかったので、ガチブルじゃなかった。良かった。スタート直後、やっぱりアオフクロウさんはえーッス。ヘッデンが遠くにある星のような輝きになった。追従するのに必死。二年前に積丹岳に行った時も早かった。すごい。トトさんのテムレスはビチャビチャになってお亡くなりになったとのこと。
冬尾根のとりつきは急斜面で、ズリズリ登りそれを越えたら平坦歩き。1502m手前の斜面は急だったけどなんとかクリア。そして今回の核心部であるカムイサンケナイ源頭部の大トラバースへ。
それにしても真っ白。快晴予報だったけどどうしたんだー。オーマイサン。嘆いても晴れは来ないのでせめても心だけは晴れにしよう。カムイサンケナイのトラバース手前はカリカリ斜面で真っ白。スキーのエッジが外れたらコマドリ沢に落ちてしまう。こわっ!心が曇ってきた。横にトラバースするのが、カリカリとハイマツのせいで上へ行くしかなかった。尾根の近くの歩くためシートラ&アイゼンに換装。よく爪が効いた。しかし、スキーが重い。途中でスキーデポ案も出たが、アオフクロウさんから山スキーヤーの矜恃を教えてもらい山頂まで担ぐ!気合入りました!!
休みながらガシガシ登りトムラウシ公園手前へ。真っ白で風が強くなった。かなり余裕がなくなったけどアオフクロウさんやトトさんがいるので心強かった。本当に感謝。黙々と歩き南沼キャンプ場へ。そこからは強風に煽られながら山頂を目指す。そこが一番ヘロヘロになった。斜度がキツく、肩にスキーの重みがずっしり。登ってる途中、上を見あげると山頂標高がゆらゆら動いてる。錯覚か!と思ったらアオフクロウさんの太板だった、笑。トトさんも同じことを思ったらしい、笑。
アオフクロウさんが途中で止まり、山頂一番乗りを譲ってくれた。北海道一の紳士ですな。約6時間で厳冬期のトムラウシ山に到着。感無量!辛かった局面もあるけどベテランのお二人に助けられました。ありがとうございます。
山頂は穏やかだったので休憩してから下山へ。トムラウシ公園までスキーを担いで、カムイサンケナイの大トラバースへ。初めはカリカリとハイマツで恐怖以外の何者でない!滑落したらコマドリ沢行きだ。しかしスキーはエッジが効いてよい。中間は雪が少ないけどカリカリ斜面にはなってなかったのでなんなくクリア。その後は太ももをパンパンにしかながらの滑走をこなして無事に下山。お疲れ様でした。ヘロヘロになりました。
今回はベテランのお二人が居たから良かったものの、まだまだ自分の知識・技術・装備・体力・時の運が足りないとことを痛感した。おそらく何年も山スキーをやってると思うので鍛え直しが必要だな。次の目標まで頑張りまする。アオフクロウさん、トトさんありがとうございました!
りょうさん、トトさんとトムラウシ山を登ってみた。僕は前回夏道側から登ったので冬尾根から登るのは初めて。トトさんは冬尾根からは何度か登ったことがあるとのこと。りょうさんは初の冬トムラウシとのことだった。
天気が良さそうとのことだったけど登ってみると予報に反してガスで強風。気温が高めで寒くなかったのが幸いだった。大トラバース地点は少し硬かったので尾根に登ってアイゼンで歩いたがこれは失敗だった。そのままスキーで進んだ方が早くて楽だったと思う。それでもバリズボが少なくてアイゼン歩行もまあ楽しい気分だった。真っ白で視界がないのも集中力が増して良いのかもしれない。トムラウシ山の山頂もガスで真っ白だけど風が弱かったので案外快適な山頂だった。
帰りは山頂直下の岩地帯を下りたところでスキーを履く。視界が悪いので方向を確かめながら慎重に滑る。硬めのデコボコ斜面で太ももが破裂しそうだった。大トラバース地点辺りまで下りると薄っすらだけど視界が出てくる。ようやく見えた景色に心が癒された。
トラバース地点ではトトさんの完璧なルート取りでほぼ標高を落とさないで尾根まで戻ることができた。その後の尾根滑りは上の方はそこそこ楽しい滑り。途中でまったりとランチ?タイムとした。下の方は腐れ雪で難しい滑り。麓は穏やかな雰囲気で春のような陽気だった。りょうさん、トトさんありがとうございました!
全道的にザ・デーになるとの事で、りょうさんからのお誘いでトムラウシ山にアオさん、りょうさん私の3人で行って来ました
しかしザ・デーどころか太陽はおやすみ、代わりに強風ガスガス眺望無しのお天気(>_<) でも負けずに新月の暗闇を引き裂いて出発
今日は、アオさん機関車、、いや新幹線、、いやスペースシャトルが鬼引き
口から心臓が飛び出しそうになるのを押さえつつ必死のパッチで着いて行く
あっという間に高度を上げて行くが、雪が少な過ぎ!たまらずCトラにして爪を履きましたが、強風に煽られ、よたよた歩き、教官から板をデポする事も許されず頂上まで我慢の登り、帰りは逃げる様に退散しました
アオさん、りょうさんありがとうございました
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