笹谷峠 ハマグリ山

2021年02月06日(土) [日帰り]

• GPS: 04:59
• 距離: 9.4km
• 登り: 638m
• 下り: 631m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:07
• 休憩: 1:52
• 合計: 4:59

距離 9.4km 登り 639m 下り 639m

10:55 国道286号線冬季閉鎖ゲート
11:44 11:47 笹谷峠駐車場
12:35 12:44 ハマグリ山
13:17 笹谷峠
13:22 14:36 山工高避難小屋
14:43 14:51 有耶無耶関跡
15:07 15:25 山工高避難小屋
15:27 笹谷峠駐車場
15:54 国道286号線冬季閉鎖ゲート

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道286号、関沢の冬季閉鎖ゲート前に駐車。

コース状況／危険箇所等

ゲート前から笹谷峠、ハマグリ山までトレース有り。
この日は気温が高く、まるで春山のような雪質。
H1000mから上は快適に滑走出来たが、そこから下は全域ストップスノーとなり、
スキーの滑りが悪かった。

写真

2/6 10:59

国道286号冬季閉鎖ゲート。
いつもと同じく、ここから出発。

2/6 11:01

遅い時間の入山だったので、もうすでにトレースは出来ていた。

2/6 11:19

いつもの倒木。
雪が積もった事で容易に跨げる。

2/6 11:50

笹谷峠に到着。

2/6 11:50

大関山、ハマグリ山方面。
毎回ガスって見えなかったが、今日は珍しく視界が良く、稜線が見えている。

2/6 11:52

視界が良いので、今日はこちらへ行ってみよう。

2/6 12:11

斜面の木々は埋まり、広い斜面が広がっている。
傾斜は急だが、斜面が広いのでスキーでも登りやすい。

2/6 12:25

振り返り、八丁平を眺める。
天気は悪くないが、奥の雁戸山は雲の中。

2/6 12:29

斜面を登り詰め、稜線上に到達。

2/6 12:32

稜線上は傾斜が緩く、歩きやすい。

2/6 12:34

ハマグリ山の手前で稜線は狭まる。
東側には雪庇が出来ているので、距離を取って進む。

2/6 12:36

雪庇帯を越えると、ハマグリ山が見えてくる。

2/6 12:39

ハマグリ山、山頂。

2/6 12:39

ハマグリ山から眺める3巨頭。
左から、
トンガリ山、山形神室岳、仙台神室岳

2/6 12:39

トンガリ山

2/6 12:40

山形神室岳

2/6 12:40

仙台神室岳

2/6 12:40

ハマグリ山でトレースは途絶えていた。
この日は山形神室岳まで行った人は居ないようだ。

2/6 12:41

トンガリ山の西尾根。
冬季ルートとして利用できるが、スキーで登るにはきついかな。

2/6 12:41

トンガリ山西尾根の南面。
スキーで滑れそうにも見えるが、エクストリームの領域になりそうだ。

2/6 12:42

ハマグリ山、南方の景色。

2/6 12:42

雲が晴れて雁戸山が見えた。

2/6 12:49

ハマグリ山の東に広がる雪原。
北西風を凌げる良い休憩地になる。

2/6 12:53

ハマグリ雪原の更に東には樹林帯。
この樹林帯は、幕営地に最適だ。

2/6 12:53

ハマグリ山手前の雪庇帯。
今年の出来栄えは中々見事。

2/6 12:55

谷部を蛇行する山形自動車道。

2/6 13:05

来た道を少し戻り、大関山から滑走開始。

2/6 13:07

大関山の南斜面を滑る。

2/6 13:07

上部は雪質が良く、気持ちよくシュプールが描けた。

2/6 13:10

だが、下側は・・・
まるで春山のようなストップ雪。
スキーが全然滑らない。

2/6 13:11

ストップ雪でヨレヨレのシュプール。
だらしねぇな。

2/6 13:21

笹谷峠、宮城側ゲートまで滑って、滑走終了。

2/6 13:21

今回滑走した大関山南斜面。
下の雪質は悪かったけど、上は良好。
次回は上から下まで良好な状態で滑りたいものだ。

2/6 13:26

笹谷峠を後にし、山工高小屋へ向かう。

2/6 13:27

山工高小屋

2/6 13:28

小屋の入口は綺麗に除雪されており、階段が出来ていた。

2/6 13:29

小屋の薪は前回訪れた時よりも大分減ったようだ。
次回こそは、荷上げしたいものだ。

2/6 13:41

小屋で休憩していたら、天気が良くなってきた。

2/6 14:45

天気が良いので、小屋でじっとしてるのは勿体ない。
八丁平の散策へ出かける。

2/6 14:48

宮城県、セントメリースキー場方面へ続く送電線。

2/6 14:52

有耶無耶ノ関跡

2/6 14:52

…だそうです。
鳥海山方面の三崎峠にも同様の史跡・逸話があり、どちらに関があったのかは未だに判っていないらしい。
関の場所も、ウヤムヤ、という事か。

2/6 15:06

有耶無耶ノ関跡についた途端、天気が崩れて真っ白に。
つぶて混じりの強風が吹き、一気に荒れ模様となった。
今日の天気もウヤムヤだなぁ…

2/6 15:29

天候悪化したので散策を切り上げ小屋に戻る。

2/6 15:37

山工高小屋を後にし、下山。
笹谷峠から下もストップ雪が続きスキーの滑りは悪い。
滑走感は微妙。

2/6 15:53

踏み固められたトレース上なら滑るので、最後はトレース拝借。
トレース上なら立ってるだけで進むので楽ちん。

2/6 15:54

ゲートに帰って来た。

2/6 16:02

あれ、さっきまで荒れてたのに…
下山すると、笹谷峠方面には青空が広がっていた。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

Luske

天気があまり良くなさそうなので、とりあえず近場の笹谷峠へ向かった。
特に目的地も決めずに笹谷峠に到着すると、意外なことに天気は良く、
峠からは北の大関山が良く見えた。
今季に入って何度か笹谷峠には訪れているが、毎回悪天である為、斜面が見えず、
お預けをくらっていた大関山の南斜面であるが、今回ようやく滑走の機会を得たようである。
滑走への期待を弾ませながら稜線上まで登り詰め、とりあえずハマグリ山まで登った後に、
滑走開始。
期待していた通り、大関山南斜面は滑走斜面としては良好で、上部はやや重めの新雪であったがスキーの滑りは良く、快適だった。
だが、中腹を過ぎ、下部に差し掛かったところで雪質一転。
まるで春山のような湿った新雪に変化してしまい、スキーが全然滑らない。
急傾斜の部分は進むのだが、傾斜が緩んでしまうと全くダメで、最後は歩行混じりで
笹谷峠まで滑り終えた。
その後の笹谷峠から下の滑走も全域ストップ雪が続き、滑走感は今一つ。
まさか、2月のこの時期にストップ雪に遭遇するとは思っていなかったので、
春山用のワックスなど仕込んでおらず、滑走モードなのに歩行メインで旧道を下る。
気温が高すぎても、低すぎても求める雪質は得られず、山滑走ベストのコンディションは
中々得難いものだな、と思わされた一日であった。