今回もたくさんのことを教わりました。 〜リトル比良〜


- GPS
- 09:30
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,485m
- 下り
- 1,483m
コースタイム
天候 | 晴れ〜曇り〜小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
6:33発の下り電車で2駅、近江高島駅下車してスタートです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
比良の他ルートと比べると歩く人は少ないようですが、そこはさすがの管理がされた道です。 赤テープや道標は完備され、地図やコンパスを持っている限り迷うところはなさそうです。 ただし山のことですから勾配の急なところや滑りやすい土壌など、最低限の注意が必要なのは当然です。 登山ポストは各駅に設置されているのと音羽の登山口にもありました(用紙付)。 |
写真
感想
季節が突然冬に戻った週末、甲信越の山は軒並み雪の予報だそうです。
加えて土曜日の晩から日曜にかけての天気の悪さを言われてテンションは下がりっぱなし・・・
運良く土曜日に動けることになって張り切ったのはいいけれど、さてどこに行こうかと地図を出して思案三昧。
近場でそこそこ歩けて・・・久しぶりにリトル比良を歩いてみることにしました。
昨年の冬に雪の中でラッセルしていてセバスチャンとサラの二人に出逢ったとき以来です。
春のリトル比良、また違う世界を見せてくれることを楽しみに出かけましょう!
最初に歩いたのは2年前の4月、ヤマレコのユーザーになる前の時期で、あとから記録だけを残していました。
当時のルートに少し追加して、ヤケ山、ヤケオ山、釈迦岳を歩いて比良駅に下るパターンで組んでみました。
前回は北小松でしたが、今回は比良駅に車をデポして始発(6:33)で高島に向かいます。
湖西線の近江高島駅から音羽まで町を抜け、フェンスのゲートをくぐって山に入ります。
沢沿いを歩き出してすぐに目に入るのがあちらこちらのミツバツツジのピンクです。
先日までのサクラの色が少しカラフルになったような目に付く色合いで、見上げる山を染めています。
少しずつ勾配を増す登り道の足元には小さな小さなスミレが数種、花をつけています。
花の種類はまだ少なくて春爛漫の風情には程遠いのですが、花を踏みつけないように気をつけながら自分の視線が柔らかくなるのを感じます。
2度歩いているこの道で迷う心配はしていないのですが、今日も片手に地形図を持ったまま歩いています。
道標や赤テープの表示も完備しているこの山域で地図読みの基本をやり直そうと思っています。
・・・次のピークまでに小ピークが○ヶ所、尾根の分岐が、コルが・・・地形図から読み取って予想しながら歩きます。
登山道(点線)の表示のままに歩くのですからできて当たり前ですが、自分の感覚と地形図上の移動のずれを少なくしたいものです。
周りの地形が等高線ではどのように表現されているのか、逆に等高線が実際にはどんな地形で目に映るのか、視界が開けるたびに照らし合わせてチェックします。
歩くの遅くないつもりでも、立ち止まって道草の回数は限りなく増えていきます(汗)
そのおかげで今回のルート上ではポイントをある程度(時間だけじゃなく)予想通りに通過することができていました。
これがいつでもできて、地形図を持ったまま歩かなくてもよくならないといけませんね・・・
昼時には青かった空に雲がかかり、全天を覆うようになっていました。ただその雲は比良の山を隠す高さまで下りてくることはなく、視界が遮られることもありませんでした。
気温は低めでしたが歩いていてちょうどいい範囲でしたし、なんだかすごく気持ちのいいハイキングになっています。
尾根伝いに登り下りを繰り返してはいますが、山に登っているというよりも森の中を散策している気分です。
この季節ですから花に目が行くのは当然ですが、働かすのは目だけでなく耳に聞こえてくる鳥やシカなど動物の声、他のハイカーの話し声さえも山のBGMとして感じられます。
自分が歩いている姿もこの山の一部になるようにと思っていますが、他のハイカーの姿や声も山の一部として受け止めることにしたいと思っています。
鳥や虫やシカや熊に混じって人間も歩いているのが山(自然)。
浸入してきた部外者じゃないんだと思いたいですね。
でも自分は本来山にない異物をたくさん持って歩いている以上、気を使うところはあるはずです。
自分ができる気配りに山とその住人たちが肯いてくれるシーンをどれだけ想像できるかで、自分の居場所が決まりそうな気がします。
山の一日が舞台なら観客席で座ったまま腕組みをしているより、舞台に立つ側にいたいものです。(歩いているだけのエキストラですが・・・)
標高が上がって花の主役がスミレからショウジョウバカマに替わり、私の頭も少し柔らかくなっていろいろなものが見えるようになってきました。
何かを探すのではなく、受信機の感度を上げること。
自分の目にとまったありのままのものを喜ぶこと。
その先に何の目的もありませんが、そんな世界に浸って過ごす時間の贅沢さが心地いい一日でした。
下りの山道でとうとう雨が降り出し、レインウェアを着るまでもない小雨ながら急いで下りようと足を速めます。
そんな時に足元ではイワウチワの花が知らん顔しながら開いているし、イワカガミは寝起きの顔で花びらをしょぼしょぼさせています。
いちいち足を止めてしまうものですから時間がかかって仕方ありません。
比良駅でわんこに乗り込んだのは16:20でした。
ここには何があるからと行き先を決めるわけではないのに、そこにあるもので存分に楽しませてくれる、考えさせてくれる、山とは対等のいい付き合いを続けたいものです。
こんにちは
monsieurさん、
これだけ歩くとリトルじゃないですよ
って、つっこんでしまいました。
寒風峠からの登りもハンパじゃない筈です。
churaは、リトル比良だけで両膝がダメだったので、
驚きです。
前回の伊吹山以来膝がなかなか万全とはいかず、気をつけながらの山歩きが続いています。
(と言いながら10km走も週3日は続けていますので、体力は付いてきたかも
立ち止まる回数が半端じゃないのでコースの標準時間なんかあってないようなもんです
寒風峠からの登りは確かにきついですよね
でもそれも「いいもの」ですよ
一日違いでした!!
前日にmonsieurさんが歩いておられたとは!
私は周回コースでしたが。
本当に花がきれいな印象の山でしたね
senrakuyaさん、こんばんは!
この山域を歩いていると、春だけじゃなしに四季それぞれを歩いてみたくなります
咲いている花も違うし、それぞれの時期に見つけられるものがありそうです。
歩くたびにいいものがたくさん見つかりそうですよ
もう比良も春の装いですね
まさかシャクナゲまで咲いてるとは驚きです
今年、一回比良の東西縦走をしたいなって思ってまして・・・
でもやはり、北比良峠からリトル比良通って近江高島まで・・・
結構距離ありますね…
utaotoさん、おはようございます
リトル比良、まだ歩かれてなかったんですね
いつもゴールの湖西線の駅に
琵琶湖を見下ろしながら武奈ヶ岳
この距離を「遠い」なんて・・・
ファミリーには朝の散歩道じゃないですか
標高差900mで17Km走破ですか・・
健脚ですね。
>この距離を「遠い」なんて・・・
ふふふ・・それを・・世間では・・見栄と言います
ご苦労様でした
でわでわ
ムッシュさん、凄い健脚ですね。\(◎o◎)/!
そして、すっごいですね〜、このお山は花・花・花♪〜
私っだったら 発狂してしまうかもしれません
ちなみにシキミですがとてもイイ匂いがしますよ。
でも猛毒です。是非お試しあれ
ps・monsieruさんは詩人に向いていますね。
私のおすすめは 「きむ」さんです。
よかったら<詩人きむ>で検索してみてください
初回寒風峠までで終わっているので、当時より体力は付いてるかと試してみました
当時より体重が約10kg軽くなっている分、いろんな面で山を歩く体にはなってきているようですよ
ただあきらめの早い性格は変わっていないので、突然「今日はここまで」とバンザイしている回数も多いです
花に喜んでもらって嬉しいです
でも歩いていてそれほど花が多い印象はなかったんですよ。
場所によってスミレが多かったりショウジョウバカマが群生していたりはありましたけどね
もうしばらくしたらイワウチワやイワカガミで稜線が埋まるので、miyaさんの発狂姿が見られるかも
それを楽しみにいつでも案内しますよ
「詩人きむ」見ましたよ
心が素直に言葉になって並んでる!
あんなふうに言葉と仲良くなって遊べたらと思いますよ。
自分の言葉はザラザラ、ギスギスが取れなくてだめです
monsieurさん、こんばんは〜☆
リトル比良
今年は、シャクナゲの花芽があまりついていないように思っていたのですが、咲くところは咲いているのですね〜!!お花情報ありがとうございました
白坂!!水晶探したいです
bebebeさんのリトル比良、想像するだけで楽しみです
比良山系でも少し風合いの異なるルートだと思っています。
さて、bebebeさんの目を通すとどんな風景、舞台が見えるんでしょう
いいものいっぱい見つけてくださいね
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