大平山・石割山→忍野八海 山中湖と富士山を眺めながら稜線をゆく


- GPS
- 07:00
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 612m
- 下り
- 654m
コースタイム
10:40大平山 - 11:05平尾山11:10 - 11:40石割山(昼食)
12:05石割山 -12:40二十曲峠12:45 - 13:30内野 - 13:50セブンイレブン内野店(お手洗い休憩)
14:10セブンイレブン内野店 - 14:30忍野八海15:50 - 16:00神鶴橋バス停
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR御殿場線 御殿場駅下車 富士急行バス 8:10御殿場駅 - 8:55ホテルマウント富士入口 ⇒登山口:大出山 ⇒下山口:忍野村内野 ■帰り 富士急行バス 16:20神鶴橋 - 16:55富士山駅 富士急行 富士山駅より帰宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道 登山道は良く整備されています。 石割山〜二十曲峠間は残雪と雪解けのぬかるみで歩きにくい箇所がありました。 ■服装 1.アンダーシャツ長袖 2.ワイシャツ半袖 3.ウインドブレーカー 行動中は1+2。 風が吹いたら1+2+3。 |
写真
感想
というわけで大平山・石割山です。
突然日曜日が1日空いたのですが、さてどうしよう?
思い切って山に行ってしまえ!と思ったのが土曜日の夜。
手持ちのネタの中から、わずかな準備時間で実行できそうな計画をチョイス。
山中湖を見に、石割山に登りに行って、その帰りに行きたかった忍野八海にも行こう、という計画を決めたのが前日の22時過ぎでした。
■御殿場駅〜ホテルマウント富士入り口〜登山口
富士急行の富士山駅からバスで山中湖方面に向かうつもりだったのですが、意外とバスと電車の時間が合わない。最善を尽くしても、山中湖に着くのが10:30ごろになってしまうことがわかりました。
頭を抱え、やっぱり行くの止めようかな・・・
と思っていたのですが、キュピーンと閃いた!!
裏側、御殿場側からまわり込んで行けるんじゃないだろうか。
案の定、こちらはバスの本数も多く、自宅を6時前に出れば9:00に山中湖に着けることがわかりました。
しかし6時前って・・・。
寝坊の恐怖にさいなまれながら、しかしどうにか起床できた私は、
電車を乗り継ぎ、小田急から御殿場線に乗り換えて御殿場を目指したのでした。
御殿場からのバスが多いのは、たぶん富士急ハイランドの需要があるから?
この日のバスもハイランドに行くと思しき人々で混雑していました。
そんな中、明らかに1人だけノボラー装備で浮いた私は、こっそりひっそりホテルマウント富士入り口バス停で下車します。
ここからは舗装路を歩いて、大出山への道を登ります。
なんだか最近、登山なのに舗装路を歩くことがすごく多くてげんなり。
ええ、そういう山を選んでいるのは私ですが。
大出山自体はたぶんホテルマウント富士の中が山頂だと思うので、スル―。
そのそばにある登山口から、山中湖北の稜線を歩いて石割山を目指します。
■登山口〜飯盛山〜大平山
さて、登山口に入ると気持ちのよい稜線歩きになります。
雲ひとつない青空に山中湖、富士山もいい感じで見えていて実に素晴らしい。
飯盛山から大平山へ、稜線なので多少のアップダウンはありますが、道も良く整備されている(階段が多いですが)ので、さくさく歩けます。
大平山は開けた山頂。山中湖が隅から隅まで一望できるうえに、富士山や忍野方面の展望も開けており、春霞の向こうには北アルプスも見えました。
予想外の素晴らしい展望にびっくり。
振り返ってみれば、この大平山がこの日一番の風景でした。
■大平山〜平尾山〜石割山
次のピークの平尾山からも、山中湖と富士山を一望できます。
しかし、ここまでくると富士山にだいぶ雲がかかってきました。
登り始めは雲ひとつ無かったというのに。
これでは石割山まではもたないかな?と思いつつ、最後のピークへ足を向けます。
石割山直下は急登になっていて、この日一番の急斜面でした。
少し雪も残っており、ぬかるんで足元も悪いです。
そんな中を登りきると石割山山頂!
しかし、残念ながら富士山は雲に隠れてしまいました。
待っていても雲は晴れなさそうなので、ここで昼食とします。
しかし雲は動きそうになく、そのまま忍野方面へ向けて下山することにしました。
■石割山〜二十曲峠〜忍野村内野
石割山から北側の斜面を下るのですが、ここは多少雪が残っていました。
(アイゼンは無くても大丈夫でした)
雪解けで地面はドロドロ、足元の状態が極めて悪く、神経をつかいます。
しかし、そんな道も数分の辛抱で、あとは二十曲峠までさくっと下れます。
二十曲峠からは朝焼けの富士山の展望が素晴らしいとのこと。
だけどいまは逆光なうえに、富士山は雲の中・・・。
ここからはまた忍野八海まで、長い長い舗装路歩きです。
内野の集落からはアップダウンのない平坦な街歩き。
■忍野八海
最後に、せっかく忍野八海に来たのだから、八海をすべて回ることにしました。
霊場番号順に出口池、御釜池、底抜池、銚子池、湧池、濁池、鏡池、菖蒲池の八つの池があり、これらすべてを回ることができます。
注意しないといけないのは《一》出口池と《三》底抜池。
《一》出口池はほかの7つの池から大きく離れた場所にあります。案内板も近くまで行かないと無さそうな感じだったので、知らないとスル―してしまうかもしれません。
また、《三》底抜池は榛の木材資料館の中にあります。
入館料300円を支払って中に入らないと、《三》底抜池を見ることができないのでこちらも注意。
八海はそれぞれ透き通った水の中をニジマスが泳ぎ、底しれない穴があいていたりするなど、なかなか見ごたえがあります。
例外的に《七》鏡池と《八》菖蒲池の2つだけは、ただの池のようになってしまっています。こちらも昔は美しい湧水を湛えていたのでしょうか。
■おわりに
最後に、バスで富士山駅に向かいました。
バス停の場所がわからず神鶴橋というバス停に行ったけど、忍野八海に一番近いのは《二》御釜池のそばにある大橋というバス停でした。
富士山駅からは富士急に乗ります。
たまたまフジサン特急が来て、+300円で乗れるとのこと。
せっかくなのでフジサン特急に乗って帰ることにしました。
直前の思いつきの割には、なかなか濃密な登山になりました。
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ヤマレコ 32記録
3000m峰 1/21
日本百高峰 4/100
日本百名山 11/100
日本二百名山 12/200
日本三百名山 16/300
一等三角点百名山 6/100
都道府県最高峰 4/47
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