記録ID: 2774536
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フリークライミング
屋久島
本富岳 屋久島フリーウェイ 10d
2020年12月01日(火) [日帰り]



体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:18
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 1,510m
- 下り
- 1,192m
コースタイム
天候 | 晴れ(日中はポカポカ陽気だったが、夕方はかなり寒かった) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車はフェンス側に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
屋久島フリーウェイ 12ピッチ 10dを登ってきた。 シビヤなスラブもあり、とっても楽しいマルチピッチルート。全pオンサイト.フラッシュできて充実のクライミング。 内容 屋久島フリーウェイの取り付きまで、道路からゆっくり歩いて1時間30分。(健脚な方で迷わなければ1時間はきれると思う) 今回前日にアプローチの下見はせずにヤマレコの地図を頼りに歩いてみた。 正直取り付きまでの経路に不安はあったが、なんとか先人の目印のお陰様で迷う事なくフリーウェイまで行く事ができた。(取り付きまでの詳細は地図を見てほしい) 1p目 5.7 フォロー 三角岩左側を登っていく。ボルトは一本、草付きが鬱陶しいが問題なく進む事ができる。 2p目 10d フォロー 早速フリーウェイ核心p。スタートは少し登った所(ボルト2本目?から登る)から。 出だしから絶妙なスラブをこなし左側カンテ方面に。足で殺しながらまた右面のスラブに。右往左往しながらカンテ(カンテ処理も悪い)を登り終了点まで。 3p目 10b マスター スタートが気持ち悪い。凹をステミングで殺しながら1本目のボルト下のガバカチを取りに行く。ここを処理できたらあとは簡単。 4p目 5.8 マスター 4p目は3p目と繋げた為にあまり覚えていないが簡単なスラブを登ったと思う。最後は立木でビレー。(本来、終了点はどこかにボルトがあるらしいが当方は発見できなかった) 5p目 5.10a フォロー 藪漕ぎしつつ踏み跡らしいき物を辿っていくと岩壁に到着。壁沿いを歩きブロック状の岩をレイバック(足は豊富)で登ってハング下を回り込んだ所に終了点あり。このピッチではキャメ3を使う。 6p目 5.9 マスター トラバースパート。スタートからルートに悩む。左側方面にいくのだが上に行くのか下に行くのか悩む。(正解は左上である。)露出したトラバースを終えて左側の壁に入り、脆いスラブ目を登り少し藪漕ぎをして左側に行くとテラスで終了。終了点は少し発見しずらい。 7p目 10c マスター ボルト沿いにスラブを登る。気持ち良いピッチ。(最後の方が少し嫌らしい)終了点あり。 8p目 10a マスター 7p目と続けて登ってしまってあまり記憶にないが、最後の方のクラック?が悪かった記憶。(終了点は立木) 8.5p目? 藪漕ぎ ノーロープ 8p目と9p目の間?がとてもわかりづらい。 ここでも藪漕ぎをさせらる。 とにかく踏み跡辿り岩壁沿いを歩き開けた所にでたら左側の壁にいくとボルト一本のビレー点がある。(ここまではノーロープでいける) 9p目 10a フォロー ボルト沿いのスラブを気持ちよく登るピッチ。 特に問題はない。 10p目 10c マスター ここもボルト沿いにスラブを登る。しっかりと足を探しスラブの大海原を一歩一歩登っていく。終了点から7メートルくらい手前で足がパンプ。なんとか耐え登りきった。高度感、ルート内容共に文句なしのピッチ!! 11p目 5.7 フォロー スタートから1本目のボルトがどこにあるかわからない!よくよく探すと4メートル(草付きの先)付近にボルト発見。そこからは右上していくと次のボルトもある。その後も適当に登っていくと終了点がある。 12p目 5.9フォロー ここのピッチはパートナーが繋げて登ってくれた。 高度を上げていくと傾斜が緩くなりスメアリングでどんどん登っていく。バックに太平洋、スラブの大海原。気持ち良く登っていき、立木で終了。 13p目? 5.5-5.6?ノーロープ 本富山頂上まで50メートルくらい藪漕ぎ。この藪漕ぎが辛く、半袖だったら傷だらけになったいただろう。頂上まで行く方は気をつけてほしい。 山頂からは太平洋、屋久島の山々、岩壁が見える。 最高の景色と達成感、フリーウェイからご褒美をもらうことができた。 (下山は登山道を2時間くらい歩いた。道は明瞭なので、迷う事はない) 今回のクライミングツアーは屋久島フリーウェイをメインにしており、無事に登りきれた事に安堵した。 無理を言って付いてきてくれたパートナーに感謝したい。 次回、屋久島行く際はデイドリーム、水の山をチャレンジするつもりだ。 屋久島には岩壁、ボルダーが至る所にある。もっともっと開拓され、多くのクライマーが屋久島に訪れる事を願うばかり。(次、屋久島に行く際はコロナが落ち着いてることを願う) ありがとう、屋久島。 |
その他周辺情報 | 車は路駐(一台分車を止めるスペースあり |
写真
歩き始めは至る所に踏み跡らしきものがありどこを辿ればいいか不安になる。しかし、なんとなく踏み跡を辿っていくと突然赤テープが出てくる。赤テープを発見したらフリーウェイ、デイドリーム、水の山まで取り付きまで迷わないと思う。
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