甲斐駒 絶景の甲州古道（韮崎駅〜青柳駅）
山梨県
長野県
yamahero
- GPS
- --:--
- 距離
- 40.9km
- 登り
- 743m
- 下り
- 223m
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→下教来石11:32→小淵沢入口12:07→武智鉱泉入口13:00→富士見パノラマ入口14:13→青柳駅15:00
| 天候 | 快晴 風強い |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
帰り 中央線 青柳駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・ほぼすべて道路歩き、旧道(古道)が8割、20号線が2割ぐらい。 ・旧道は下調べ無しでは迷います。 ・小淵沢付近から雪が多くなり、富士見付近からは雪国の雰囲気。 ・小淵沢〜青柳付近は日陰の歩道は除雪された雪で歩けない。 ・雪装備を持たなかったため、一部古道をパスした。 |
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感想
昨年の春以来、ほぼ1年振りの甲州街道歩き、6回目になります。
山岳展望では日本一の甲州街道、白銀の八ヶ岳・南アルプスは豪華絢爛。
満を持しての甲州街道歩き再開となりました。
以下 行程概略
韮崎駅を降りると、期待した八ヶ岳は雪雲の中、かなりテンション下がっての出発となった。
冬型の天気が強すぎて、この分では甲斐駒も雲の中のはず。
振り返れば、逆光に霞む富士山も薄く見えるだけ。
空気の透明度もイマイチです。中国からの毒ガスのせいでしょうか？
北西に向かう甲州街道は強い向かい風で、顔も痛くて軽快に歩けません。
さらに大型車の走る20号線は舞い上がるホコリで、ちょっと勘弁という気持ちです。
今日は中止にして、帰ろうかという気分でした。
それでも旧道に入ると風も和らぎ、火の見櫓や蔵があって、昔の雰囲気もチラホラ。
甘利山の向こうには雲の取れた鳳凰三山も覗きます。
何とか気分を持ち直して歩くことにしました。
今日の目標は40�辧∈把磴任睇抻慮�は越えたいです。
終始上りで高低差500mあるので余裕で歩ける気分ではなさそうです。
旧道は迷いやすいので、下調べして1/2.5万地形図に蛍光ペンでマーカーしてきました。
なんと地形図は6枚も要しました。
釜無川の桐沢橋を渡って山沿いに旧道を登って行くと八ヶ岳が見えてきました。
韮崎駅では雲の中だった峰々が僅かに顔を出し始めました。ラッキーです。
傾斜地の用水路には山からの水が勢いよく流れています。
周りの草地はフキノトウが出そうな雰囲気でしたが、見つけられませんでした。
時々20号線に戻ったり旧道に入ったりを繰り返して歩を進めます。
空は雲ひとつ無い青空、小武川橋付近からいよいよ甲斐駒が見えてきました。
かなり荒れているようで頂上付近は雲が巻いています。
でも、すごい迫力です。鳳凰三山から黒戸尾根までも全部見えます。
武川町から白州町にかけては、まさに甲斐駒の絶景ポイントです。
低い所から見上げていますので高度感があり、小淵沢から見るのと一味違います。
そして、甲斐駒からの贈り物でしょうか。
旧道から見る小さな川の流れの底には、キラキラと銀砂が輝きます。
まさに南アルプスの天然水ですね。
下教来石・上教来石という変わった名前の集落に入ると、低い山あいとなり
甲斐駒ともお別れとなります。
場所的には小淵沢の近くになりますが、駅に行くにはひと山登らなければなりません。
小淵沢への交差点に「国界」というレストランがあり評判が良いらしいのですが
昼時で駐車場は満車、今日は旧道歩きが多く時間が読めないので諦めました。
コンビニのパンで我慢です。
ほどなく蔦木宿に到着、20号線沿いの古びた宿場の家屋は昔そのものでした。
殆どの家には「甲州街道 蔦木宿○○屋」という表札があり、宿場町らしい雰囲気でした。
蔦木付近で既に標高700mを越え、かなり雪が増えてきた印象です。
山側の日の当たらない旧道で、除雪してない所はラッセルの危険あり、一部パスしました。
なにしろ今日は雪道のことは一切考えず、ペラペラのウォーキングシューズ。
持参したのは、凍結路対策の通勤靴用スパイクのみです。
やがて塩沢鉱泉の看板を過ぎると、武智鉱泉の看板を見ます。
ここは南アルプス鋸岳への登路、あの釜無川林道の入口です。
長〜い 釜無川林道。なかなか敷居の高い林道ですが、ここを通って鋸岳へ登ってみたいものです。
旧道はさらに山の中に入り、標高900mの富士見地区に入ります。
この付近から、予想外の大雪地帯(ちょっと大げさか)になりました。
田畑はあたり一面真っ白です。20〜30�僂呂△蠅修Δ任后�
旧道には途中で除雪してない部分もあり難儀しました。
幸運にも四駆のワダチがあり何とか靴の中に浸みることなく通過できました。
山が開けてくると左前方に見覚えのあるスキー場が。
ここのゴンドラのおかげで入笠山へはお気楽ハイクができますね。
そう富士見パノラマスキー場が目前に見えてきました。
ここまで来ると茅野もそう遠くはありません。
一旦、20号線の富士見パノラマ入口に出て再び旧道へ。
北側の低い山の上には、韮崎からとは全く違う八ヶ岳が見えてきました。
赤岳から硫黄岳にかけての白い稜線を眺めながら、今度はユルユルと下ると、
右下には中央線のすずらんの里駅が見えました。
最低目標の富士見は越えたようです。
すずらんの里から青柳は僅かな距離、今回のゴールは青柳駅になりました。
帰宅の時間を気にしなければ茅野も可能でしたが、青柳→茅野は10�匐瓩�あります。
足首も痛くなり、膝もミシミシ言ってきたので、ちょうどいい所で終了です。
富士見付近の雪の多さには焦りましたが、山岳展望に恵まれた甲州街道でした。
韮崎〜青柳は山岳展望においては、まさにゴールデンコースと言えます。
次は下諏訪、甲州街道の本当の終点になります。
八ヶ岳が白銀に輝いているうちにゴールしたいです。
しかし、次はもう少しのんびり歩こう。
今回は小休止だけで休憩無し、ちょっと疲れた。
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tadashih さん
yamaheroさん、はじめましてこんにちは。
swynと申します。
私も5年ほど前に甲州道中を1.5往復ほど歩きまして、懐かしくて
57番の画像は御射山神戸の一里塚だと思いますが、今も欅の塚木は葉振りも立派で元気そうで、雪の景色も素晴らしいですね。
私も街道歩きが好きなのですが、2011年1月に完歩した陸前浜街道が3ヶ月後の東日本大震災にやられているのを見てショックで、それを機に奥州街道の青森だけ残したところで、止まってしまっています。
yamaheroさんのレコ読ませていただいたら、暖かくなったらまた再開したくなってきました。
それでは、お邪魔いたしました。
失礼いたします。
こんにちは、コメントありがとうございます。
swynさんは、もう甲州街道踏破されたんですね。
一度歩いた道というのは何となく愛着湧くんですよね
一里塚のところは、思わずハッとするような風景でした。
雪に覆われていたので、尚更雰囲気良かったですよ。
ここ数年、街道も歩いてみようと思いまして…
昔この周辺の山々に登ったので、
今また甲州街道から見る山々も感激ものです。
奥州街道ですか。壮大ですね。
是非続けて頑張って下さい。
yamaheroさん、こんばんは。
先日通った部分もあったので懐かしく拝見させてもらい
ました。
八ヶ岳や甲斐駒ケ岳、良い感じに雲が晴れて良かった
ですね。思い出しました。
地形図で拡大して見てみたのですが、20号を縫うような
感じなんですね。
地図6枚ですか。さすがです。
私は目に入ったところ以外は20号歩いていたので、
yamaheroさんの後に歩けばよかったです。（笑）
しかし、山同様通る人の少ないところは雪がかなり
残るんですね。
あれはウオーキングシューズだと厳しいですよね。
「国界」満車でしたか。これまた思い出しました。
40キロの旅、お疲れ様でした。
millionさん、こんばんは。
車中からは名だたる名峰が雲の中だったので
最初は気持ちが乗りませんでしたが、
段々晴れて来て、良い街道歩きが楽しめました。
短時間で距離を稼ぐなら断然20号線ですが、
旧道はやはり風情があっていいですね。
富士見あたりの雪には参りました。
靴ぐらいちゃんとしたやつ履けば良かったです。
油断してしまいました。
私も来週はまた富士山麓かな。
軽水と東軒を確かめてみたいです。
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