初秋の剱岳から立山

2020年09月19日(土) 〜 2020年09月21日(月)

• GPS: 20:08
• 距離: 24.9km
• 登り: 2,143m
• 下り: 3,148m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:25
• 休憩: 0:17
• 合計: 3:42

距離 5.0km 登り 510m 下り 413m

8:50 室堂
9:03 みくりが池
9:44 9:49 雷鳥沢キャンプ場
11:42 11:54 剱御前小舎
12:32 剱沢キャンプ場

2日目

• 山行: 5:24
• 休憩: 1:19
• 合計: 6:43

距離 6.0km 登り 785m 下り 784m

5:08 剱沢キャンプ場
5:37 5:38 剣山荘
5:57 6:02 一服剱
6:43 前剱
7:25 7:29 平蔵の頭
7:49 7:57 カニの横バイ
8:34 8:36 剱岳
8:51 9:08 カニの横バイ
9:15 9:21 平蔵の頭
9:49 前剱
10:30 10:54 一服剱
11:29 11:41 剱澤小屋
11:51 剱沢キャンプ場

3日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 1:32
• 合計: 9:02

距離 13.9km 登り 867m 下り 1,969m

6:17 剱沢キャンプ場
7:33 7:34 別山南峰
7:39 7:47 別山北峰
8:48 8:55 真砂岳
9:36 10:06 富士ノ折立
10:16 大汝休憩所
10:25 10:27 立山
10:42 10:58 雄山
11:37 11:57 一の越山荘
12:32 12:40 東一ノ越
15:16 黒部ダム
15:19 黒部ダム駅口

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

バス

（入山）東京から夜行バスで室堂へ
（下山）黒部ダムから扇沢へ

写真

9/19 9:04

ミクリガ池、室堂で出発準備するうちに快晴に！

9/19 9:21

雷鳥沢への下り、今日のルートを一望

9/19 9:49

雷鳥沢キャンプ場、まだ少ないですが、翌20日には956張とこの10年で最多とのニュースでした.

9/19 11:01

雷鳥坂から室堂平を望む.

9/19 11:27

雷鳥坂から奥大日岳

9/19 11:44

別山乗越で剱岳の絶景が飛び込んできました.

9/19 13:23

剱沢キャンプ場に設営、夕方から風が強くなって、夜中はテントがパタパタと鳴り響いていた.

9/19 16:34

今夜の夕食

9/20 5:33

ヘッドランプを点けてスタート、途中で鹿島槍方向に朝焼け.

9/20 5:59

一服剱から前剱への稜線

9/20 6:44

剱岳山頂への岩稜が近づいてきました.

9/20 6:50

鎖場をトラバースして回りこみます.

9/20 7:33

カニノタテバイは渋滞中.

9/20 7:40

カニノタテバイを一気に登ります.

剱岳山頂！（30数年ぶりです）気温は数℃と寒い.

9/20 8:14

山頂から後立山連峰、真ん中に鹿島槍.

9/20 8:14

高曇りでも視界は良好、剱沢と遥か彼方に笠ヶ岳

9/20 8:33

山頂は寒かったので、早々と下山開始

9/20 8:35

重なる峰々

9/20 9:10

カニノタテバイは、まだ渋滞中でした.

9/20 9:27

急峻部を下り終えて一息.

9/20 10:50

富山湾方向から青空が広がってきました！

9/20 9:28

鹿島槍ヶ岳、3日後にはここへ登ります.

9/20 10:50

稜線の西側（富山）は青空、東側（長野）は曇り空.

9/20 10:51

剱沢と秋の雲

9/20 11:07

青空の範囲が広がってきました.

9/20 11:33

剱沢小屋まで下ると、全天青空に。ここでビールを買ってテントへ戻りました。

9/20 11:40

源次郎尾根の向こうに、八ッ峰。若い頃、冬季の八ッ峰を縦走したのを思い出しました.

9/20 12:26

昨夜の強風に懲りてテントを岩陰に移しました。昨夜はテント数張りが風に飛ばされたとのこと.

9/20 13:02

午後はビールを飲んで、剱岳を眺めながらシュラフでぬくぬく.

9/21 4:41

ラーメンと焼き豚で朝食を済ませ、テントを撤収. 途中でしばらく小雨.

9/21 6:30

連休で、剱沢キャンプ場も大賑わいです.

9/21 7:09

剱岳の絶景！　別山への登りで青空が広がってきました.

9/21 7:33

これから進む立山の稜線

別山南峰、

9/21 7:40

別山北峰から剱岳

9/21 7:41

雲と光線が刻々と変化し、その絶景にため息！

9/21 7:48

幾重にも重なる稜線.　手前の稜線に内蔵助山荘が見えます.

9/21 8:47

真砂岳、快適な稜線歩きが続きます.

9/21 8:59

日差しが強くなってきました.

9/21 9:39

富士ノ折立、剱岳と同じ標高でした.

9/21 9:47

振り返ると、今日歩いてきた稜線を一望.

9/21 9:48

室堂平・雷鳥平と大日岳

9/21 10:24

今回の最高峰 大汝山3015m、岩上での写真撮影に行列ができていました.

9/21 10:46

雄山まで来ると、一気にハイキング客が増え、大賑わいです.

9/21 10:50

雄山からの大汝山

9/21 10:51

ここも写真撮影に行列で、私はさっと下山.

9/21 10:54

一ノ越へのがれ場を一気に下ります.

9/21 11:54

一ノ越へは室堂から多くのハイキング客、でも反対側の黒部へ下る人はほとんど無し。

9/21 12:17

龍王岳、鬼岳をを見ながら快適な下り.

9/21 12:33

東一ノ越に着きました.

9/21 12:39

東一ノ越から、鬼岳-獅子岳

9/21 12:35

黒部ダムを目指して下っていきます.

9/21 13:34

上方に黒部アルペンルートのだいかんほう.

9/21 13:49

木々の間にロープウェイが見えました.

9/21 14:56

黒部ダムが見えてきました.

9/21 15:04

かんぱ谷橋を渡ると黒部ダム.

9/21 15:18

今日の終点、黒部ダム、よく歩きました.

撮影機器：

iPhone 11 Apple

感想

mi_no

　連休と遅い夏休みとを合わせて北アルプスへ。昨年はこの時期に2つの台風が週末に重なり遠出できませんでしたが、今年は秋空に恵まれました。剱岳は30数年ぶりで、室堂からの入山は初めて（以前は黒部ダムから真砂沢へ）。室堂平・雷鳥平の穏やかなカールと、別山乗越から先の急峻な風景が対照的でした。初日の剱沢キャンプ場は夜に強風で、テントはバタバタと鳴り響いていました。テント数張りが風に飛ばされたと翌日注意喚起されていました。
　剱岳への稜線には、明け方前の早い時間からヘッドランプの灯りが見え、私もこの列に加わって登っていきました。カニノタテバイではしばらく渋滞しましたが、足場はしっかりしていたと思います。むしろ危ないのはガレ場での人為落石で、特にルンゼ内では注意が必要。山頂は気温数℃、風もあって寒く、早々に下山開始。朝は高曇りでしたが、昼前には青空が広がりました。今日に限って言えば、少し遅めに出発した方が山頂からの眺めは良かったかも。午後はテントから剱の岩稜を眺めながら、まったりと過ごしました。
　3日目、明け方に小雨もありましたが、日の出とともに天気は急速に良くなり、日中は快晴。別山から続く立山の稜線を楽しく歩くことができました（日焼け止めを持参すべきだった）。雄山から一ノ越にかけては、室堂からのハイキング客でかなり混んでいました。前夜、雷鳥沢のキャンプ場にはテント956張りで、この10年間で最も多い記録だったと夕方のニュースで伝えていました。これもコロナ下で、小屋の宿泊が制限されているせいでしょうか。
　東一ノ越を経て黒部ダムへのルートですれ違ったのは2組で、室堂側とは異なり静かでした。特に一ノ越から東一ノ越までの緩やかな登山道は眺めも良く快適でした。下山した黒部ダムは、連休中の観光客で混雑し、扇沢への電気バスに乗るのに1時間以上並ぶ羽目に。
　この日は信濃大町駅前のホテルに泊まり入浴と洗濯、そしてテント類を宅急便で送り返し、翌日から鹿島槍ヶ岳へ（別のヤマレコ）。新型コロナ下での変則的な登山です。