トムラウシ山


- GPS
- 10:50
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,506m
- 下り
- 1,489m
コースタイム
- 山行
- 10:04
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 11:17
天候 | 晴れ〜山頂はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
数日間晴天だったからかうわさのドロドロ道は歩きやすい乾いた道でした。 危険個所はないけれど長くて注意力散漫に。 |
その他周辺情報 | トムラウシ温泉東大雪荘@12000 コインランドリーあり。 トムラウシ温泉野営場@500 お風呂は東大雪荘 |
写真
感想
ついに念願のトムラウシ行けました。
苦節4年。2016年の北海道豪雨災害の時、前泊予定のトムラウシ温泉東大雪荘からチェックイン後すぐ避難して以来4年。ついにここまでたどり着きました。
自粛生活がたたってとてもトムラウシを往復する体力がなかったのが一番の不安でした。ただ、今回は無風、大気も安定、雨にも降られず。ガスのため眺望はいまいちでしたがベストコンデションで登れたのが幸いでした。これよりコンデション悪かったら私達では無理だったかもです。
前泊のトムラウシ野営場、早々とテント張って、お風呂入って、焼肉パーティーして7時過ぎには寝袋に入り寝る、、、ここまではばっちりでした。テントもわずか4,5張りで静かな夜を迎えました。ところが夜九時過ぎにまさかの外国人団体20人くらいが車数台でヘッドライト煌々と乗りつけ、懐中電灯とヘッドライドですごい数のテント、しかも野営場すごい広いのになぜか私のテント50cmの至近距離で囲まれ、がやがやワイワイ設営やり始めたのです。怒り狂った私は激抗議したけどその後も1m離れて設営は続けられ、怒り興奮の私は寝入りばなをくじかれるという悲しいスタートとなりました。翌日も、テント張りっぱなしで行く予定だったけど、テント捨てていったと思われとられたら嫌なので撤収、おかげで出発が30分以上遅れてしまいました。
林道はぼこぼこでしたがビッツでも大丈夫でした。登山口の駐車場は4:30でも余裕でした。 昨晩激おこで寝れなかったので睡眠導入剤2錠も飲んで、寝ざめ悪く寝たままのスタート、ここまでの記憶が定かではありません。みんなTAROが支度してくれたみたいです。ありがとう。
短縮登山口はけっこうな人混みでゾロゾロな感じでのスタート、団体ツアーも入っていました。すぐに日の出、カムイ天上からコマドリ沢降りるまでは快適登山道、ぼーっと登りました。コマドリ沢へ激降りし、コマドリ沢出逢い。ここからがいよいよトムラウシの登山開始って感じです。雪渓はアイゼンつけずに登れるけど踏み抜きもありビクビク、一回踏み抜いてやっと目覚めた感じです。
前トム平から見えたトムラウシはぼか〜〜んと大きくて、あれ登るの無理・・・って感じでした。がここから先はいよいよ見たことのない美しい光景にもう大興奮。お花畑も美しいですが、何より緑と黒い奇岩のコントラストが天国の様、天国行ったことないけど。自然の造形でここまで不思議な光景作れるのかとうっとりでした。南沼キャンプ場にテント張って泊まりたかったです。ここは美しすぎます。
ラスボス感満載のトムラウシ山頂は全体無理感の割にはヨジヨジ楽しく登れました。残念ながら山頂からの眺めはガスってたまに北沼がちら見え、くらいな感じでしたがここまで来れて感動ひとしおでした。ずっといたかったけど来た道帰ると思うと気持ちもせかされます。途中ナキウサギらしき鳴き声も聞こえましたが姿は見えませんでした。コマドリ沢出逢いまでやはりTAROが急にペースダウン。でもTAROのペースダウンは登山開始8時間から始まるので想定の範囲内です。あせらずゆっくり休み休み下山しました。コマドリ沢出逢いまでくると安心して気が抜けたのか超眠くなり寝ながら歩いた感じです。全行程11時間20分、歩きとおせてうれしいです。怪我無く下山できてよかったです。東大雪荘でバッチ売り切れていたのがショックでした。
7日間の北海道滞在、天気予報よい時にアタックと思ったけどすっと曇り時々雨予報。天気図よくわからないながらガン見して北海道2日目しかチャンスはない!と踏んでの予定変更。この変更は大当たりでした。私の道楽に1週間も付き合ってくれたTAROに猛烈に感謝です。
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