記録ID: 2421720
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ハイキング
札幌近郊
春香山林道(熊遭遇)
2020年07月03日(金) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 03:20
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 723m
- 下り
- 740m
コースタイム
天候 | 晴れ(ややガスがかかる) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
熊遭遇 |
写真
林道と登山道の合流点。ここからそのまま桂岡に降りようかと思ったが、このまま林道の奥に行ってみようかとも考える。
実は今日はむしろこっちがメインで、行けそうならGoogleアースで見つけた長い林道を歩いてみようと思っていた。体力的にまだ大丈夫そうなので、意を決して林道の奥へと進む。
実は今日はむしろこっちがメインで、行けそうならGoogleアースで見つけた長い林道を歩いてみようと思っていた。体力的にまだ大丈夫そうなので、意を決して林道の奥へと進む。
四叉路。張碓の林道、ホースランチに続く道だと思われる。張碓まで行くと長すぎるのでここは1番近いと思われる道を行くことにした。
この判断が間違いだった。ホースランチに降りるにしても、もうひとつの道が正しいルートだったようだ。
この判断が間違いだった。ホースランチに降りるにしても、もうひとつの道が正しいルートだったようだ。
一転して鬱蒼とした使われていない林道になる。
この写真を撮った2分後のこと。
横の藪の木から、何やら降りてくる黒い生き物がいる。「猿か…?」と一瞬思うが、「北海道に猿っていたっけ?」疑問に思いながらもう一度見ると……
「熊だ!!!」
そう、木から降りてきたのは紛れもない熊。真っ黒な身体でパッと見体長2mくらい。距離は10mほど。
こっちを見て「ウー」と低い唸り声を上げた。
熊に会った時の対応を必死に思い出す。目を見たまま後退するんだっけ。しかし真横なので山の上に逃げるよりも下に降りた方が賢い気がした。少し距離を取って、あとは一目散に逃げた。
この写真を撮った2分後のこと。
横の藪の木から、何やら降りてくる黒い生き物がいる。「猿か…?」と一瞬思うが、「北海道に猿っていたっけ?」疑問に思いながらもう一度見ると……
「熊だ!!!」
そう、木から降りてきたのは紛れもない熊。真っ黒な身体でパッと見体長2mくらい。距離は10mほど。
こっちを見て「ウー」と低い唸り声を上げた。
熊に会った時の対応を必死に思い出す。目を見たまま後退するんだっけ。しかし真横なので山の上に逃げるよりも下に降りた方が賢い気がした。少し距離を取って、あとは一目散に逃げた。
この先で困ったことになる(写真は撮り忘れた)。
降りていると思っていた道が、また登り始めたのだ。他のどの地図を見ても載っていない道で、これがどこに繋がっているのかわからない。どんどん道が薮に覆われてきて、普通なら引き返すべき感じになってきた。しかし引き返したらあの熊にまた遭遇してしまう。内心かなり焦りを覚える。
地図を見ると少し下にホースランチがある。正直ここに繋がっていると思っていたのだが、残念ながらその期待は破られた。このままいくと麓から逆に登ってしまう。
Googleアースで高低差を見ながら、意を決して道のない薮の中を突っ切る事にした。危険は承知だか熊に会うよりはマシだ。
(焦っていたのでこのあたりはメモを残していない)
大変、幸運なことに薮の中を進んでいるうちに、獣道のような所に出た。ところどころに古いピンクのテープがあり、かつて登山道であったと思われる道だ。しかし笹が酷く生い茂っていて、全く使われている様子はない。道見失ったと思ったところで、麓に繋がる道が見えた。
降りていると思っていた道が、また登り始めたのだ。他のどの地図を見ても載っていない道で、これがどこに繋がっているのかわからない。どんどん道が薮に覆われてきて、普通なら引き返すべき感じになってきた。しかし引き返したらあの熊にまた遭遇してしまう。内心かなり焦りを覚える。
地図を見ると少し下にホースランチがある。正直ここに繋がっていると思っていたのだが、残念ながらその期待は破られた。このままいくと麓から逆に登ってしまう。
Googleアースで高低差を見ながら、意を決して道のない薮の中を突っ切る事にした。危険は承知だか熊に会うよりはマシだ。
(焦っていたのでこのあたりはメモを残していない)
大変、幸運なことに薮の中を進んでいるうちに、獣道のような所に出た。ところどころに古いピンクのテープがあり、かつて登山道であったと思われる道だ。しかし笹が酷く生い茂っていて、全く使われている様子はない。道見失ったと思ったところで、麓に繋がる道が見えた。
ホースランチに繋がる道路に出た。
ほっと胸を撫で下ろす。薮を突っ切ってでも降りた判断はただしかった。あのまま登っていたらどこに行っていたかわからない。余裕があれば探検してみたいが、熊と会った直後なのでそんな気持ちは微塵も抱けなかった。
ほっと胸を撫で下ろす。薮を突っ切ってでも降りた判断はただしかった。あのまま登っていたらどこに行っていたかわからない。余裕があれば探検してみたいが、熊と会った直後なのでそんな気持ちは微塵も抱けなかった。
撮影機器:
感想
熊の危険についてはよく聞かされていましたが、いざ自分が遭遇すると焦るものですね。
命の危険が隣り合わせだと身に染みて感じました。
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コメント
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私も春香山にはけっこう登りますが、無事に生還されて本当に良かったです。
ありがとうございます!
本当にいるんだなと改めて実感しました。
お互い気をつけましょう!
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