鈴鹿セブンマウンテン


- GPS
- 32:00
- 距離
- 43.4km
- 登り
- 4,527m
- 下り
- 4,474m
天候 | おおむね曇りときどき晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
自転車
下山は椿大社 トイレ・売店あり 最終バスは17:20 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ヒルがいるらしいので要注意 遭遇しなかったけどギリギリの季節だったかもしれない |
写真
装備
個人装備 |
予備靴ひも
行動食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
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感想
三度目の挑戦でセブンマウンテン縦走達成。
49才と二か月。
目標としていた24時間以内には全然敵わなかった。
最後の入道ヶ岳の山頂に着いた時には25時間を超えていた。
二日前くらい、ボルダリングで少し腰を痛めていた。
出発前からいろいろ不安が。
とにかく無理をしない。
今年一番と言われるくらいの厚さの中、藤原岳の登山口、11時24分スタート。
その前に、下山口の椿大社にマウンテンバイクをデポしておいた。
前回は、椿大社からの最終バスに間に合いそうもなかったので御在所岳で無念の下山だった。
一座目、藤原岳はサウナみたいな暑さでもう汗だく。
先が思いやられた。
ここではたくさんの登山者がいたけど、暑さのせいかほとんどの人が元気がなかった。
藤原岳から石縛峠まで登山者はには一人も会わなかった。
石縛峠付近には何人か登山者がいた。
前回は治田峠で日が暮れたけど、今回はそれより出発が早いので、3座目の釈迦ヶ岳で暗くなった。
根の平に近づくと、真っ暗闇の中、人の話し声が聞こえた。
ちょっとびびった。
キャンプをしている親子に会った。
根の平からコクイ谷を通り、雨乞岳に行く予定だった。
キャンプしているお父さんが、御在所岳にまず登り、県境尾根を通って雨乞岳までピストンした方がいいんじゃないか、と言った。
出発前にトレランの人のセブンマウンテン縦走の様子のYoutubeを見たとき、コクイ谷あたりで人の話し声がしたと言っていたり、動画に緑色の光が写ったりしていて、まじで夜ここを通るのが嫌だった。
自分自身も、前に明け方ここを通ったとき話し声みたいなものを聞いた。
そのときは何か聞こえたな、くらいでとくにびびったりもしていなかった。
全然霊感とかはないのだけど。
そんな訳で、変更。
お父さんは、御在所岳のスキー場をショートカットするといいよと言っていた。
石槫峠で水を補充してから、かなり減っていたので、コクイ谷で沢の水を汲もうと思っていた。
やばい、水が足りない。
途中沢があったのでそこで水を汲むことが出来、一安心したけど、御在所岳のレストランの自販機で飲み物を買えたらもっといいなと思い、直接御在所岳の山頂を目指すことはやめた。
レストランはどっちだ?ちょっと迷いながら進むと、自販機の灯りを見つけた。
こんなに自販機をありがたいと思ったのは、人生で初めてだった。
気温は10度を下回っていたので、あったかいココアかコーンポタージュを飲みたかったけどすべて売り切れていた。
そこで温かいコーヒーを飲み、ポカリスエットを買って御在所山頂に向かってまた歩き始めた。
そしてここからが一番大変だった。
下りの県境尾根でも少し迷ったけど、それからもさらに迷う事になった。
雨乞岳へ向かう道は何度か沢を渡渉する。
真っ暗なので、その度対岸のテープ跡を見逃して引き返す事が何度もあった。
東雨乞岳に着くころ、夜が明け始めた。
雨乞岳から武平峠に向かう途中、どんどん右膝が痛くなってきた。
想定内ではあったので、痛み止めを飲み始めた。
落ちていた枝を拾って杖の代わりにした。
鎌ヶ岳過ぎてイワクラ尾根も辛かったなあ。
もう一本枝を拾ってダブルストックになった。
疲労で判断力も鈍っているのか、変な尾根に入ったこともあった。
そしてついに最後の入道ヶ岳。
山頂でちょっと昼寝して下山した。
寝起き直後に写真撮影をご夫婦に求められた。
ちゃんと撮れているといいけど。
椿大社にデポしていた自転車に乗った。
膝が痛すぎてなかなか大変だった。
もっと近い駅もあるのかもしれないけど、電車の乗り換えが面倒なので近鉄四日市駅まで自転車。
三岐鉄道西藤原駅まではもう爆睡。
西藤原駅で足を引きずって歩いてると、駅員さんが心配して声をかけてくれた。
三岐鉄道の駅員さんはみんな優しい。
駐車場に戻ると愛車が待っててくれた。
車みただけでほっとする体験もなかなかないだろう。
セブンマウンテンもうやらなくてもいい、達成感はなかなかなもんだった。
アドベンチャーレースの人達を真似して乾いたお菓子をボトルに詰めて持って行ったけど、結局、ゼリーみたいなものの方がとり安かった。
疲労で登りのとき、おえっ!て気持ち悪くなるので、何も食べる気になれなかったけど、休憩のときは無理やり食べた。
ハイドレーションは2.5リットルのもの。
出発は約3リットルの水分を持った。
食料と合わせてザックは5キロ越え。
ヘッドランプは二個。
合計5、6リットルの水分をとった。
体重は下山後めちゃ飲み食いしたのにもかかわらず、翌日体重測ったら、マイナス2.5キロ。
水分が抜けただけだったのか、すぐに戻ったけど。
コメント
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根の平峠でキャンプしていた親子です。無事に完走されたんですね。3度目の挑戦という部分は私と同じで、親近感を覚えました!(とは言え、私の場合は3日もかけてでしたが)水にも困ってみえたんですね。キャンプしていた根の平峠は水場も50mくらいのところにあったので、お伝えしておけばよかったなと、反省です。
私もこの3連休に「今度は反対から!」と思い、入道から藤原まで行ってきました。出発前に調べているとこちらにたどり着き、「24時間」という目標を立てて臨むことができました。
また次回挑戦される際はお知らせください。月1,2回は根の平近辺で遊んでいるので、補給物資を埋めておくことも可能ですので。(今回私は1週間前に3か所にドリンクやゼリーを埋めておいて補給しました 笑)
セブンマウンテンお疲れ様でした。
多分この先挑戦することはないと思います
お互い楽しい山ライフを送っていけるといいですね。
またどこかでお会いできましたらそのときはよろしくお願いいたします。
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