京都西山/王城の滝から小塩山


- GPS
- 02:53
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 575m
- 下り
- 575m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
コロナ禍自粛期間中、運動不足からだろうか、腰が痛くなってしまった。椅子に座るのも辛かったが、徐々におさまりつつあるので、近場の小塩山へ調子を確かめに行こうと午後から出発。
大原野神社駐車場から高速道路下を潜り、社家川沿いに進むと舗装路の終点にゲートがある。厳重にロープでぐるぐる巻きにしてあるので、ゲートを越えるのに時間がかかる。左折し田んぼの上の道を行く。アザミやニガナの花がカラフルだ。
樹林帯に入ると川が近づいてきて、橋を渡り林道に出る。この橋の下には小滝が落ちている。
林道はすぐに終点となり、小塩山への登山道は橋を渡って左岸に続いているが、そのまま右岸の道を登り王城の滝へと向かう。足元にはタツナミソウがたくさん咲いている。2つ目の堰堤越えでは、地元の方が道を整備されている。
堰堤を越えると木肌が鹿の子模様の、その名も鹿子の木(カゴノキ)が1本あり目立つ。その先はすぐに滝。
滝は2手に分かれており、左流はさらに2段に分かれて落ちている。左流の段間の橋を渡ると祠がある。祠から一段下りると右流の滝が落ちていて、落差はあまりないが立派なものだ。これが王城の滝本滝とも言える存在である。
滝から一旦来た道を戻り小塩山登山道に入る。下り途中いくつも左岸に渡っていく道があり、それらは交差して道や踏み跡が山腹に縦横無尽に付けられているが、一段上がったところにあるトラバース道を、下流方面に向かって進むと登山道に合流できる。
この登山道は大半が自然林で、その上部は美しい森が広がっていて、他の登山道よりも気持ちのよい道である。特に3度目の府道合流地点手前には大きな木も多く、下生えのササも美しい。モチツツジは全盛期は過ぎたが、ところどころでまだまだ美しい花を咲かせている。
府道を横切り尾根道になると、まずカタクリ群生地の炭の谷入口。柵の中はみずみずしい緑が広がっている。柵の縁を歩きショートカットでNの谷入口へ。その後も舗装路を通らず山頂鉄塔へ。
きょうはここまで。小休止後、淳和天皇陵まで往復し、御陵道を下る。
登りでは特に腰が痛くなる事はなかったが、下りでは腰から膝に掛けて少しだるい。それに加え、足の親指の爪が痛む。2年前に痛めて血豆で真っ黒になって厚みを増した爪が、ようやくあと少しで、元のきれいな透明の爪に生まれ変わろうとしているのだが、先日痛んだ部分が半分剥がれたため、その箇所が靴にあたって痛い。こちらも完全に生え替わるまで、さらに痛めないように注意しなければ。
いずれにしても本調子にはほど遠い体調なので、しばらくはゆるめの山登りかな。
コメント
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小塩山というとカタクリの山というイメージが強いのですが、私の家のすぐに近所にカタクリの群生地があるのでそちらに足を運んでしまうのですが、レコを拝見して色々と魅力的なところがあることを知りました。すぐお近くにこういう素敵な低山があるというのは実にいいですね。
鹿子の木は中国地方では低山でもよく見かけるのですが、漢字を知りませんでした。漢字を知ると名称の意味を容易に理解できますね。
私も足の親指の爪の下に血腫ができて、真っ黒に変色したのが一年前なのですが、まだ爪の半分が黒い状態です。黒い部分は爪が剥がれ易いので、お互い慎重を要するところですね。
腰の具合を心配しておりましたが、全く動かないと筋力も低下するでしょうからほどほどに動けるといいですね。また快復されたら、是非、またご一緒に山行にお願い致します。
おはようございます。
小塩山やポンポン山は自宅から見える唯一の山なんです。とは言ってもビルの間からチラッと見えるだけなんですけどね。
yamanekoさんも爪を痛められていましたか。私ももともと巻き爪の傾向があるので、気を付けています。腰痛は初めてなので不安ですが、登りは大丈夫そう、下りが爪をかばって歩いた加減かちょっと痛くなりました。
yamanekoさんにお供できるくらいに快復した時にはこちらこそよろしくお願いします。
王城の滝って言うんですね。この辺りには先輩が2人も住んでおられるんですが、この滝は知りませんでした。
炭の谷やNの谷へ行くにはこちらのルートが便利とは聞いており、カシミール3Dには登山道追記してあるんですが歩いたことがありません。
滝へは谷筋から登山道へ上がるポイントから上流へ上がるんですね。橋も掛かり、祠もあるとか。登山道の下の方は少しややこしそうな感じがしましたが、いい感じでトレースがついている笹道もあるようで。
人の少ない季節に歩いて見たいです。
足の爪、痛そうですね…
西山の滝ってあんまり知られていないものが多いようです。
金蔵寺の産の滝はよく知られていますが、その上にも一の滝と二の滝があったり
善峯寺から西山古道を南に行くと白糸の滝というのがあったり……
いずれもあんまり大きくはないんですけどね。でも夏の暑い時期にはそれだけを目当てに
行くこともあります。
登山道は明瞭なんですが、滝から近道しようと思ったらちょっとややこしかったんです。
一旦林道終点の分岐まで戻ってから、標識通り登山道に入ると何の問題もありません。
このコースは植林地も少ないので新緑や紅葉の季節におすすめです。
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