翠波峰〜鋸山間だけでは勿体ないので再び佐々連鉱山跡探索へ


- GPS
- 04:13
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 631m
- 下り
- 657m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
立ち木に新しく、「鋸山」への標識が付けられていました。
2年前は標識が無く目印に付けた赤いリボンがまだ残っていました(写真の左側)
感想
先日、塩塚峰の帰りに寄った「佐々連鉱山跡」ですが、行く前によく調べて無くて、現存している社宅の建物や廃校になった佐々連小学校の門柱を見落としていたので、再度行って来ました。
遠い四国中央市までそれだけで行くのは勿体ないので、せっかくの機会なので「翠波峰~鋸山」を歩くことにしました。
縦走路繋ぎの続きで、昨年一昨年と赤星山~鋸山はカタクリの花が咲く時期に歩いているので、これで「皿ヶ嶺〜翠波峰」までが繋がった事になります。
「翠波峰~鋸山」間の7〜8割は舗装された車道ですが、正面に赤星山・豊受山・二ッ岳また横を見ると佐々連尾山や大森山の山並み、途中にはミツマタの花が咲き誇る「ミツマタの里」、車で走り抜けると見えない光景を楽しみながら歩く事が出来ました。
鋸山山頂近くはまだ雪が残っていて、カタクリの群生地はまだ雪の下でした。
次は1カ月後のカタクリの花が咲く時期に来ることを楽しみにします。
廃坑になった「佐々連鉱山の社宅跡」
前回は狭い川筋に沿った道をすぐ近くにまで行ったのですが、山の斜面を見て「こんな狭い谷あいに社宅は無いだろう?」と引き返したカーブの直ぐ向うにありました。
左岸の道を上がって行くと、右岸に渡る橋があり一軒の廃屋、その向こうには昔は建物があったと思われる石垣が何軒もあります。
少し行き左側斜面の上部を見ると木々の間に二階建ての社宅らしき建物が見えます。
近づくと山の斜面にひな壇のように石垣を組み、その上に何軒もの建物が見えます。
建物には木々や蔦・蔓が絡みつき、なんか人を寄せ付けない不気味な雰囲気を醸し出しています。
人の行く手を遮る木の根や枝を避けながら苔むした石段を上がります。
興味はあるけど、なんかわからなく湧いてくる不安感を払拭し探索です。
Wikipediaで調べて見ると
人口
佐々連 3,894人 ※昭和38年
とありましたが、現在は此処に来る途中に人家らしい人家はありませんでした。
荒れ果てた社宅の建物やもとは何らかの建物があったであろう石垣を見て、最盛期にはたくさんの人がここで暮らしていたのだと思うと、寂寥の感は否めません。
この後、前回見つけられなかった小学校の門柱や小学校跡を再度探索して帰りました。
3月に入って3週連続で四国中央市に通い、佐々連尾山・塩塚峰・翠波峰・鋸山に登り、佐々連鉱山跡を探索しました。
近い内にもう一度来て、笹ヶ峰(新宮)を目指したいと思っています。
帰りには、リンリンパークの四国屋温泉で汗を流して帰りました。
コメント
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見慣れたところでも、なかなかいいところですよね。鉱山跡はなかなか行けません。奥深いところなので、そのまま残っているようですね。自然に朽ち果てるのもなかなかいいものですね。まーーこういう場所へは、二度と行かなと思います。貴重な体験になると思いますよ。
鋸山への道標
翠波峰の分岐の所から、要所要所に設置されていました。
これで迷う人も少なくなると思います。(笑)
社宅跡、想像以上に規模が大きかったです。
山奥にひっそりとたたずんでいる姿は、チョット近寄りがたいです。
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