北本キャンプフィールド 散策と新テント《マイティドーム 1型》レビュー
埼玉県
URUTORAMS
- GPS
- 05:00
- 距離
- 1.3km
- 登り
- 8m
- 下り
- 7m
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標高グラフを拡大| 天候 | 晴 時々 雲 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
左がモンベルのシングルウォールテント「マイティドーム1型」一式とグランドシート。右がモンベルのダブルウォールテント「ステラリッジテント2型」一式とグランドシート。
容量は、フライシート(レインフライ)を除くと、互角。
重量は、フライシート(レインフライ)を除くとステラリッジ2の方が軽くなります。これは本体の作りの差、シングルウォールで雨を防ぎつつ透湿性も確保したゴアテックス相当のマイティードームは丈夫な作り、1型でも比較的重くなるのは当然です。
※フライシートを入れれば当然ステラリッジ2の方が重いです
今回は地元埼玉のキャンプ場「北本キャンプフィールド」で、新テント「マイティドーム1型」の試し張り。ついでに「ステラリッジ2」も張ったため2型との比較レビューともなります。
※「マイティードム」と「ステラリッジ」は1型と2型がともに全くの同サイズ、両方張れば種別にかかわらず1型と2型の比較となります
右がモンベルのダブルウォールテント「ステラリッジテント2型」一式とグランドシート。
容量は、フライシート(レインフライ)を除くと、互角。
重量は、フライシート(レインフライ)を除くとステラリッジ2の方が軽くなります。これは本体の作りの差、シングルウォールで雨を防ぎつつ透湿性も確保したゴアテックス相当のマイティードームは丈夫な作り、1型でも比較的重くなるのは当然です。
※フライシートを入れれば当然ステラリッジ2の方が重いです
今回は地元埼玉のキャンプ場「北本キャンプフィールド」で、新テント「マイティドーム1型」の試し張り。ついでに「ステラリッジ2」も張ったため2型との比較レビューともなります。
※「マイティードム」と「ステラリッジ」は1型と2型がともに全くの同サイズ、両方張れば種別にかかわらず1型と2型の比較となります
※ここまでしかメッシュにできません
※かなり下までメッシュに出来ます
130cmの幅があり1人ではゆとりがあります。
「マイティドーム1」の出入口外側のチャックが出入りするためのもの。
内側のチャックはメッシュにするためのもの。
この内側がやや不便、室内からアクセス不能で出入口を開けないとメッシュのチャックを動かせません。突然の雨には要注意です。
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外側のチャックが出入りするためのもの。
内側のチャックはメッシュにするためのもの。
この内側がやや不便、室内からアクセス不能で出入口を開けないとメッシュのチャックを動かせません。突然の雨には要注意です。
90cmの幅は1人でも必要十分なサイズ、荷物がなければ狭さはないです。
「マイティドーム1」室内のループは5箇所、ベンチレーションは1個所だけでさすがです。
通気性の悪いドームシェルターだと閉じることができない大きなベンチレーションが2箇所以上あります、ゴアテックス相当の透湿性の高さだから1個で大丈夫なのでしょう。
テントでは公に透湿性の記載はありませんが、同素材のシュラフカバーでは透湿性35,000g/�屐�24hrsなのでゴアテックスに負けない十分な透湿性があるのは間違いないと思われます(^_^)
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室内のループは5箇所、ベンチレーションは1個所だけでさすがです。
通気性の悪いドームシェルターだと閉じることができない大きなベンチレーションが2箇所以上あります、ゴアテックス相当の透湿性の高さだから1個で大丈夫なのでしょう。
テントでは公に透湿性の記載はありませんが、同素材のシュラフカバーでは透湿性35,000g/�屐�24hrsなのでゴアテックスに負けない十分な透湿性があるのは間違いないと思われます(^_^)
「マイティドーム1」のベンチレーションを最も絞った場合。完全には閉めきれないようになっており、酸欠防止・結露抑制のためでしょう。
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完全には閉めきれないようになっており、酸欠防止・結露抑制のためでしょう。
「ステラリッジ2」のベンチレーションは、ほぼ完全に閉めることが出来ます。ダブルウォールという構造上、透湿性・通気性が抜群だからでしょう。
ダブルウォールという構造上、透湿性・通気性が抜群だからでしょう。
「マイティドーム1」、95Lの大型ザックと私。寝るときは足下の横にザックを置くかたち、上半身の横だとザックとかぶってしまいます。
ビバークでマットがないとこんな感じで寝ることでしょう。地面の冷気が普通に感じられます、エマージェンシーシート等を下にしくなり冷気・熱気を遮る工夫が必要でしょう。
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寝るときは足下の横にザックを置くかたち、上半身の横だとザックとかぶってしまいます。
ビバークでマットがないとこんな感じで寝ることでしょう。地面の冷気が普通に感じられます、エマージェンシーシート等を下にしくなり冷気・熱気を遮る工夫が必要でしょう。
中から出る時の出入口、間口70cmですが遮る物がなく十分広いです。
中から出る時の出入口、間口95cmですが前室が半分しか開かないためマイティドーム1より狭く出ずらいです。
一転、北本キャンプフィールドのキャンプ場中央のテーブル区画、大きな屋根付きで雨でも大丈夫。キャンプサイト一区画借りるとテーブル(椅子)も一セット付いてきてなかなか贅沢なキャンプ場です。
北本キャンプフィールドのキャンプ場中央のテーブル区画、大きな屋根付きで雨でも大丈夫。キャンプサイト一区画借りるとテーブル(椅子)も一セット付いてきてなかなか贅沢なキャンプ場です。
笠山、両神山など。
山岳展望でなく、ナイトキャンプ等で星空を楽しむための展望広場なのでしょう。
一転、テントに戻りました。「ステラリッジ2」
テント泊で寝る場合はこんな感じ。
196(縦)×63(横)×6.3(高)cmのエアマットは上に向かって狭くなるテントでは縦方向がギリギリ、ピッタリおさまる感じでした。縦の長さが220〜230あるテントでないとゆとりはないでしょう。
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「ステラリッジ2」
テント泊で寝る場合はこんな感じ。
196(縦)×63(横)×6.3(高)cmのエアマットは上に向かって狭くなるテントでは縦方向がギリギリ、ピッタリおさまる感じでした。縦の長さが220〜230あるテントでないとゆとりはないでしょう。
私の用途ではありませんが「マイティドーム1」でザックを横に置いてテント泊する場合はこんな感じになるでしょう。
95Lザックでもこんな感じで置けて普通に寝られるので、詰め込めば夏のテント泊縦走でも1型で問題ないでしょう。
※私はゆとりが好きなので2型で縦走します・・・
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「マイティドーム1」でザックを横に置いてテント泊する場合はこんな感じになるでしょう。
95Lザックでもこんな感じで置けて普通に寝られるので、詰め込めば夏のテント泊縦走でも1型で問題ないでしょう。
※私はゆとりが好きなので2型で縦走します・・・
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図（地形図）
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
|---|
感想
今回、散策・気分転換で地元のキャンプ場、北本キャンプフィールドでデイキャンプをしてきました。
実はツェルトがわりに新しく購入した、モンベルのシングルウォールテント「マイティドーム1型」の試し張りをしたかったからです。なおすでに持っている同社のダブルウォールテント「ステラリッジ2型」と比較しています。
※両テントはそれぞれの1型と2型のサイズが全く同じ→中のスペース的には1型と2型の比較になります
{個人的想定用途}
「マイティドーム1型」はビバーク(緊急・災害時の避難場所)用。
「ステラリッジ2型」は、もっぱらテント泊用。
当初、ビバークで簡単で快適なツェルトが欲しいというところからはじまっています。まず虫が嫌なので底割れのないドームシェルターを検討、コンパクトなのは良いですが通気性が悪すぎで大きなベンチレーションが常時開放、風雨・風雪時に不安大、それでいて価格が3万〜4万円。
次にゴアテックス(相当)のツェルトを検討、ドームシェルターでないため設営が面倒かつ空間的快適性が劣るのにもかかわらず価格が4〜5万円。どちらも一長一短でした。
という訳で、重量・容量・価格面で苦渋の小妥協。初心の簡易・快適性重視を貫き、ゴアテックス(相当)の1人用シングルウォールテント「マイティドーム1型」￥52,900を購入しました。
個人的に日帰り山行は48Lの中型ザックを使用。容量的にゆとりがあり、例えば夏の縦走で500mlペットボトルで4Lの水を持っていくところ2.5Lに減らせばこのテント装備を積んでも気持ちお釣りがきます(^_^)
※実は現在、なかなか治らない足小指骨折療養中
ゆったりたした靴で普通に歩く分には問題ないのに、きつめの靴や冬用登山靴は50日経過した今でもNG、骨がきちんと繋がってない感じ(×_×)
骨折当初より比較的痛みが少なく、安静にすることが難しく骨が繋がるそばから壊れていたような感じでした・・・ズルズル引きずり今に至ります(仕方なく道具を揃えることに傾倒中)
■シングルウォールテント「マイティドーム 1型」1人用とは
☆ゴアテックス相当の防水透湿性と通気性を備えた1枚幕のテント☆
●サイズ
90(縦)×210(横)×105(高さ)cm
●収納サイズ ※ポール等除く本体
14(径)×30(高さ)cm 《公称値》※ダボダボ・ゆるゆるの状態
13(径)×19(高さ)cm 《実寸値》※乾燥状態できつく丸めた場合
●テント一式と専用グランドシートの総重量
1,410g
〈参考〉
ダブルウォールテント「ステラリッジテント2型」2人用
●サイズ
130(縦)×210(横)×105(高さ)cm
●収納サイズ ※ポール等除く本体
14.5(径)×30(高さ)cm 《公称値》※ダボダボ・ゆるゆるの状態
12(径)×19(高さ)cm 《実寸値》※乾燥状態できつく丸めた場合
{レインフライは薄くて高強度、きつく丸めるには強い力が必要で生地を傷める危険あり、やめたほうが無難です。スノーフライは厚く柔らかめの生地なので多少ですが無理なく圧縮可能}
※※ステラリッジ2のレインフライ収納サイズ
9.5(径)×21(高さ)cm 《公称値》
●テント一式と専用グランドシートの総重量
1,645g
設営の手間はシングルウォールなので、フライシートがない分だけ楽。ただし細引き4本含めてペグ打ち箇所が8本なので、風を考慮したら全て固定しないと不安があります。
撤収に関しては、今回(2つのテントを撤収する割に)ゆっくりしすぎて、デイキャンプのリミット15時ギリギリ、お急ぎ撤収となりました。
雑に撤収したため、本体の収納サイズは公称値に近く、ちょっとボコボコの14(径)×29(高さ)cmでした。
13(径)×19(高さ)cmにするには、土・小石を払ってテント全体を綺麗に2つ折りにした後更に3つ折にして圧をかけながら空気を抜くようにきつく丸めてマジックテープ(2本)で開かないよう固定しました。雨天時などで慌てて雑に収納すると公称値同様のサイズになるのでご承知おきください(>o<)
■キャンプフィールド北本について
年末年始を除いて通年営業で第4月曜だけ定休(祝日ならその翌日)
受付時間 8:30〜16:45 (ナイトキャンプは前日正午までの申請)
デイキャンプ ￥300 (10:00〜15:00)
ナイトキャンプ ￥500 (15:00〜翌日10:00)
テントサイト 15カ所 (小型テントなら余裕で2張り可能)
バンガロー 4棟 (冷暖房完備、デイ￥2,000でナイト￥7,000)
テント場は小石混じりの土路面ですがかなり硬め。月極の砂利の駐車場に近いです。今回アルミペグ1本が曲がってしまい、更にステラリッジ2レインフライの後部のゴムコード製細引きが1本、ペグをぬく際にひちちぎれました(>_<)、地面が硬くなかなかペグが抜けず気合を込めて力を入れたらゴムコード細引きが耐えられずブチ切れてしまったのでした。ペグに関しては慎重に地面と格闘し硬い場合は高強度ペグに変えたり重しに固定するなどした方が無難です！
〈長所〉
元々北本市の管理・運営施設で現在は指定管理会社により運営。キャンプ料金が安く、貸出機器が豊富。キャンプ場中央には屋根付きの大きな炊事場があり、かまどや水場も屋根付きで雨でも大丈夫。
隣の管理棟には多目的ホール、体験学習室、会議室、大広間(カラオケステージあり)に加えて2つのお風呂(かたくりの湯とふじの湯)があり低料金で利用可能です。
※サイクルステーションもあり自転車でのアクセス、利用も便利？
〈残念な点〉
デイキャンプの時間が短め(10:00まで立入禁止で15:00までに完全撤収)。
夕方までのんびりしたい場合はデイ+ナイト(￥800)、早朝から15:00までだと前日のナイト+デイ(￥800)、朝から夕方までだとナイト+デイ+ナイト(￥1,300)と面倒くさい手続きとなります。
また、こじまりとしたキャンプサイトで車で乗り入れすることは出来ません。駐車場からキャンプサイトまで50〜100m歩いて荷物を運ぶ必要があります。
市街地郊外の森の公園キャンプ場といった雰囲気、アドベンチャー感とスケール感は薄いので期待しない方がいいでしょう。
オートキャンプ場でないため、比較的静かで穴場的な雰囲気のキャンプ場。設備が充実しているわりに料金が安いので、テントの試し張りやゆっくりまったりしたい時にはもってこいの場所だと思います、車やバイクが横にいないですし(^_^)。
良いキャンプ場を見つけることが出来ました。今後も何かと利用していきたいと思います！
★★
シングルウォールの「マイティドーム1型」、期待通り利便性が高い良いテントでした。中型ザックで日帰り登山をする私にとってツェルトがわりに使える携帯テントといっていいでしょう。
ただし雑に手早く収納すると容量が大きくなるのでザックのスペースは常に余裕を持たせておかなくてはと思いました。
ナイスなテントでした（＾O＾）
こっそり拍手
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