ヤマトタケル最期の道 伊吹山・不破編


- GPS
- 10:29
- 距離
- 26.4km
- 登り
- 226m
- 下り
- 1,562m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス | 22:30 近江長岡駅から徒歩1時間(約5キロ) − 01:00 山頂まで徒歩3時間 − 04:00 山頂 |
コース状況/ 危険箇所等 |
伊吹山周辺の広域農道は歩道が無い所が多く車道脇を 歩くため、怖いし危ない。 しかも、関ヶ原に入るまで、コンビニも自販機さえほとんど無い。 |
写真
感想
初めて伊吹山に登った時、頂上にあるお地蔵さん(笑)の足元に、
「日本武尊」と書かれてあって、「なぜ、伊吹山にヤマトタケル???」と思った。
どうせ、適当な言い伝えで観光目的に置いたのであろうと思って、
ネットで調べたら、小学校(中学だったっけ?)の時、歴史の時間で習った、
「古事記」や「日本書紀」に書いてあるそうではないか!
へぇ〜そーなんだ、と思いながら、いろいろ調べていくと、古事記には、伊吹山の戦いの後、
玉倉部(居醒めの清水)−当芸−杖衝坂−尾津前−三重−能煩野 とその後の足取りまで書いてある。
場所を調べていくと、知らずに横を通り過ぎていた所もあった。
奇しくも 伊吹山山頂 日本武尊像 設置100周年
古事記編纂 1300周年 が重なり、「コレは行かねば!」と計画しました。
車で巡っても良かったのですが、ヤマトタケルが歩いたのなら歩かねば!と、
歩いていくことに決定。
急な残業でJR近江長岡に23:20頃着 タクシーがいなかったため
(後で聞いたらこの時間は電話で呼ばないといないらしい)
歩いて伊吹山へ。5キロを1時間で歩き「時速5キロ 10時間歩けば50キロ!」、
と、取らぬなんとかでほくそ笑むが、これが最初で最期の最高速となった。
後は時速1〜3キロの体たらくでした。
夜間登山は月明かりで6号〜9号までライトを消して登山。
月光だけの伊吹山は、今まで見たことの無い雰囲気でよかったです。
涼しいと思っていた山頂の朝は、涼しいどころか寒い寒い!
朝4時では山小屋にも入れず、物影でじっと我慢。
平地5キロ登山5キロ 徹夜の疲れ 寒い。スタート地点で、すでに心が折れかけていた(笑)
寒い山頂から、一気に 炎天下のアスファルト歩行。
トレッキングシューズも舗装路では合わないのか足の裏がとても痛い。
玉倉部に向かう途中で車道横のわずかな日陰に腰を降ろしたとたん、
意識を失う様に寝ていしまった。
はたから見たら、行き倒れの様だったに違いない。
寝たことで少し復活できたが、予定の1日50キロとは、ほど遠くなってしまった。
ヤマトタケルは東征、約2400キロの帰りに 重症を負いながら能煩野(三重県亀山市)まで歩いた。
一方、自分はタケルの100分の1も歩いていないのにギブアップ(笑)
古代の人は今と比べると信じられないほどタフだったのでしょう。
次回は日程未定ですが 養老−尾津前を歩きたいと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する