JSA SAKE DIPLOMA二次試験 2019

- GPS
- --:--
- 距離
- 0.8km
- 登り
- 24m
- 下り
- 24m
コースタイム
14:00 開場
14:10 オリエンテーション
14:20 テイスティング試験開始
14:50 テイスティング試験終了 マークシート回収
14:55 論述試験開始
15:15 論述試験終了
15:25 解散
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 コース内のトイレの数が限られているので要注意です。 また時間が限られていることと、時計以外の機能を持つ電子機器を 持ち込むことが出来ません。大型の時計の持ち込みも禁じられています。 腕時計を忘れないようにしましょう。 また会場によっては薄暗くて小さい文字を判読することが困難です。 めがねの準備も怠りなきよう。 たいてい部屋の冷房は効いているので薄着は危険です。 上手く重ね着をして、暑いときにも肌寒いときにもベストの体調で試験に 望めるように準備しましょう。 筆記具はHB以上の鉛筆かシャープペンシルと消しゴムを持ち込めますが、 シャープペンシルには故障がつきものなので、予備を忘れずに。 |
その他周辺情報 | −−−酒ディプロマって?−−− ソムリエに比べるとSAKE DIPLOMAは圧倒的に知名度が低いと思います。日本ソムリエ協会のウェブサイトによりますと次の通りです。 −−−−−−−−−−− 当協会は1969 年発足(筆者註:JSAの前身、飲料販売促進研究会(B.M.R.G.)発足)以来、わが国におけるソムリエをはじめワインに携わる方々の資質の向上と、ワインを中心とする飲料の普及に努めてまいりました。そのような中、我々の伝統的な食文化である和食と日本酒を取り巻く環境は大きな変化を迎えています。 このような現状を踏まえ、2017 年に当協会は、皆さまが日本酒に関する知識を深め、技量を向上させることが、日本の食文化のより一層の普及と向上に繋がるものと考え、日本酒に特化した認定制度である「J.S.A. SAKE DIPLOMA」を発足致しました。 −−−−−−−−−−−− 大雑把には、ソムリエに日本酒と焼酎の知識も持ってもらい、日本酒の普及にも一役買ってもらいましょうという狙いで作った呼称資格と言えるでしょう。 2017年呼称資格試験が始まった、非常に新しい呼称資格です。 |
装備
備考 | 受験票、シャープペンシル2本(いずれも2Bの芯を込めたもの)プラスチック消しゴム2個、老眼鏡(解答用紙は字が小さくて薄い) |
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感想
−−感想−−
6月の男体山以来の山行記録だ。山をやっていなかったわけではないが、もっぱら男山、八海山、太平山、銀嶺月山、久慈山といった方面だった。沢も若干、澤の井、沢の鶴などなど、大雪渓もやった。というわけで今回の夏山登山(?)の集大成としてのピークハントを報告する。
能力的には単独で十分な山も、ガイド登山で新しい学びがあるように、一人で登れる日本酒と焼酎の山々も、先生から学ぶことで全く違った風景を見ることができた。
しかし、結果は、、、残念。またがんばろう。来年は筆記は免除だし。
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−−以下、未来の自分のためのメモ(長文注意!)−−
6月の男体山以来の山行記録だ。山をやっていなかったわけではないが、もっぱら男山、八海山、太平山、銀嶺月山、久慈山といった方面だった。沢も若干、澤の井、沢の鶴などなど、大雪渓もやった。というわけで今回の夏山攻略の総まとめの報告である。
■アプローチ
一次試験は昨年からコンピュータ試験になった。今年はそれだけでなく、合否がその場で出るというものだった。解答で神経をすり減らして心が弱りきって「解答終了」のボタンをクリックすると、ほとんど心の準備もできていないままに結果が出てくるというのは心臓に悪い。7月中旬から8月末日までの試験期間中に2度チャンスがあった。1回目は様子見で、傾向をつかんでから8月下旬に調整をかけようとしたのだが、予想問題を不眠になるまで繰り返し解いて臨んだのが功を奏したか、不意打ちのように出てきた一次試験の結果は「合格」。意外とあっけなかったが、1ヶ月間余計に二次試験対策に集中できたことは大きなアドバンテージになった。
かくして少し早めに集中利き酒期間を得たものの、テイスティングコメントはまとまらず、重要な課題といわれている純米酒とアル添酒の区別も自分の中での指針がまとまらず、香り酵母の典型例であるセルレニン耐性酵母(代表的なのはきょうかい1801酵母)も、酒米の優等生というべき山田錦を識別する基準も、どれも自分の中でまとまっていかない日が続いた。さらにこれは大丈夫だろうと思っていた焼酎さえ、芋焼酎をはずす始末だった。本番前の模擬試験(受験予備校に通うと利き酒の模擬試験まであるのだ)は5割と7割の間を行ったり来たりの状態だった。
試験の前の週に、9月1か月分に空けた酒瓶、缶をリサイクルに出した。
4合瓶:21本
3デシ瓶とカップ26本
缶:4本
しめて51本。利き酒だからほとんどは吐き出しているのだが、よくがんばった。とりあえずアル添は自分なりの基準を作った。セルレニン耐性酵母は、直前に自分が持っていた純米大吟醸酒(楯野川、清流)がセルレニン耐性酵母を使っていることがわかったので、朝に晩になめ続け、何とかこれでいけるのではないかという感覚を持つことができた。焼酎も、米、泡盛、麦、黒糖、芋の5アイテムをグラスに注いで並べ、香りを取りながら、何とか自分なりの基準を作った。
■アタック当日
本番当日、昨年のワインと同様、早起きして、行きつけの天神様へ試験の無事の終了を祈り、往復の道すがらで鼻が土や草の匂いを捉えられることを確認して最終調整とした。台風19号が接近中で風が強かったせいか、場所ごとの微妙な空気の匂いの変化までは感じ取れなかったが、一応雑草と土、そして川の匂いがわかったから大丈夫だろう。
試験対策の先生の助言によると、試験当日は練習しないほうがいいということだったが、ついついグラスに注いで香りと味を確認してしまったのは、試験が午後からで、早起きのあと家を出るまでが手持ち無沙汰だったからだ。
一方気をつけたのは食事。多少空腹状態で臨んだほうが、自分は味や香りに貪欲になるので、トーストのみ。むろん口の中が粘つくコーヒーは忌避。歯磨き粉は使わずに丁寧に歯を磨いて、糸ようじで歯の隙間の食べかすもとり、がらがらうがいとがぶがぶうがいでのどから口の中まできれいにお掃除して、いざ本番へ。恒例により、自由が丘、大岡山経由で会場最寄り駅の目黒駅へ向かった。
初めての試験だった昨年は、余裕を十分に見ていった挙句に道を思い切り間違えたのだが、今回はそのあたりは抜かりかった。その分早くついてしまって、会場入りする前に駅ビルをうろつくなどの調整が必要なくらいだった。あまり早く会場に着いても座るところもないので結構大変。お手洗いなども会場で並ぶよりも会場の前で済ませておくほうが無難だということで、最後の一休みは駅ビルのきれいな化粧室であった。
そして急斜面を滑落に気をつけながら目黒雅叙園へ向かった。午前中はワインエキスパートの試験が行われていて、受験生が登ってきた。品種がどうだったとか、最後の酒類(スピリッツまたはリキュールが何か1アイテム出てくる。今年は紹興酒だったようだ)についての感想とか、いろいろ聞こえてくる。ちょっと懐かしい気分。ただし自分はこの坂は登らずに、仲間とに武蔵小山へ下っていったのだったが。
■最終確認
目黒雅叙園へ入った。今年は日程が合わなかったので別の予備校で二次対策を受けたのだが、その講師の先生が会場の手前で、受験生をねぎらいに来てくださっていた。自分は二次試験対策の授業を後ろのほうで受けていただけなのだが、それでも先生のほうがこちらの顔を覚えていてくださって、右手を差し伸べて下さった。短い期間ではあったがご指導くださったことへの感謝と、力を出し切って来ることを誓って、会場へ向かった。ただし会場に入るにはまだ時間があり、最終調整。テイスティングに調整があるのかと疑問に思うかもしれないが、自分の見立ての癖と、その修正方法、これは試験というゲームなのだから、こういうアイテムが来たらこういう具合に書くという手順の再確認である。
午後2時開場。ホテルの宴会場の扉が開くと、中は明るい蛍光灯の光線が満ちていた。昨年はシャンデリアだったので、色の見立てと、眼鏡を持たずに、老眼で小さい文字を読むのに苦労したものだが、この照明は試験を受けるものにとってはやりやすい。机の上には、試験の飲料6種類、内訳は日本酒4種類と焼酎2種類だろう。そしてビニール袋に封印された答案用紙関係一式が置かれていた。これは予定通り。ここから試験終了まではあわただしい。
そして昨年はこのあわただしい時間帯に第一のドラマがあった。書類をビニール袋から出すところで、書類でグラスを全部吹き飛ばしそうになったが、今年は同じミスは繰り返さない。飲料から距離を置いて座り、慎重に開封作業に取り掛かった。まだ開封はしても、解答に取りかかることはできない。
グラスに触ることができないので、見るだけで外観の見立てに取り掛かった。最初のアイテムは水のような色。次のアイテムは日本酒ならよくあるような薄い緑色、3つ目のアイテムは淡い黄金色。、日本酒としてはかなり色がついているほうで、熟成を予想させた。そして4アイテム目は2アイテム目を少しだけ薄くしたような緑色だった。外観の解答を頭の中で組み立て、香りと味を探る手順とコメントの埋め方を、会場の外でノートで再確認してきたことをもう一度頭の中でなぞるうちに、試験が始まった。
■アタック開始
まず、飲料とともに出されている水をひと口なめた。緊張と無言で口の中が乾いているため最初の酒を利くときに条件が他と変わることを避けるための自分の流儀だ。チェーサーは入れないほうがいいのだが、日本酒はワインより若干度数が高く、酒が変わる毎に口の中をリセットしたほうがやりやすいという自分なりのやり方だった。むろん口の中が水っぽくなるので、テイスティングコメントが水っぽくなるということも頭の中に入れつつ修正をかけることに気をつけなければならないけれど。
日本酒に関しては当てていくことははじめから諦めていたし、その酒ごとの色、香り、味(甘味、酸味、苦味(コク)、余韻)、総合評価を感じたとおりに書いて、特定名称酒はそのあとについてくるというつもりで解答していった。そうすると最初の2アイテムは、華やかでまろやかな純米酒と特別純米酒という似たようなところにまとまってしまったのだが。3アイテム目は熟成が入っているから試験対策的には純米山廃仕込。しかし切れは良い。
順調に進んだようでここでアクシデントが。コメントをいくつマークするか、個数が決まっているのだが、1つ選択するところを普段の癖で2個ずつマークしていた。これは致命的だ。なぜなら、必要個数より少ない場合はあっているところだけ加点されるが、個数を上回ると点数は1点も与えられないからだ。あわてて直すのであるが、無味乾燥なマークシート用紙に付けられたマークを、選択肢のシートを眺めながら修正をかけていくことはあまり容易なことではない。かなりの時間を浪費して4アイテム目の酒に漸くたどり着いたところで残り10分程度。
4アイテム目は結構な特徴があった。まず香りがとりわけ華やかだった。熟した果物、リンゴやメロン、バナナや桃などのフルーティーな香り、そしてある種の淡さ。グラスから「私はセルレニン耐性酵母を使った大吟醸酒(純米でない)だよ」と語りかけてきた。
さて、テイスティングコメントは書き終えたが、このあとに「設問」が4題あった。実は設問は先に読んで、それに答えるつもりでコメントを選ぶことが試験対策なのだが、見事に組み立てを誤った。ちなみに設問は以下の通りだった。
1.山田錦を使った飲料を2個選びなさい。
2.セルレニン耐性酵母を使った飲料を2個選びなさい。
3.アルコール添加酒を1個選びなさい。
4.山廃仕込の酒を1個選びなさい。
しまった。2個選ぶつもりでアイテムを見てこなかった。山廃は試験テクニック的には熟成が感じられる3番だが、山田錦はうーーん、自分なりの判断基準がはっきりしていなかったから、割としっかりした味わいの2、3を選択したが、3は熟成が感じられるとはいってもキレはよく、これどう考えても天狗の舞、五百万石だよなあ。でもこのときに1,2を山田錦とする気にはどうしてもならなかった。山田錦=爽やかという認識を持っていなかったからだ。
さて、セルレニン耐性もうひとつどうするか?1をもう一度なめて、香りの華やかさから、これがセルレニン耐性酵母使用と決めたが、2をなめるとこっちも華やか!こうなると泥沼にはまって決められない。ここで残り5分。焼酎はまだ手をつけていない。第一印象で勝負ということで1をセルレニン耐性に。香り酵母使うならきっと大吟醸だから純米大吟醸に修正したところでこれ以上の直しは諦めた。何しろ焼酎が手付かずなのだ。
焼酎は詳しいテイスティングコメントを求めてこないので、材料と蒸留圧力(常圧か減圧か、ちなみに年によっては度数を問うたこともある)がわかればよい。しかしここで残り3分だ。交互に香りを取って、奥から語ってくる原料の声に耳を傾けた。焼酎の1アイテム目は日本酒のような香りがしたから米か泡盛だが、米焼酎にしてはやや蒸れたような香りが強い。しかし泡盛の割にはタイ米のきつさがないので、減圧蒸留の泡盛とした。二つ目の焼酎は香ばしい香り。しかし実のところ焼酎はみんな香ばしいので、そこでだまされてはいけない。耳を傾けるならぬ鼻を傾けた。微かにウイスキーの香りが上がってきた。恐らく常圧蒸留の麦だろう。ここまで何とかマークを埋めきって、見直しをする間もなくタイムアップとなった。
■論述試験
落ち込んでいる場合ではない。まだ論述試験がある。20分間でA41枚くらいの紙にびっしり文章を書かなければならない。こういうときにヤマレコで長文を書いている経験が活きてくるというのは冗談だが。
実は論述は楽しみにしていた。日本酒とフレンチを合わせるときの注意点を書きなさいとか。吟醸作りについて述べなさいとか、日本酒の味わいにおける酸の役割について述べなさいとか、酒飲みとか、サービスの観点からの問題が出ることを期待していたのだ。
ところが実際の問題は昨年までの傾向とはかなり異なり「村米制度について200文字以内で書きなさい」「美山錦について200文字以内で書きなさい」というものだった。文字数指定をしたのは、きっと今までの受験生でやたら字が大きかったり、一行あたりの文字数が少なかったりと、水増しした人がいて、情報量を字数で定量化しようとしたのだろう。
それにしてもお酒をサービスする団体であるソムリエ協会の論述試験で、村米制度をわざわざ聞く必要があるのだろうか。一次試験では同様の問題は何題も出題されているのだからそれで十分だったのではないか。そしてもう一題の美山錦。わざわざ晩生酒米である山田錦と、早生である五百万石の中間の位置づけである美山錦を論述試験で書かせる意図がよくわからなかった。一次試験の知識をすっかり忘れてしまった言い訳でもあるのだが(汗)。
それでも何とか村米制度は酒米のテロワールとも関係があるとか、現在の山田錦特A地区などとも関係があるとかこじつけ、美山錦はおなじみガンマ線照射で生まれた突然変異株であるところから始まって、長野を中心に冷涼な地域でよく作られることと、他の酒米の親になっていることが多いなどと書いて文字数を稼いだ。まずは埋めることが大事なのだから。
一旦埋めてしまったら、もう推敲する暇などはない。目の前のテイスティング用の日本酒を端から飲み干していった。結構酔いが回って、焼酎を飲み干すことは残念ながら控えざるを得なかった。かくしてタイムアップ。昨年ほどのドラマはなく、しかし時間との戦い、予想外の論述試験にもだえ苦しむというひと時であった。
■試験後
母校(?)で飲みながら、5時にスタッフさんと答え合わせ。シャンパンご馳走様でした。ソムリエ協会の発表では、
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番号 特定名称 原料米
1 純米吟醸酒 山田錦
2 純米大吟醸酒 山田錦
3 純米酒 五百万石
4 吟醸酒 出羽燦々 他
番号 種類(焼酎) 常圧/減圧
5 泡盛 常圧蒸留
6 麦しょうちゅう 常圧蒸留
セルレニン耐性酵母使用:2,4
山田錦:1,2
アルコール添加酒:4
山廃:3
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であった。
そして自分の解答は
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1 純米大吟醸酒 (純米からの書き直し)セルレニン耐性酵母使用
2 特別純米 山田錦
3 純米酒 山田錦(こじつけ、鼻は五百万石と言っていた)
4 大吟醸酒 セルレニン耐性酵母使用
番号 種類(焼酎) 常圧/減圧
5 泡盛 減圧蒸留(少し吟醸香があるけれど香りがきついから)
6 麦 常圧蒸留(ウイスキーぽいから)
セルレニン耐性酵母使用:1,4
山田錦:2,3(3は五百万石と思いつつも他を選べなかった)
アルコール添加酒:4
山廃:3
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スタッフさんには早くも「おめでとうございます」と祝福されたが
テイスティングコメントができていなければ点は取れないし、マークをひとつ
ずらして書いてしまえばすべてが水泡に帰してしまうのだ。結果を見るまでは安心できない。
能力的には単独で十分な山も、ガイド登山で新しい学びがあるように、一人で登れる日本酒と焼酎の山々も、先生から学ぶことで全く違った風景を見ることができた。ことにそれは焼酎において顕著で、熟成した壱岐の焼酎からボルドーの格付けワインの香りを見つけたときには感動した。
■発表、、、
そして当日、午後5時には発表になるのだが、歯医者によらねばならず、結果を見られず。その歯医者が作業に手間取って待ち時間込みで2時間もかかり、帰宅は8時。なんとなく見るのが怖くなり、ジョギングに出かけたりして結果確認は9字。ソムリエ協会のウェブから、「速報 2019年度SAKE DIPLOMA認定試験 結果発表」をクリック。日本語の試験と、英語試験のインターナショナルの試験が別々のリンクになっていて、日本語の試験をクリック。今年の試験は受験番号順ではなく、名前の五十音順だからわかりやすい。
あった!自分の名前は確かにあった。
しかし、受験番号が違っていた。近い番号ではあるが、明らかに違う番号だ。
そう、同姓同名の別人が合格していたということなのだ。自分の名前は一名しか出ていないのであるから、不合格であることは明白。
時間とともに、この山行記録を書きながら悔しさがにじんできた。二日酔いみたいに頭が痛くなってきたのは、歯医者の麻酔のせいではないだろう。
しかし結果は結果。仕方がない。1年間、テイスティングのスタイルを組み立て直すことにしよう。少なくとも何をすればいいかはわかっているはずだ。
■追伸
各方面(母校のスタッフさん、友人その他)から、ソムリエ協会に問い合わせてみたらという助言を頂いて、結果に関する問い合わせには応じられませんという協会のメッセージを無視して問い合わせてみたところ、丁寧なお返事を頂いた。予想通り、同姓同名が2名いたとのこと。もう一人の(?)takahashisunの合格を心より祝福しつつ、今夜もアルコール添加酒と純米酒の違いの識別に励むのであった。といいつつ、日本酒と日本ワインを交互に飲みながら、甲州の苦みばしった味わいに絶妙で合うおつまみを探求する夕べであった。
そして更に無駄に長い後編(2020年)へ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2648950.html
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