天上山【オオシマツツジ満開!神々の集う神津島へ】


- GPS
- 07:13
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 563m
- 下り
- 747m
コースタイム
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 7:12
天候 | 晴れ時々曇り一時小雨で、島山らしい天気でした ※旅行前は10日間天気予報を2時間おきに見ていましたが、どんどん変わって全くあてになりませんでした。そもそも当日の天気予報ですら当たらない。台風とか以外、島の天気予報は気にしてはいけないと実感しました |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
飛行機
▼新中央航空(往復ともに) ・調布飛行場より神津島空港まで45分 ・調布飛行場前に第1駐車場あり。こちらは25台のみのため、競争率が高い ・徒歩3分ほどでは離れた第2駐車場は300台ほど駐車可能。共に1日最大料金1000円 ・1人当たり持込み・機内預け込みで、5kg超過につき+300円/kg。Total15kgの場合、+3000円ということ ・物凄く揺れ、高所恐怖症の私は生きた心地がしませんでした。もともと飛行機は苦手です。帰りの神津島空港では、助走で横転するかと思いました。物凄く怖い https://www.central-air.co.jp ◆島内の移動 ▼レンタカー ・全部で10台程度しかないようで、ハイシーズンは早期の予約が必須です ・今回(土曜日)も店に直接聞きに行ったがもう無いとのことでした http://www.kouzushima.info/s10.html ▼バス ・神津島港を起点に、多幸湾方面と赤崎遊歩道方面に出ていますが、1日5~6便のみ ・今回はレンタカーを借りれなかったため、キャンドゥ前12:52→13:00多幸湾(展望所で降ろしてもらった)14:15→14:26神津島港14:30→14:45赤崎遊歩道→徒歩で港まで戻り バスでも存分に楽しめました https://vill.kouzushima.tokyo.jp/travel/transport.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 ▼黒島登山口→千代池 ・1合目から10合目まで急登が続きますが、整備されており特に疲れは感じません ・10合目から1分のところにオロシャの石塁がありますが、そこから千代池へ直接下りるルートは避けた方がいいです。踏み跡はありますが藪漕ぎを強いられます。一旦戻ってメインルートを行きます ▼千代池→表砂漠→裏砂漠→裏砂漠展望地 ・危険箇所・不明瞭箇所はありませんが、ガスるとルートが分かりにくくなると思います ・裏砂漠展望地からの祇苗島は絶景ポイント。絶対立ち寄るべき休憩ポイントです ▼裏砂漠展望地→不動池→櫛ヶ峰分岐→白島下山口→天上山 ・危険箇所はありません ・天空の丘はコースから外れますが、2分ほどなので立ち寄るべき ・櫛ヶ峰への立ち入りは禁止されています ▼天上山→白島登山口→前浜港 ・白島登山口(6合目)から2ルートに分かれますが、港までの近道はトイレの横を行きます ・白島登山口からは車道歩きとなりますが、標識を頼りに港を目指します。思ったよりも近いです ◆登山ポスト 黒島登山口にあり。ノートに氏名等を記入するタイプ |
その他周辺情報 | ◆登山後の温泉 ♨山下旅館別館 ・今回の宿。神津島で唯一の温泉付き宿。強力な塩化物泉が掛け流されておりますが、湯船は2人しか入れません ・更衣室は3人が限界。ドライヤーは貸し出し ・あとで聞きましたが、女湯は10人ほど入ることのできる立派な温泉だったようです。まあ、掛け流しの場合、小さい方がお湯の質は良い https://kozushima.com/stay/yamashitaryokanbekkan ♨神津島温泉保養センター ・村落から徒歩だと2km・30分ほど。バスで行くことになると思いますが、バスも限られます。我々は歩きましたが ・水着着用の露天風呂はこの時期、展望露天と小露天のみで、大露天は閉鎖中です。でも十分でした ・内湯は水着禁止 ・全て強塩化物泉の掛け流し https://vill.kouzushima.tokyo.jp/travel/onsen.html ◆飲食店 ▼よっちゃーれセンター ・1階が土産物屋で、2階が食堂。港から近いので夏は激混みなのでしょうね https://kozushima.com/shop/yoccharecenter2ndfloor ▼藤屋ベーカリー ・島唯一のホームメイドパンが食べられます ・7:30オープンらしいので、山の行動食にベスト https://kozushima.com/shop/fujiyabakery ▼Hyuga brewrey ・楽しみにしていたカフェバー。明日葉エールなどが飲めます ・日曜夜は痛恨の貸切! https://kozushima.com/shop/hyugabrewery ▼Cafe'& Diner 'AILANA ・ハンバーガーやステーキが人気の店。ビールなどもあり、ビーチの向かいにあるため、夏場は混雑しそう http://ailana.tokyo ◆その他の観光地 ▼多幸湾展望台(オススメ度☆☆☆☆) ・ここは必見。多幸湾行きのバスに乗った場合、運転手に言えば下ろしてもらえます ・多幸湾までは徒歩で5分ほど https://kouzushima.jimdo.com/観光/景色/多幸湾展望台/ ▼多幸湧水(オススメ度☆☆☆☆) ・東京の名湧水57選がガンガンと流れています。そのまま海に流れて行くのがまたいい https://kozushima.com/sightseeing/takospringwater ▼赤崎遊歩道(オススメ度☆☆☆) ・神津島の代名詞である海上遊歩道。飛び込み台もあり、規制線は張られていないので、この時期でも勝手に飛び込んでも良いのかも。他に誰もいませんでしたので自己責任で https://kozushima.com/sightseeing/akasakiwalkingpath ▼トロッコ跡(オススメ度☆☆) https://kozushima.com/blog/名組湾とトロッコ跡-2.html ▼踊り岩(オススメ度☆☆☆) ▼阿波命神社(オススメ度☆☆☆) ・とても荘厳で是非とも立ち寄ることをオススメします https://kozushima.com/sightseeing/awanomikotoshrine ▼ぶっとおし岩(オススメ度☆) https://kozushima.com/sightseeing/buttoshi-rock ▼沢尻湾フォトスタンド(オススメ度☆) ▼うず巻岩(オススメ度☆☆☆) https://kouzushima.jimdo.com/観光/観光スポット/うずまき岩/ ▼石材アート歩道(オススメ度☆☆☆) ・とてもシュール ▼えんま洞(オススメ度☆☆☆☆) ・笑う閻魔様が祀られています ▼ありま展望台・ジュリアの十字架(オススメ度☆☆☆☆☆) ・山と海を一緒に眺めたいならここ。大展望でおススメです ・村落から徒歩で40分くらい https://kozushima.com/sightseeing/arimalookout ▼千両池(オススメ度☆☆☆☆☆) ・ハイキング気分では行かない方がよい。サンダル等は不可です ・波が高い時も控えた方がよい ・でも絶景なので是非とも立ち寄りたいスポット ・車で行く場合、最後の100mほどはすれ違い不能 https://www.travel.co.jp/guide/article/18011/ ▼神津島観光協会 ・天上山バッジはここで買えます https://kozushima.com ◆宿泊施設 ▼山下旅館別館(今回宿泊) ・海沿いの、えんま堂の隣に立つ旅館 ・神津島で唯一の温泉付き宿です http://www15.plala.or.jp/y-annex/ ▼沢尻湾キャンプ場 https://kozushima.com/stay/sawajiricampground ▼長浜キャンプ場 https://kozushima.com/stay/nagahamacampground ▼都立多幸湾ファミリーキャンプ場 https://kozushima.com/stay/takobaycampground |
写真
旧噴火口でかなりの水深があり、夜になるとシマアジ等が大量に入り江の中に入ったそう。それを一網打尽にして一攫千金の水揚げがあったため、千両池の名が付いたそうです
感想
5年間温め続けた神津島の天上山山行。
オオシマツツジ・コウヅシマツツジが満開の、ベストなタイミングでの「しま山旅」が遂に実現しました。
アクセスは金よりも時間をとり、調布飛行場よりプロペラ機で行くことに。
この、プロペラ機の揺れようといったら生きた心地がしませんでしたが、ジェット船で4時間、大型客船で12時間かかるところを40分程度で運んでくれます。しかも絶景。
初日は観光に特化。
レンタカーは島に10台程度しかなく、当日借りることはできませんでした。
代わりに1日5便のバスを工夫して、島の南から北、多幸湾から赤崎遊歩道をゆっくりと観光できました。
宿の美味しい料理と強烈な温泉でゆっくりし、明日の出発も9時と遅いため、島時間を満喫。
翌朝。天気は曇りがちではありますが、しま山らしく晴れたり小雨が降ったり曇ったりと目まぐるしく変わるなか、黒島登山道の急登を登ります。
振り返ると真っ青な神津島港が輝いており、しま山登山の醍醐味を改めて実感。
10合目に登り詰め暫く進むと、表砂漠・裏砂漠へ。
登山口からオオシマツツジは咲いていましたが、やはり天上山の代名詞でもある、白砂の砂漠に咲く真っ赤なオオシマツツジ!これを観るためにやって来たため感動でした。
翌日も16時の飛行機まで島中を歩き回りました。
朝一で温泉に入り、評判の良いハンバーガーを食べ、ありま展望台・千両池の超絶景展望スポットまで歩いたりと、神津島を2泊3日で味わい尽くした感じです。
アルプス的山岳展望と海から突き上げる絶景に加え、オオシマツツジ・コウヅシマツツジをはじめとする花百名山に選定された天上山。
下山したら、食に温泉に観光に飽きることのない神津島。
生きているうちに再訪するか分かりませんが、とても心に残るしま山旅となりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する