春の古道歩き。熊野古道中辺路 熊野本宮大社から滝尻王子へ。

2019年04月15日(月) 〜 2019年04月16日(火)

• GPS: 16:45
• 距離: 41.5km
• 登り: 2,404m
• 下り: 2,367m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:01
• 休憩: 0:14
• 合計: 10:15

距離 26.9km 登り 1,577m 下り 1,352m

7:05 スタート地点
7:18 7:21 熊野本宮大社
8:02 8:03 三軒茶屋跡
8:20 8:23 伏拝王子跡
9:30 発心門王子休憩所
9:40 9:42 発心門王子
11:07 11:12 三越峠休憩所
11:51 蛇形地蔵
17:20 なかへち美術館

2日目

• 山行: 4:45
• 休憩: 0:49
• 合計: 5:34

距離 14.5km 登り 828m 下り 1,030m

7:43 なかへち美術館
8:14 8:15 道の駅 熊野古道中辺路
11:12 11:37 高原霧の里休憩所
12:19 飯盛山
12:28 12:29 剣ノ山
12:52 13:14 滝尻王子
13:17 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

熊野本宮大社に無料駐車場多数有り。
滝尻王子到着後は熊野本宮大社行きの龍神バスを利用。

その他周辺情報

今回は近露地区の近露王子公園にてツエルト泊。
トイレ有り、トイレの洗面所の水道が飲料可能かは不明。
本宮大社→滝尻王子の逆コースなら継桜地区の「野中の清水」で水の確保可能。
公園の近くに食事や買い物が出来る「古道歩きの里ちかつゆ」があります。
ただし閉店18:00
その他、近露地区には飲食店と温泉施設も有り。

写真

4/15 6:57

去年初めて歩いてからすっかりハマってしまった熊野古道。
今回は去年とは逆のルート、熊野本宮大社を起点にして近露王子で一泊して滝尻王子まで歩きます。

4/15 7:02

という訳で今回の山旅の起点の熊野本宮大社。
出発日の4月15日は春の例大祭という事で早朝はその準備中でした。

4/15 7:07

お祭りに後ろ髪を引かれながら本宮を後にする。

4/15 7:11

先ずは三軒茶屋がある伏拝王子を目指して進む。

4/15 7:18

朝の澄んだ空気の中進む。

4/15 7:27

早朝でまだ誰もいない見晴台地に寄り道。

4/15 7:46

九鬼ヶ口の関所に到着。
ここは高野山からの小辺路と今歩いてる中辺路との合流地点。

4/15 8:04

三軒茶屋がある伏拝王子に到着。

4/15 8:05

伏拝の茶畑から熊野川を見下ろす。

4/15 8:26

4/15 9:01

春らしい山里の草花が目の保養になる。

4/15 9:08

4/15 8:41

水呑王子通過。

4/15 9:17

発心門王子に到着。
ここの手前に自販機とトイレ有り。

4/15 9:25

本来は発心門王子から次の猪鼻王子に向かうのだが通行止め。

4/15 9:39

という事で迂回路へ

4/15 9:59

迂回路を経て再び熊野古道へ合流。

4/15 9:59

現時点の迂回路はこんな感じ

4/15 10:16

廃村の道ノ川集落跡を通過。
ここから徐々に峠越えの登りになってくる。

4/15 10:40

急坂を登りきって三越峠関所に到着。
こちらにトイレ付きの休憩所もあります。

4/15 11:10

峠を下って湯川王子通過。

4/15 11:18

湯川王子を経て蛇形地蔵。

4/15 11:29

蛇形地蔵から先は再び迂回路。

4/15 12:52

迂回路を経て草鞋峠を越える山道へ進む。

4/15 12:59

草鞋峠への道はオリジナルの石畳が残ってます。

4/15 13:14

で。草鞋峠。
ここを下れば去年テントを張って一泊した小広王子。

4/15 13:24

小広王子の東屋に到着。
すぐ近くにトイレもあるのでテント泊には良い環境と思いきや、この周辺は山ヒルが居るので要注意。

4/15 13:56

小広王子を経て継桜王子を目指して進む。
ここから継桜を経て近露までは舗装路なのだが里に近いという事もあり桜に木々が多い道になります。

4/15 13:38

見事に咲いてる桜。

4/15 14:00

多種多様な桜の木が目の保養になる。

4/15 14:07

継桜地区に到着。
継桜地区は位置的に滝尻〜本宮大社の中間地点で水場やトイレもあるのでテントの幕営地には持ってこいなのだが、過去にトラブルがあった様でテントが張れそうな場所にはテント泊禁止の張り紙アリ。

4/15 14:22

奥州藤原氏の藤原秀衡所縁の桜。
秀衡桜に到着。

4/15 14:23

オリジナルの秀衡桜は枯れてしまったが、脈々と植えつがれてるとの事。
継桜という地名もこの桜に由来してるとの事。

4/15 14:25

とがの木茶屋に到着。
ここで茶屋のお姉さんを談話しつつ休憩。

4/15 15:06

とがの木茶屋の横にそびえる野中の一方杉。
すべての枝が南の方角、すなわち那智山の方角を指しているといわれるご神木。

4/15 14:41

野中の清水で調理用の水を補給。
で。継桜を後にして今夜の宿泊地の近露に向かう。

4/15 15:52

近露地区に到着。
まずは今日一日の汗を流しに温泉に向かう。
近露地区には、ここ「女神の湯」と「ひすいの湯」が有ります。
去年は「ひすいの湯」に入ったので今年は「女神の湯」へ。
内装はどちらも大きめの家庭風呂並みなのだがどちらも「しっとりトロトロ系」の湯質。
だが、その「しっとりトロトロ系」具合が半端無い。

4/15 16:33

女神の湯があるアイリスパークオートキャンプ場にはなぜかイヌワシが飼育されてた。

4/15 16:54

女神の湯を後にして近露地区を進む。

4/15 16:57

近露地区には郷愁を誘う景色がそこかしこに。

4/15 17:01

4/15 17:03

という事で今日最後の王子。近露王子通過。

4/15 18:00

今夜の宿泊地の近露王子公園に到着。
自分はテントでは無く軽量化重視のツエルト派。
緑のツエルトが芝生に溶け込んでます。
すぐ近くに食事や買い物が出来る道の駅とAコープがあるので便利です。
ただし閉店が18:00なので要注意。

4/16 7:27

で。翌朝。前日に続いての快晴。
んが。早朝は放射冷却で氷点下まで冷え込んでた様子。
周りの芝生には霜、ツエルトの結露は凍ってました。
そんな事は関係なしに朝までぐっすり寝てたけど。

4/16 7:29

で。熊野古道二日目、近露王子から滝尻王子を目指して出発。

4/16 7:32

日置川を超えて山道へ進む。

4/16 7:41

北斜面に生えているという事でこの辺りは桜が見頃。

4/16 7:40

近露を見下ろせる展望台からの景色。
四方を山に囲まれたこじんまりとした集落。
景色が良いのでこちらにテントを張るのもアリかも。

4/16 7:44

石畳の道を進む。

4/16 7:47

程なく牛馬童子像に到着。

4/16 8:00

さらに進んで道の駅。
飲み物と昼ごはんを購入。

4/16 8:19

道の駅を経て古道を進む。

4/16 8:24

大阪本王子通過。
何気に八咫烏が彫ってあるのがかっこいい。

4/16 8:51

大阪本王子を経てしばらくは歩きやすい尾根道が続く。

4/16 9:05

アセビ

4/16 9:44

ツバキ

4/16 9:52

十丈王子に到着。

4/16 10:02

十丈王子は休憩に適した広場になってます。
トイレもあり。

4/16 10:25

大門王子通過。

4/16 10:44

石畳の道になってきた。
高原熊野神社がある高原地区までもうちょい。

4/16 10:48

高原地区に到着。
無人販売所がお出迎え。

4/16 10:53

山里の道を進む。

4/16 10:53

4/16 10:57

高原霧の里休憩所に到着。

4/16 11:04

棚田の景色を眺めつつここで昼休憩。

4/16 11:08

高原熊野神社通過。

4/16 11:39

高原地区を経て針地蔵尊に到着。

4/16 11:46

林道との交差点を経て先に進む。

4/16 12:27

不寝王子通過。
ゴールの滝尻王子まではもうちょい。

4/16 12:31

乳岩通過。

4/16 12:40

今回の山旅のゴール滝尻王子に到着。
下山後は龍神バスにて熊野本宮に戻る。

4/16 15:15

バスにて本宮大社に戻った後は硫黄の香りが漂う「湯ノ峰温泉」へ。

撮影機器：

X-T1 FUJIFILM