記録ID: 1789133
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
大峰山脈
熊野古道・小辺路と中辺路の120kmを歩く(4泊5日）
2019年04月06日(土) 〜
2019年04月10日(水)
奈良県
和歌山県
sanseki1949
- GPS
- 104:00
- 距離
- 126km
- 登り
- 6,661m
- 下り
- 7,179m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 10:10
8:00
65分
極楽橋
9:05
9:10
35分
女人堂
9:45
9:50
30分
ろくろ峠
10:20
10:30
30分
薄峠
11:00
0:00
15分
御殿川橋
11:15
11:20
30分
野迫川集落の休憩所
11:50
0:00
30分
龍神ｽｶｲﾗｲﾝ出会
12:20
12:35
80分
水ｹ峰分岐
13:55
14:10
35分
平辻
14:45
15:05
40分
大股
15:45
15:50
45分
萱小屋跡
16:35
0:00
30分
桧峠
17:05
17:10
15分
伯母子峠分岐
17:25
17:30
40分
伯母子岳頂上
18:10
上西家跡
2日目
- 山行
- 9:48
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 11:05
6:15
45分
上西家跡
7:00
7:03
2分
水場(水量は僅か)
7:05
0:00
55分
水ｹ元茶屋跡
8:00
0:00
25分
侍平屋敷跡
8:25
0:00
3分
伯母子岳登山口
8:28
9:05
4分
三浦口ﾊﾞｽ停
9:09
0:00
26分
三浦峠への登り口
9:35
9:38
0分
吉村家防風林
9:38
9:42
48分
吉村家跡
10:30
0:00
40分
三十丁の水場
11:10
11:20
30分
三浦峠
11:50
0:00
10分
水場
12:00
0:00
10分
古矢倉跡
12:10
0:00
72分
出店跡
13:22
0:00
18分
矢倉観音堂
13:40
0:00
30分
三浦峠登山口
14:10
14:20
20分
西中ﾊﾞｽ停
14:40
0:00
95分
川合神社
16:15
16:25
10分
昴の郷
16:35
0:00
5分
柳本橋
16:40
0:00
40分
果無集落への登り口
17:20
果無集落
3日目
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 8:55
5:50
30分
果無集落
6:20
0:00
30分
果無峠登山口
6:50
0:00
40分
天水田跡
7:30
8:00
30分
観音堂
8:30
8:45
45分
果無峠
9:30
0:00
20分
三十丁石
9:50
0:00
40分
七色分岐
10:30
10:40
30分
八木尾
11:10
12:10
20分
道の駅奥熊野古道ほんぐう
12:30
0:00
40分
三軒茶屋跡
13:10
13:20
20分
熊野本宮大社
13:40
0:00
65分
大斎原
14:45
わたらせｷｬﾝﾌﾟ場
4日目
- 山行
- 10:40
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 12:10
5:30
20分
わたらせｷｬﾝﾌﾟ場
5:50
0:00
10分
川湯温泉街
6:00
0:00
20分
川湯野営場
6:20
0:00
70分
小雲取越登山口
7:30
7:40
10分
松畑茶屋跡
7:50
0:00
10分
万才峠分岐
8:00
8:10
40分
百��ｸﾞﾗ
8:50
0:00
30分
石堂茶屋跡
9:20
9:40
40分
桜茶屋跡
10:20
10:40
40分
小和瀬渡し場跡
11:20
0:00
10分
小口自然の家
11:30
0:00
20分
大雲取越登り口
11:50
0:00
40分
円座岩
12:30
0:00
70分
楠の久保旅籠跡
13:40
13:50
20分
越前峠
14:10
0:00
20分
間違って後戻り
14:30
0:00
50分
越前峠
15:20
15:40
50分
地蔵茶屋跡(う回路経由）
16:30
0:00
20分
色川辻
16:50
0:00
30分
舟見茶屋跡
17:20
0:00
20分
登立茶屋跡
17:40
那智高原公園
5日目
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 3:35
- 合計
- 9:50
6:50
20分
那智高原公園
7:10
0:00
30分
熊野那智大社･青岸渡寺
7:40
0:00
40分
飛龍神社
8:20
8:30
30分
那智大滝
9:00
0:00
40分
大門坂（上部）
9:40
0:00
10分
大門坂正門(下部の入口）
9:50
10:40
20分
大規模土砂災害対策技術ｾﾝﾀｰ
11:00
12:10
70分
蓬莱の湯
13:20
10分
補陀洛山寺
13:30
13:35
0分
那智海岸
13:35
13:50
50分
世界遺産情報ｾﾝﾀｰ
14:40
5分
路線ﾊﾞｽ利用で新宮駅
14:45
14:50
20分
徐福公園
15:10
15:20
10分
熊野速玉大社
15:30
16:20
20分
神倉神社（ｺﾞﾄﾌﾞｷ岩）
16:40
新宮駅
水場情報：�仝翕太鄂�分高野山寄りの箇所、��大股、�３�小屋跡、�た絅姥誼祺粟廚凌�分手前(水量は僅か)、�セ葦左�、��三十丁の水、�Ю消罅↓╂邱膺声卅亜↓�昴の郷、��果無集落、��観音堂、��道の駅、��公認の有料キャンプ場、��小和瀬渡し場跡(トイレ水)、��地蔵茶屋跡、�案畸匚盡狂�園(トイレ水故煮沸後に）、�叡躇嫖澄�伯母子峠の水は期待しない方がベター、
ルートの注意点： 伯母子避難小屋を目指す場合は、伯母子岳分岐から。伯母子峠から上西家跡地の登山道は崩壊している様子ゆえ、頂上経由で。
ルートの注意点： 伯母子避難小屋を目指す場合は、伯母子岳分岐から。伯母子峠から上西家跡地の登山道は崩壊している様子ゆえ、頂上経由で。
| 天候 | 4/6 ＆ 4/7：晴。 4/8：am3時頃から雨,7時には小止みに、午後晴れ。 4/9：晴。 4/10：am1時頃から雨,15時頃には止む。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所無し |
| その他周辺情報 | ��ﾗﾝﾁ＆食料の追加購入：道の駅･熊野古道ほんぐう、��ｷｬﾝﾌﾟ場：わたらせｷｬﾝﾌﾟ場(近くに温泉）､川湯野営場(温泉迄徒歩15分要す）、�Ｆ畸丗膽卻�面の日帰り温泉： かまセン(蓬莱の湯）､丹敷の湯(那智駅の近く) |
写真
4月6日8時極楽橋、標高530m。荷物10kgに圧縮して、4泊5日ツエルト利用の山旅スタート
4月6日11時00分 御殿川橋 668m。林道の下りが応えました。手前の左崖から水
4月6日11時16分 野迫川集落。米国からのハイカー6人を追い越すが、内4人相当バテテいました。
4月6日11時18分 野迫川集落にある休憩所。ここから龍神スカイライン出会迄、約250mの登りが始まります。
4月6日11時52分 龍神スカイライン出会941m。車道歩きが始まります。
4月6日12時20分、一旦車道とお別れ。クマ出没の看板があります。
4月6日13時44分、やっと車道とお別れに。大股迄3.5kmの標識
4月6日14時27分 田中陽希さんも利用した民宿かわらじ荘の標識。
4月6日15時05分橋を渡った所で15分程休憩。水道栓もあり、水補給して出発します。
4月6日15時45分 萱小屋跡965m。昭和30年迄は居住者。登山者1名、明日三浦口迄の予定とのこと。狭いながらも良好な小屋。小屋奥に水溜まりがあり、飲料可らしい。
4/6 15:50
4月6日15時45分 萱小屋跡965m。昭和30年迄は居住者。登山者1名、明日三浦口迄の予定とのこと。狭いながらも良好な小屋。小屋奥に水溜まりがあり、飲料可らしい。
4月6日17時10分、伯母子岳分岐1218m。日没まで時間がありそうなので、頂上経由で避難小屋を目指す。後に、昨年の台風の影響で伯母子峠近くの水場が使えなくなったことが判り、ベターな判断となった。
4/6 17:10
4月6日17時10分、伯母子岳分岐1218m。日没まで時間がありそうなので、頂上経由で避難小屋を目指す。後に、昨年の台風の影響で伯母子峠近くの水場が使えなくなったことが判り、ベターな判断となった。
4月6日17時27分。頂上から東方向の遠景。大峰奥駈道の八経ヶ岳1915m-釈迦ケ岳1800mか
4月6日18時10分、伯母子峠小屋目指すも30分以上経過しても見当たらず、南方向にひたすら歩いていたら、突然という感じで上西家跡の標識が。1027m
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4/6 18:08
4月6日18時10分、伯母子峠小屋目指すも30分以上経過しても見当たらず、南方向にひたすら歩いていたら、突然という感じで上西家跡の標識が。1027m
4月6日18時30分、次の水場迄2Hr。上西邸にお邪魔することに。疲れた身体休める為、ツエルトの張り方悪いけど、晴天の見通し故、マいいか！。残り水は約600cc、夕食はスープに行動食、朝食はシリアル系で。
4/6 18:28
4月6日18時30分、次の水場迄2Hr。上西邸にお邪魔することに。疲れた身体休める為、ツエルトの張り方悪いけど、晴天の見通し故、マいいか！。残り水は約600cc、夕食はスープに行動食、朝食はシリアル系で。
4月7日6時35分。昨夜 猪と思われる獣の悲鳴に似た鳴き声が近づき、熊鈴を鳴らしたら鳴き声遠のく。朝、寝過ごし6時15分出発。冷気を含んだ澄んだ空気が気持ち良い。
4/7 6:32
4月7日6時35分。昨夜 猪と思われる獣の悲鳴に似た鳴き声が近づき、熊鈴を鳴らしたら鳴き声遠のく。朝、寝過ごし6時15分出発。冷気を含んだ澄んだ空気が気持ち良い。
4月7日7時00分 約30分歩いた左側に僅かながら水が・・。後で分ったことだが、三浦集落の方の好意によるもの
4月7日7時30分 快適に進んできた道も、ここから下り坂が続き、膝・足指先に負担が強いられ始める。
4月7日8時00分 侍平屋敷跡584m。茶屋・関所があったとの説もあり、江戸時代には通行者が多かったのが伺えます。
4月7日8時25分 伯母子岳登山口339m。やっと下りが終わりました
4月7日9時05分、三浦口バス停前347m。 地元のお婆さん(自分と同世代)と。空き家増え居住者は4世帯のみ。何時迄此処で暮らせるか不安。昨年の台風で登山道が崩れ、三浦集落までの下山道も急勾配に変更し、小屋近くの水場も利用しずらい箇所になったとのこと。
4/7 9:06
4月7日9時05分、三浦口バス停前347m。 地元のお婆さん(自分と同世代)と。空き家増え居住者は4世帯のみ。何時迄此処で暮らせるか不安。昨年の台風で登山道が崩れ、三浦集落までの下山道も急勾配に変更し、小屋近くの水場も利用しずらい箇所になったとのこと。
4月7日9時09分 三浦峠への登り口。コースタイム3時間との標識。
4月7日 9時40分。吉村家跡地533m。昭和23年頃まで居住されていたとの記載。
4月7日 11時10分、三浦峠1064mから北西方向の遠景。城ケ森山1269m・護摩壇山1372mか
4月7日 11時50分、三浦峠mから約30分経過時点に水の流れが。
4月7日 11時57分、古矢倉跡926m。江戸時代の「熊野めぐり」の茶店として利用れていた様子。昭和10年廃墟に。
4月7日 12時10分、出店跡748m。下りの負荷が応えつつあります。かって茶店・旅籠があり、明治13年廃屋に。昭和20年頃迄に、今西集落(南東に標高差300〜400m下にある)から耕作作りの為に道を作り、豊かな田園風景があったと記載。俄に信じ難い思いさえしますが、ここでも厳しい生活をされていたことが伺えます。
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4/7 12:13
4月7日 12時10分、出店跡748m。下りの負荷が応えつつあります。かって茶店・旅籠があり、明治13年廃屋に。昭和20年頃迄に、今西集落(南東に標高差300〜400m下にある)から耕作作りの為に道を作り、豊かな田園風景があったと記載。俄に信じ難い思いさえしますが、ここでも厳しい生活をされていたことが伺えます。
4月7日 12時30分、この方角(標識の後方)に今西集落が見えます
4月7日 13時22分、矢倉観音堂496m。ここから更に急勾配の下り道が続きます。
4月7日 14時10分、三浦峠迄登り3時間の標識。下りと同じ時間要したことに。足指先と膝に痛みが・・。到着直後に乗降フリーの村営バスが停車するも、威を決して首を横に振る。
4/7 14:09
4月7日 14時10分、三浦峠迄登り3時間の標識。下りと同じ時間要したことに。足指先と膝に痛みが・・。到着直後に乗降フリーの村営バスが停車するも、威を決して首を横に振る。
4月7日 14時16分、西中バス停付近 212m。ここから車道歩き8kmが始まります。
4月7日 14時30分、道路ミラーで自写撮り。従来の山行では、長い車道が続く場合ヒッチハイクを狙っていましたが、今回だけは別。
4月7日16時15分、 昴の郷152m。車道約8kmを2時間で歩き切りました。10分程休憩。テント場探しをするも見当たらず、果無集落迄行くことに。後で聞いたらテント場あるらしいです。
4/7 16:12
4月7日16時15分、 昴の郷152m。車道約8kmを2時間で歩き切りました。10分程休憩。テント場探しをするも見当たらず、果無集落迄行くことに。後で聞いたらテント場あるらしいです。
4月7日 16時30分、トンネルを抜けた右側に吊り橋の柳本橋が見えます。
4月7日 16時40分、果無集落への登り開始、標高差200m程を登ります。石を敷き詰めた道が続きます。
4月7日 17時17分、果無集落369m。集落の枝垂れ桜が見頃です。夜はライトアップされていました。
4月7日 17時45分。 空き地に了解を得て、ツエルト張りました。
4月8日 5時50分、未明(am1時頃)からの雨で出発が遅れてしまいました。
4月8日 6時20分、果無峠登山口 370m。西国33カ所霊場を倣た33体の観音石仏が八木尾迄続きます。
4月8日 6時50分、天水田跡619m。約300m果無峠よりにあった山口茶屋の住人が雨水を頼りに稲作をしたといわれる跡地。厳しい生活をされていたことが伺えます。
4/8 6:51
4月8日 6時50分、天水田跡619m。約300m果無峠よりにあった山口茶屋の住人が雨水を頼りに稲作をしたといわれる跡地。厳しい生活をされていたことが伺えます。
4月8日7時10分、雨も小降りになり、杉木立に囲まれた道を快適な気持ちで果無峠を目指します。
4月8日7時30分、観音堂834m。豊富な水が出ています。キャンプ場としても申し分なしです。計画ではここ迄くる予定でした。ついつい長居してしまいました。
4/8 7:31
4月8日7時30分、観音堂834m。豊富な水が出ています。キャンプ場としても申し分なしです。計画ではここ迄くる予定でした。ついつい長居してしまいました。
4月8日8時30分、果無峠1072m。ここでも一服。計画より2時間以上の到着となり、ブナ平ピストンはギブアップに。
4月8日9時35分、目指す熊野本宮付近が見渡せます。下りがきついです。
4月8日11時05分、道の駅・熊野古道ほんぐう 85m。ここで1時間の大休憩です。明日からの行動食追加と楽しみにしていたランチを。
4/8 11:07
4月8日11時05分、道の駅・熊野古道ほんぐう 85m。ここで1時間の大休憩です。明日からの行動食追加と楽しみにしていたランチを。
4月8日11時30分。 道の駅で、1日10食のカツカレーをゲット。この後、2日間溜まっている糞便処理、ウオシュレットでした。お尻爽やかにした所で本宮大社を目指します。
4/8 11:29
4月8日11時30分。 道の駅で、1日10食のカツカレーをゲット。この後、2日間溜まっている糞便処理、ウオシュレットでした。お尻爽やかにした所で本宮大社を目指します。
4月8日12時25分、三軒茶屋跡147m。中辺路との合流地点。これ迄、続いてきた独り歩きが、これ以降、観光客(特に海外の方)が徐々に目立つようになります。
4/8 12:25
4月8日12時25分、三軒茶屋跡147m。中辺路との合流地点。これ迄、続いてきた独り歩きが、これ以降、観光客(特に海外の方)が徐々に目立つようになります。
4月8日13時00分、祓殿石塚遺跡。参詣者・自らの穢れを清め、且つ安全を祈念し、石の大きさ30cm未満の河原石を、南北15m、東西4m、高さ1.3mに積上げた石塚と記載。
4/8 13:02
4月8日13時00分、祓殿石塚遺跡。参詣者・自らの穢れを清め、且つ安全を祈念し、石の大きさ30cm未満の河原石を、南北15m、東西4m、高さ1.3mに積上げた石塚と記載。
4月8日13時05分、祓殿王子跡。熊野参詣の目的は、前世と現世に積った穢れを清め、熊野権現の神威に縋って祈願し、生命力を蘇ること。本宮大社参詣を前に、この王子(熊野権現の子とされる御子神で権現の分身として参詣途中に祀られている社）でのみそぎや道中の祓いは、特に重要視されていたとのこと。
4/8 13:07
4月8日13時05分、祓殿王子跡。熊野参詣の目的は、前世と現世に積った穢れを清め、熊野権現の神威に縋って祈願し、生命力を蘇ること。本宮大社参詣を前に、この王子(熊野権現の子とされる御子神で権現の分身として参詣途中に祀られている社）でのみそぎや道中の祓いは、特に重要視されていたとのこと。
4月8日13時20分、熊野本宮大社正門(正面の門をくぐり石の階段を登り切った所に社殿があります）
4月8日13時35分、大斎原。日本最大規模の鳥居。元々はこの場所に本宮大社があったが、明治22年の十津川熊野大水害による社殿流出により、現在の高台に遷ったとのこと
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4/8 13:33
4月8日13時35分、大斎原。日本最大規模の鳥居。元々はこの場所に本宮大社があったが、明治22年の十津川熊野大水害による社殿流出により、現在の高台に遷ったとのこと
4月8日13時55分、備埼橋。わたらせ温泉キャンプ場を目指しています。
4月8日14時45分、わたらせ温泉キャンプ場。場所分かりにくく近くのホテルの人に聞いて到着。他に1張りのテントがあります。咲き誇っている桜の木の下にツエルトを張ります。昨夜濡れたツエルトも瞬く間に乾きました。
4/8 14:49
4月8日14時45分、わたらせ温泉キャンプ場。場所分かりにくく近くのホテルの人に聞いて到着。他に1張りのテントがあります。咲き誇っている桜の木の下にツエルトを張ります。昨夜濡れたツエルトも瞬く間に乾きました。
4月8日15時30分、近くの日帰り温泉で身体を休め、かつ汗で汚れた下着・靴下も洗濯。夕食過ぎ迄には着れるほどに。
4月9日5時30分、昨日利用した日帰り温泉「おとなしの郷」620円。
4月9日5時45分、途中にあった川湯温泉街。大衆浴場もあります。
4月9日7時00分、朝の澄んだ冷気に触れながら、杉木立に囲まれた中を快調に進みます。
4月9日7時45分、万才峠の分岐324m。伊勢路への標識もあります。
4月9日8時5分百�離哀蕕�ら北西の展望。果無山脈の稜線が美しいとの記載あるが良く分かりません。
4月9日8時45分賽の河原地蔵。熊野詣で亡くなった人々の霊を供養する為に作られたとの記載。
4月9日8時55分、石堂茶屋跡の標識。茶店2軒あり旅客を泊めていた(1739年)。敷地北側には水場もあったとの記載。
4月9日9時25分、桜峠466m。この峠迄の登りが唯一しんどかったかな。
4月9日9時40分、桜茶屋跡402m。庭先に桜の大木があったことから呼ばれていた。水は、桶を頭にのせて下から運んだとの記載。
4月9日10時40分、小和瀬渡し場跡(小口)66m。桜茶屋跡からの下り1時間は応えました。休憩を充分取ります。水場が見当たらなく、多分トイレの水を利用するのかな？。自販機はあります。
4/9 10:39
4月9日10時40分、小和瀬渡し場跡(小口)66m。桜茶屋跡からの下り1時間は応えました。休憩を充分取ります。水場が見当たらなく、多分トイレの水を利用するのかな？。自販機はあります。
4月9日10時40分、小和瀬渡し場跡の案内図。那智大社迄18km-6時間の行程との記載。
4月9日10時40分、小和瀬渡し場跡の案内版。鎌倉時代小雲取越を利用することが少なかった時期、後鳥羽上皇が那智大社から本宮大社を目指して通過したこと、江戸時代頃には巡礼者が増え、に盛んに利用されたとの記載。「蟻の熊野詣」と云われたのもこの時期かも。
4/9 10:39
4月9日10時40分、小和瀬渡し場跡の案内版。鎌倉時代小雲取越を利用することが少なかった時期、後鳥羽上皇が那智大社から本宮大社を目指して通過したこと、江戸時代頃には巡礼者が増え、に盛んに利用されたとの記載。「蟻の熊野詣」と云われたのもこの時期かも。
4月9日11時20分、「小口自然の家」入口通過。車道を歩きます。
4月9日11時50分、円座石267m。熊野三山の神々がこの円座に座って談笑したとの伝えがあるとの記載。
4月9日12時30分、楠の木久保旅籠跡364m。江戸時代には10数軒の旅籠があり賑わっていたという記載。
4月9日13時05分、胴切坂の標識。特に、楠の木久保旅籠跡から急勾配の登りが続いています。
4月9日13時40分、越前峠870m。中辺路で最高所。一気に800mの高低差を登る小雲取越・大雲取越最大の難所。小口の登り口から約2時間で登り切りました。しんどい登りでした。
4/9 13:40
4月9日13時40分、越前峠870m。中辺路で最高所。一気に800mの高低差を登る小雲取越・大雲取越最大の難所。小口の登り口から約2時間で登り切りました。しんどい登りでした。
4月9日14時30分、越前峠から300m下った所。ここに至る前、自分でも信じられないことがありました。越前峠からあろうことか来た道・胴切坂を下っていたのです。後ろから来た(那智大社方面から）女性と話す内に間違いを指摘され、確認すると太陽が左側にあることに気づいた次第。標識頼りに歩き、且つ視界がなく、類似の道が続いていると、このようなミスを冒すものなのか。今後、少なくとも休憩時の休む方向を決めることに。大事に至らず、30分程度のロスで済みました。
4/9 14:33
4月9日14時30分、越前峠から300m下った所。ここに至る前、自分でも信じられないことがありました。越前峠からあろうことか来た道・胴切坂を下っていたのです。後ろから来た(那智大社方面から）女性と話す内に間違いを指摘され、確認すると太陽が左側にあることに気づいた次第。標識頼りに歩き、且つ視界がなく、類似の道が続いていると、このようなミスを冒すものなのか。今後、少なくとも休憩時の休む方向を決めることに。大事に至らず、30分程度のロスで済みました。
4月9日14時38分、土砂崩れで登山道はう回路を、との立札。地蔵茶屋跡迄倍の距離3kmとCTを歩くことに。
4月9日15時15分、地蔵茶屋跡地。トイレ・水場と申し分ない避難小屋があります。明日からの天候悪化を見越し、計画通り那智高原公園に向かうことに。オーストラリアから来たステファン君と今日の目的地まで同行することに。昨夜は同じわたらせ温泉キャンプ場に張っていたオレンジ色のテントとのこと。
4/9 15:18
4月9日15時15分、地蔵茶屋跡地。トイレ・水場と申し分ない避難小屋があります。明日からの天候悪化を見越し、計画通り那智高原公園に向かうことに。オーストラリアから来たステファン君と今日の目的地まで同行することに。昨夜は同じわたらせ温泉キャンプ場に張っていたオレンジ色のテントとのこと。
4月9日16時25分、約20分程の車道歩きを含め50分程で色川辻770m。
4月9日16時45分、舟見茶屋跡865m。26歳のステファン君は足が長くすいすい歩いていく。先に行っては待ってくれているが・・。
4/9 16:43
4月9日16時45分、舟見茶屋跡865m。26歳のステファン君は足が長くすいすい歩いていく。先に行っては待ってくれているが・・。
4月9日17時15分、登立茶屋跡。今の国道42号線が整備される迄、この道は大阪・和歌山方面への唯一の幹線道路として広く人々に利用されていたとの記載。
4/9 17:12
4月9日17時15分、登立茶屋跡。今の国道42号線が整備される迄、この道は大阪・和歌山方面への唯一の幹線道路として広く人々に利用されていたとの記載。
4月9日17時35分、大雲取越登山口544m。略計画通りの時間に那智高原公園に到着しました。
4月9日17時35分、那智高原公園。ステファン君と記念写真。ここでツエルトを張ります。トイレはあるが飲料水不可との表示。トイレの水を煮沸して利用することに。寒くなってきています。
4/9 17:38
4月9日17時35分、那智高原公園。ステファン君と記念写真。ここでツエルトを張ります。トイレはあるが飲料水不可との表示。トイレの水を煮沸して利用することに。寒くなってきています。
4月10日6時50分、那智大滝に向かう道。am1時頃からの雨にツエルト他びしょ濡れに。風雨もあり、食事作ることもできず、止む無く出発。6:30。
4/10 6:54
4月10日6時50分、那智大滝に向かう道。am1時頃からの雨にツエルト他びしょ濡れに。風雨もあり、食事作ることもできず、止む無く出発。6:30。
4月10日7時00分、那智大滝に向かう道。ステファン君は先行(大阪経由して明日東京へとのこと)。自分は日帰り温泉オープン時間に合わせてゆっくり下ることに。
4/10 7:01
4月10日7時00分、那智大滝に向かう道。ステファン君は先行(大阪経由して明日東京へとのこと)。自分は日帰り温泉オープン時間に合わせてゆっくり下ることに。
4月10日7時10分、那智大社・那智山青岸渡寺付近の大雲取越登山口。
4月10日7時30分。 那智大滝に近づくべく登山道らしき道を進む。標識を見損なってしまい、間違って二の滝方面の道に入り込んだらしい。
4/10 7:33
4月10日7時30分。 那智大滝に近づくべく登山道らしき道を進む。標識を見損なってしまい、間違って二の滝方面の道に入り込んだらしい。
4月10日7時40分、飛瀧神社の奥深くに入り込んでしまいました。「神域につき立入り禁止」の表示があり、少し慌てました。
4月10日7時40分。どうも那智大滝の上部に来てしまったらしい。ここから引き返します。
4月10日8時10分、那智大社に戻ってきました。那智大滝の標識に注意して、大滝を目指します
4月10日8時20分、飛龍神社・那智大滝入口の鳥居です。鳥居から続く石段を下ります。
4月10日8時20分。大滝そのものが「御神体」と仰がれ、後に飛龍権現と称し、今日では飛龍神社となっている。 1100年余前より修験道の道場となっていると記載。
4/10 8:23
4月10日8時20分。大滝そのものが「御神体」と仰がれ、後に飛龍権現と称し、今日では飛龍神社となっている。 1100年余前より修験道の道場となっていると記載。
4月10日8時28分、那智大滝を仰ぎ見て。数人の方が般若心教を供えている方がいました。
4月10日8時28分、那智大滝を仰ぎ見て。この後、近くのお土産店で、腹ごしらえをして大門坂方面に向かいます。
4月10日9時05分、旧史跡 晴明橋の石材。安倍晴明がこの近くに庵をむすんでいたとの記載。夢枕獏さんの小説「陰陽師」に晴明の活躍が描かれています。
4/10 9:04
4月10日9時05分、旧史跡 晴明橋の石材。安倍晴明がこの近くに庵をむすんでいたとの記載。夢枕獏さんの小説「陰陽師」に晴明の活躍が描かれています。
4月10日9時07分、大門坂の標識。熊野那智大社への旧参道で、石段267段、約600m、杉木立132本がある。途中に99王子の最終の多富気王子跡、そこに大門があり「大門坂」呼ばれるようになったとの記載。
4/10 9:07
4月10日9時07分、大門坂の標識。熊野那智大社への旧参道で、石段267段、約600m、杉木立132本がある。途中に99王子の最終の多富気王子跡、そこに大門があり「大門坂」呼ばれるようになったとの記載。
大門坂の大杉-夫婦杉。幹回り8.5m余、樹高55m、樹齢約800年と記載。
4月10日9時36分、南方熊楠が3年間滞在したという大坂屋旅館の跡地
4月10日9時43分、雨つづき。大門坂の登り口。この後、「大規模土砂災害対策研究センター展示室」に立ち寄り、11時にオープンした日帰り温泉「蓬莱の湯」にて浴び、那智の海岸を目指しました。
4/10 9:43
4月10日9時43分、雨つづき。大門坂の登り口。この後、「大規模土砂災害対策研究センター展示室」に立ち寄り、11時にオープンした日帰り温泉「蓬莱の湯」にて浴び、那智の海岸を目指しました。
4月10日13時20分、那智駅手前にある「補陀洛山寺」に。その案内板
4月10日13時20分本尊は、平安時代後期の作で、神仏混合した様相を残す。渡海上人たちを多数送り出してきた寺と云われている。
4月10日13時25分、振分石。古来、浜の宮王子は中辺路、大辺路、伊勢路が落ち合う中心宿駅。浜の王子は熊野三所権現を祀り、巡礼者はここで潮垢離して那智山に向かったと云われている。
4/10 13:25
4月10日13時25分、振分石。古来、浜の宮王子は中辺路、大辺路、伊勢路が落ち合う中心宿駅。浜の王子は熊野三所権現を祀り、巡礼者はここで潮垢離して那智山に向かったと云われている。
4月10日13時30分右が那智駅。その左は世界遺産情報センターと日帰り温泉。
4月10日13時35分、世界遺産情報センターの掲示パネル「京都から那智までの道のり」-1
世界遺産情報センターの掲示パネル「京都から那智までの道のり」-2
世界遺産情報センターの掲示パネル「京都から那智までの道のり」-3
世界遺産情報センターの掲示パネル「京都から那智までの道のり」-4
世界遺産情報センターの掲示パネル「京都から那智までの道のり」-5
世界遺産情報センターの掲示パネル「京都から那智までの道のり」-6
世界遺産情報センターの掲示パネル「京都から那智までの道のり」-7
掲示パネル「補陀落渡海」。南方海上にあると想像された補陀落世界(観音浄土)を目指して船出する宗教行事で、漂流・入水の形態をとって行われた一種の捨て身行だったとの記載。
4/10 13:38
掲示パネル「補陀落渡海」。南方海上にあると想像された補陀落世界(観音浄土)を目指して船出する宗教行事で、漂流・入水の形態をとって行われた一種の捨て身行だったとの記載。
4月10日14時40分、那智駅前から新宮駅迄バスで移動し(30分間)、新宮駅前にある徐福公園。
徐福は秦の始皇帝の命を受け、不老長寿の薬を求めて来日したとの説。
熊野御幸。907年宇多上皇から1303年迄の396年間に上皇・女院・親王を合わせて御23方、140回に及ぶ皇室の御参詣、これを熊野御幸と云って熊野三山の史上に不滅の光彩を放っている・・などの記載。
4/10 15:10
熊野御幸。907年宇多上皇から1303年迄の396年間に上皇・女院・親王を合わせて御23方、140回に及ぶ皇室の御参詣、これを熊野御幸と云って熊野三山の史上に不滅の光彩を放っている・・などの記載。
熊野御幸の記録。鳥羽上皇23度、後白河上皇33度、後鳥羽上皇29度。御幸は上皇・貴族であっても、修験僧に倣い全行程を原則として徒歩で参詣するのが常であったという。
4/10 15:10
熊野御幸の記録。鳥羽上皇23度、後白河上皇33度、後鳥羽上皇29度。御幸は上皇・貴族であっても、修験僧に倣い全行程を原則として徒歩で参詣するのが常であったという。
熊野速玉大社の御由緒。速玉大社は神倉山の霊石ゴトブキ岩をご神体とする自然崇拝を源として・・・と記載。
熊野速玉大社社殿にある梛の木。樹齢約1000年、日本一の梛の大樹として崇められてきている。
御神木 梛の案内板。「梛」の葉は霊威ある熊野詣でのお守りとして古くから大切にされてきた。・・記載。
4月10日15時30分、神倉神社の天磐盾の案内板。神武天皇聖蹟である熊野神邑(新宮の古称)の天磐盾(神倉山）の顕彰碑・・・と記載。
4/10 15:30
4月10日15時30分、神倉神社の天磐盾の案内板。神武天皇聖蹟である熊野神邑(新宮の古称)の天磐盾(神倉山）の顕彰碑・・・と記載。
4月10日15時53分、神倉神社のゴトブキ岩-1（熊野速玉大社のご神体）
装備
| 個人装備 |
長袖ｼｬﾂ
Tｼｬﾂ
ﾀｲﾂ
ｽﾞﾎﾞﾝ
靴下
ｸﾞﾛｰﾌﾞ
防寒着
雨具
ｹﾞｲﾀｰ(短)
着替え
靴
ｻﾞｯｸ
ｻﾞｯｸｶﾊﾞｰ
行動食
調理用食材
調味料
飲料
ｺﾝﾛ
食器
地図（地形図）
ｺﾝﾊﾟｽ
計画書
ﾍｯﾄﾞﾗｲﾄ
予備電池
筆記用具
ﾌｧｰｽﾄｴｲﾄﾞｷｯﾄ
ﾛｰﾙﾊﾟｰﾊﾟー
保険証
携帯
時計
ﾀｵﾙ
ﾂｴﾙﾄ
ｽﾄｯｸ
ﾏｯﾄ
ｼｭﾗｰﾌ､ｼｭﾗｰﾌｶﾊﾞｰ
燃料(ｱﾙｺｰﾙ300cc）
水筒(2L)
ﾓﾊﾞｲﾙﾊﾞｯﾃﾘｰ
その他
|
|---|---|
| 備考 | 軽量化を図りすぎ,雨天時の対応に課題。 |
感想
1) 5日間のうち、登山者に出くわしたのは、小辺路は初日の大滝集落付近で会った米個人6人だけ(大股迄)。中辺路でも小雲取越で2パーティ4名、大雲取越で5パーティ6名と少なく、自然の中に没入し易かったように思われます。
2) 約千年に及び参詣或いは生活の糧として、歩き続けられてきた古道を、先人達に倣い歩いてみました。大自然への信仰心が1回限りで湧くとは到底思えませんが、自らを見つめる眼が素直になれ、平穏な気持ちに浸れやすいように思えました。この思いを求めて山旅を続けていると再確認できました。
3) 小辺路踏破する上で、体力を要したと思われる箇所は以下の通り、下りが大変でした。�’�峠から大滝集落に至る車道の下り、�∧芯圓�ら大股への下り、��水ケ元茶屋跡から三浦口迄の下り、�そ佚浩廚�ら西中迄の下りに加え、西中から昴の郷に至る8キロの車道、�ゲ面菊修�ら八木尾への下り
4) 早朝は、冷気を含んだ空気が出る汗を抑えてくれ、登りでも比較的快適さを味わえました。早朝出発を推奨します。
5) 熊野古道全般について、杉木立が多いのですが、高齢化か進んでいるのも関わらず、手入れが行き届いているのに感心しました。足に痛みを受けましたが、気持ちの良い山旅ができました。熊野古道の歴史の一端に触れることができました。
6) 万歩計の歩数(出発前購入)： トータル 120,900歩（内訳 4/6 18,800歩、4/7 34,200歩、4/8 10,500歩、4/9 35,400歩、4/10 22,000歩）
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