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Yamareco

記録ID: 171349
全員に公開
ハイキング
近畿

奈良街道1(奈良公園→玉水駅)

2012年02月26日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 京都府 奈良県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:52
距離
17.1km
登り
55m
下り
96m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

  
09:40 奈良高札場跡

10:10 東大寺転害門

10:25 般若寺

10:35 奈良豆比古神社(トイレあり)

10:50 京都府との県境

11:20 万人講大灯篭

11:40 木津中心部

12:00 木津川

13:30 玉水駅
   
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
 
★スタート地点
近鉄奈良線 近鉄奈良駅徒歩5分

★ゴール地点
JR奈良線 玉水駅すぐ
  
コース状況/
危険箇所等
 
大和街道は奈良と京都を結ぶ街道です。
(別名奈良街道もしくは奈良県側では京街道とも呼びます)

木津川までは江戸時代のルートにほぼ忠実になっています。
そこから先の区間は明治時代からの道と思われます。
理由は以下のとおり。

・堤防上を歩く区間がほとんど。
(氾濫することが多いので街道は川沿いを避けることが多い)

・木津川にあった道標が明治期のもの。
(距離は里だったものの町名表示)

・道中には古い道標、地蔵さんなど全くなし。

・道路が直線すぎる。

・山沿いに街道のような道がある。

以上の理由から
この区間は後日もう一度リベンジする予定です。

★奈良公園付近〜奈良阪

出発は中街道と暗越奈良街道との交点になります。
現在ある高札場より西へ20mほどいった付近です。

公園内は鹿も多く観光客も多いのですが
歩道はキッチリ整備され歩きやすいです。

★奈良阪付近の旧道

奈良豆比古神社から先は県道を通ると
一気に下り坂になりますがこの道は後年出来たもの。
本来の街道は横の細い道を下っていきます。

ほぼ道なりに行くと住宅街になります。
この辺りは消滅している部分もあるのですが
県道を通るよりは位置的には正しいと思われます。

やがて砂利道、
左手に大きな石仏を見ると県道に合流します。

★木津駅周辺

狭い道の割に交通量が多いのですが
雰囲気がとても良い感じになっています。

歩道はないので車にはご注意を。

★木津川

江戸時代はここを渡し舟で渡っていました。
現代は上流の橋を利用して渡ります。

★木津川〜玉水駅

ルートマップをご覧頂くと
ほぼ川沿いの堤防を進む形になっています。

江戸時代の道はJR線沿いと思うので
あくまで参考程度にされてください。

道は交通量の多い歩道のない狭い区間があり
身の危険を感じるほどです。

前述の通りこの区間はリベンジします。

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後日、歴史資料館の学芸員さんの資料により
木津川ルートが江戸時代の街道筋になるそうです。
ただし、今回のルートでは一部違う区間がありますので
棚倉付近国道上よりリベンジしたいと思います。

 

 
スタート地点近くの高札場。
2012年02月26日 09:38撮影 by  CX5 , RICOH
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2/26 9:38
スタート地点近くの高札場。
上の位置より西へ20mの辺りがスタート地点。
2012年02月26日 09:41撮影 by  CX5 , RICOH
2/26 9:41
上の位置より西へ20mの辺りがスタート地点。
興福寺の横を通ります。鹿もいっぱい。
2012年02月26日 09:48撮影 by  CX5 , RICOH
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2/26 9:48
興福寺の横を通ります。鹿もいっぱい。
遠くに春日大社の鳥居が。
2012年02月26日 09:48撮影 by  CX5 , RICOH
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2/26 9:48
遠くに春日大社の鳥居が。
奈良公園の中の道を進みます。
2012年02月26日 09:53撮影 by  CX5 , RICOH
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奈良公園の中の道を進みます。
古い道標。
2012年02月26日 09:58撮影 by  CX5 , RICOH
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古い道標。
しばらく県道を進みます。
2012年02月26日 10:04撮影 by  CX5 , RICOH
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しばらく県道を進みます。
橋の隠れたところに古い石積みが。
2012年02月26日 10:12撮影 by  CX5 , RICOH
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橋の隠れたところに古い石積みが。
この辺りからやや登りがあります。
2012年02月26日 10:13撮影 by  CX5 , RICOH
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この辺りからやや登りがあります。
般若寺。向かいに牧場。
2012年02月26日 10:27撮影 by  CX5 , RICOH
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般若寺。向かいに牧場。
この先トイレは少ないので是非ここで。
2012年02月26日 10:36撮影 by  CX5 , RICOH
2/26 10:36
この先トイレは少ないので是非ここで。
左に曲がると伊勢への道。
2012年02月26日 10:36撮影 by  CX5 , RICOH
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左に曲がると伊勢への道。
奈良阪の交差点。車道に行かず直進します。
2012年02月26日 10:38撮影 by  CX5 , RICOH
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奈良阪の交差点。車道に行かず直進します。
旧道はこのような坂を下ります。
2012年02月26日 10:41撮影 by  CX5 , RICOH
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旧道はこのような坂を下ります。
やがて住宅街。
2012年02月26日 10:46撮影 by  CX5 , RICOH
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やがて住宅街。
これも街道。
2012年02月26日 10:48撮影 by  CX5 , RICOH
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2/26 10:48
これも街道。
砂利道を通り石仏を左に見ると県道に復帰。
2012年02月26日 10:51撮影 by  CX5 , RICOH
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砂利道を通り石仏を左に見ると県道に復帰。
やがて県境に。
2012年02月26日 10:52撮影 by  CX5 , RICOH
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2/26 10:52
やがて県境に。
所々に旧道が残っています。
2012年02月26日 11:06撮影 by  CX5 , RICOH
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所々に旧道が残っています。
奈良側へは登りが続いています。
2012年02月26日 11:12撮影 by  CX5 , RICOH
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奈良側へは登りが続いています。
国道24号との交差点。
2012年02月26日 11:17撮影 by  CX5 , RICOH
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国道24号との交差点。
万人講の大灯篭。
2012年02月26日 11:20撮影 by  CX5 , RICOH
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万人講の大灯篭。
木津は川船で賑わっていました。
2012年02月26日 11:25撮影 by  CX5 , RICOH
2/26 11:25
木津は川船で賑わっていました。
立派な家がたくさん。
2012年02月26日 11:36撮影 by  CX5 , RICOH
2/26 11:36
立派な家がたくさん。
旧道はのんびりした時間が流れてました。
2012年02月26日 11:43撮影 by  CX5 , RICOH
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2/26 11:43
旧道はのんびりした時間が流れてました。
木津川を渡ります。
2012年02月26日 11:55撮影 by  CX5 , RICOH
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木津川を渡ります。
橋には歩道が完備。
2012年02月26日 11:57撮影 by  CX5 , RICOH
2/26 11:57
橋には歩道が完備。
明治期に立てられた?道標。
2012年02月26日 12:04撮影 by  CX5 , RICOH
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2/26 12:04
明治期に立てられた?道標。
ここから先はこのような堤防沿いの道。
2012年02月26日 12:21撮影 by  CX5 , RICOH
2/26 12:21
ここから先はこのような堤防沿いの道。
車の交通量がかなり多い。
2012年02月26日 12:34撮影 by  CX5 , RICOH
2/26 12:34
車の交通量がかなり多い。
歩道がない区間も多数。
2012年02月26日 12:58撮影 by  CX5 , RICOH
2/26 12:58
歩道がない区間も多数。
天井川をくぐるとゴールはまもなく。
2012年02月26日 13:20撮影 by  CX5 , RICOH
2/26 13:20
天井川をくぐるとゴールはまもなく。
旧道に復帰。
2012年02月26日 13:31撮影 by  CX5 , RICOH
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2/26 13:31
旧道に復帰。
これも明治期からの道標と思われる。
2012年02月26日 13:34撮影 by  CX5 , RICOH
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2/26 13:34
これも明治期からの道標と思われる。
撮影機器:

感想

 
約1ヶ月ぶりになった街道歩き。
城陽市での歴史資料館での特別展が見たかったので
今回の街道をチョイスしてみました。

寒波がきて凍える中での道中。
特に木津川の鉄橋上は風もありキツかった(^^;

今回は木津川以北の区間で
ルートが違っていたところもあり
やはり事前に再度チェックは必要であるとともに
資料も1つだけではなく2,3合わせて
ルートを決めないといけないなと思った次第です。

次回は木津駅からゴール京都は五条を目指します。

なお、
今回の街道歩きの記録は
以下のブログでもまとめてみました。
http://borabora.seesaa.net/article/262268363.html
http://borabora.seesaa.net/article/263615031.html


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コメント

こんばんは。
歩道がない区間を歩くのは嫌なものですよね。
それでも路側帯があればまだしも路側帯が無い片側一車線の道を歩くのはとても気持ち良さなどなく、怖いだけです。
ただ、当時の道筋がそこを通っている以上うちらはそこを歩かなければなりませんね。 辛いところです。

大和から伊勢に通じる道、街道名を忘れてしまいましたがそこも歩きたいものです。

江戸時代の道でのリベンジ、楽しみにしてます
2012/2/26 23:49
こんにちは、nyaosukeさん
大和街道、お疲れさまでした。

いつも思うのですが、

>橋の隠れたところに古い石積みが
>古い道標。
>これも明治期からの道標と思われる

などの表現がキャプションに登場しますが、よく見つけられますね
私など歩くのに必死で、周りがあまり見えてません。
これは見習わなくては

ところで木津から玉水〜城陽への街道は「山背古道」と呼ばれている道で、
よくウォーキング大会など行われている道でしょうか?
2012/2/27 13:28
おつありです♪guhikazukiさん
街道歩きで一番辛いのは
まさしくそのような道ですね

大和より伊勢への街道は
これも面白そうなのがいくつもありますね。
木津川に沿って行く街道や加太越え、
伊勢本街道にあお越え、和歌山よりの街道など
行く先はどれも同じだとしても
それぞれに特徴があると思うと
全部歩いてみたい気持ちになります

リベンジそう遠くない時期にいってきます

 
2012/2/27 14:56
おつありです♪katatumuriさん
山背古道。木津川を渡るあたりに
看板があってとても気になっていました

今回の街道歩きが終わったその足で
城陽市の歴史資料館に行ったのですが
古道は江戸時代以前からのルートもあるので
大和街道とは違う部分もあるとのこと

ありがたいことに
詳しい街道ルートは調べて連絡をくれるそうで
それを待ってリベンジしたいと思います

 
2012/2/27 15:21
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