【大分】第二回 国東バスツアーin文珠山


- GPS
- 04:13
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 663m
- 下り
- 657m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
(帰路も同様) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆文殊仙寺駐車場(登山口)〜清滝観音分岐まで 落ち葉ふかふかで斜度もなく、非常に歩きやすい道 ◆清滝観音〜文珠山の肩(稜線)まで 今回の第一の核心部! 案内して頂いた国東トレイルクラブの方は、「30曲がり(だったかな?)」と言われていた。 うっそうとした杉林の中の急傾斜地を約100mほど登り上げる。 足元は湿った黒土がヌルヌルして滑りやすい。 つづら折りの道だが、折れ方が甘く、少し傾斜角が緩む程度。 滑り落ちても、杉林に引っかかるだろうから、大事には至らないはず。 ◆文珠山の肩(稜線)〜文珠山山頂まで 一部区間で急傾斜あるが、すぐに越せるため特に支障なし。 自然林の気持ちのいいトレイル。 ◆文珠山山頂 文殊仙寺のご神木があるため、山頂は木々が茂っており、見晴らしは良くない。 夏場は、木陰で休憩できるポイントになるはず。 同じルートを通るなら、展望の効くゴロタ平がベターなビューポイント ◆文珠山山頂〜隠し田まで 山頂からこのルートに入る地点に、”裏文珠登山道”という標識あり。 (”裏”って響きは、何か惹きつけられるものがありますなーw) ただ、この山頂〜隠し田までのルートは、第二の核心部! 登りと同じように、文珠山のなだらかな稜線から急傾斜地に再び入ります。 斜度のキツい滑る斜面はとても厄介なので、木や木の根に掴まるなど、ストックを使うだけじゃない対応が必要と思われます。 ◆隠し田〜ゴロタ平まで 雰囲気のいい隠し田、幽玄な神社跡(お墓もあり)の当たりは、林道を歩いたり、消滅した葛原(くずはら)集落へ通る道となっていた事もあり、非常に歩きやすい。 今回は時間の都合上、葛原集落跡へは行けなかったが、集落跡も見ることが可能とのこと。 ◆ゴロタ平〜文殊仙寺〜文殊仙寺駐車場 基本的には下りですが、一部登りの区間あり。 また落ち葉ふかふかの歩きやすい道。 |
その他周辺情報 | ◆文殊仙寺では、御朱印を頂くことができます。 (御朱印帳の販売もあり、御朱印:秋限定のモノを購入/600円) ◆バスハイクでは、道の駅くにみへ立ち寄り。 国東半島の東端にあるので、福岡や熊本から来た場合、逆方向になる可能性あり。 ◆近郊に全国八幡宮の総本社、宇佐神宮があります。 |
写真
感想
今年も国東バスハイクツアーに行ってきました。
ただ、相方はキャンプ疲れか?風邪を引いてしまい、不参加に。。。
(楽しみにしてたんだけどなー)
申し込みは、8月中旬には済ませて居たし、自分ら2人とも不参加では不義理となってしまうので、相方抜きで相方のお友達2人とご一緒する事に。
7時50分、博多駅に集合し、バスの旅へ出発〜。
博多駅から目的地の文殊仙寺駐車場までは、約3時間という行程で、案外、早く着くんだなー、という印象。
バスは北九州方面へ走り、東回り九州道の宇佐I.Cで降りると、下道で国東半島を中央突破する感じで、目的地の文殊仙寺を目指します。
車窓から見える景色が次第に国東特有の岩がゴツゴツ飛び出た山となり、「おーっ!」と心の中で叫んでいると、文殊仙寺の駐車場に到着〜。
お弁当を頂き、出発準備を整え、いざ!
今回の参加も40名近く(確か37名とか?)の大人数。
昨年は、同じ9月にも関わらず、30℃近くまで気温が上がり暑くて堪らんかったけど、今回は出発時24℃となかなかの快適温度♪
歩くペースもゆっくり目で、話しながらでも楽々に登れる感じでした。
ただし、それは「30曲がり」まで!
清滝観音の分岐点から稜線まで一気に登り上げる、ほぼ直登気味の道が非常に難儀でした(T_T)
標高差は約60m程度でしたし、つづら気味に道がついてるものの、(つづらのつけ方が甘いから?)勾配がきつく、黒土がヌルヌルで滑りまくり。
キックステップで蹴り込んでも、ソールに黒土が固まって付いてるので、結果、滑る、、、と言うwww
皆さん、ヒィヒィ言いながら登り上がりました(苦笑
登り上げると、自然林の中の快適な稜線歩き。
一部、急坂を登る箇所はあるものの、距離的には短く「ぐはーっ!」と呪いの言葉を吐く感じでは無いですw
ヒト歩きで文珠山の山頂へ到着〜。
予定では、ゴロタ平という場所で昼食の予定でしたが、思いの外、時間が押しているため、あまり展望が得られない(とガイドさんが言われてた)文珠山山頂にて大休止!
「下山の道も難儀なところがあるよー!」とガイドさんに話を聞いていたので、しっかり目にお昼を頂きます。
確かに文珠山の山頂は、木々が茂り、あまり展望は良くありません。
どうも、この山頂の大部分は文殊仙寺の土地らしく、また「ご神木」があるため、木々伐採の許可が下りなかった、とか。
⇒さすがにご神木を切り倒すのはバチ当たりでしょうねぇ。。。
約30分程度、お昼休憩したのち、(来た道を逆方向へ)向こうに通り過ぎる感じで、周回路へ下山を開始します。
最初は、自然林で気持ちのいい道だねー!と言っていたんですが、それは稜線上のルートだけ。
再び、斜面に取り付くと、転げ落ちるような急傾斜地を一気に下りますww
(あー、これは登りにもあったなー!と頭によぎりますw)
おそらく、この文珠山は山頂付近の稜線は、傾斜が緩やかで歩きやすく、その周囲を過ぎると、一気に落ちるような斜面になっている山なんだなー、と(^-^;
電子地図で見ると、南東、または南西の尾根筋が緩やかになってますが、おそらくソッチ方面には道はないんでしょうなぁ(苦笑
(途中、登山経験が浅いと思われる方が、斜面を1mほど滑り落ち、肩の筋(スジ)を伸ばしてしまったようですが、幸いオオゴトにならずに済んだようです。
⇒自力で歩けてましたし、ザック等はトレイルクラブの方が肩代わりしてました)
平坦な場所に着くと、「ここは隠し田と言われる場所です」と説明をして頂きました。
林の中に突然、平らな土地が現れ、人為的な石積みがあります。
とても雰囲気が良く、清冽な空気が漂っていました(^^)
その後、昭和初期(昭和7年:1932年)までは、ここには「葛原(くずはら)集落」と言う地区があり、人々が生きてらっしゃったとのこと。
隠し田から少し歩くと、神社の石鳥居(本殿は朽ちた?)やお墓がそのまま残されていて、人が居たと言う形跡を見ることができます。
⇒歴史には疎いので、この辺までしか書けませんが。
この後は、本日のNo1風景ポイントのゴロタ平へ。
平(たいら)、、、と言うか、風化した岩が固まった鼻(のっぺりした山頂)のような場所。
このゴロタ平の回りは、岩が崩れ落ちてしまったのか?切れ落ちた崖になっており、その中に突き出たゴロタ平からの展望はとても良いです。
遠く周防灘(伊予灘?)に浮かぶ姫島を望むことができました♪
ここで一つ失敗を。。。
ゴロタ平で、不用意に足を岩の上に載せてしまったため、大きな岩の落石を起こしてしまった(>_<)
幸い、登山ルートから外れていたため、事なきを得たが、崩れやすい岩場で足を動かす時、細心の注意が必要!と改めて思った瞬間でした。
本当に×本当にきをつけなきゃ!!
この後は、文殊仙寺へ向け下山し、本堂でお祈り&御朱印を頂きました。
また、文殊仙寺の入り口で、仁王像を見た後、リアル仁王様に合う事もでき、大満足でした
(国東のSさん、すいません!!)
今日も楽しく歩く事ができました♪
さぁ、次のお山、どこ、行こ〜〜!?
コメント
この記録に関連する登山ルート
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石仏の山を巡るバスツアーがあるんですね。
いい感じの山ですね!
このバスツアー、今夏、福岡であったモンベルフェアや山フェス会場の国東ブースで配られたチラシで募集があったんですよー。(国東の観光協会の方が一般には集めなかった、と言われてた)
国東の山は低いけど、急峻で登りごたえがある山が多い気がします!
磨崖仏や寺院など見どころもありますし、海の幸山の幸も美味しいです♪
更に、バスツアーがいいのは、帰路、バスの中でビールも飲めるってのがサイコーww
トレイルクラブや観光協会の方の話では、国東半島のベストシーズンは、やはり晩秋〜初春だそう。(低山ですから暑い時期はキツい💦)
特に紅葉が色づく秋が良いですよー!との話です。
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