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記録ID: 1464348
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近畿

竹田城&明延鉱山

2018年05月12日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
2.8km
登り
83m
下り
161m
天候
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
竹田城。思っていたより立派でした。
2018年05月12日 10:39撮影 by  503KC, KYOCERA
5/12 10:39
竹田城。思っていたより立派でした。
マチュピチュとは言い過ぎかもしれませんが
2018年05月12日 10:40撮影 by  503KC, KYOCERA
5/12 10:40
マチュピチュとは言い過ぎかもしれませんが
訪問する価値は十分ありました。
2018年05月12日 10:42撮影 by  503KC, KYOCERA
5/12 10:42
訪問する価値は十分ありました。
トカゲと戯れる嫁。
「なっ何なんこの人?」(トカゲ談)
トカゲと戯れる嫁。
「なっ何なんこの人?」(トカゲ談)
明延自然学校近くの一円電車の客車。
2018年05月12日 13:03撮影 by  503KC, KYOCERA
5/12 13:03
明延自然学校近くの一円電車の客車。
復元?された駅名板。
2018年05月12日 13:03撮影 by  503KC, KYOCERA
5/12 13:03
復元?された駅名板。
当時の客車。鉱山の隧道を通れるようかなり小さいです。
2018年05月12日 13:00撮影 by  503KC, KYOCERA
5/12 13:00
当時の客車。鉱山の隧道を通れるようかなり小さいです。
内部も入れます。不定期ですが乗車して動かしてくれるイベントがあるようです。
2018年05月12日 13:00撮影 by  503KC, KYOCERA
5/12 13:00
内部も入れます。不定期ですが乗車して動かしてくれるイベントがあるようです。
坑道内部。
2018年05月12日 14:10撮影 by  503KC, KYOCERA
5/12 14:10
坑道内部。
削岩機のついた動力車。通称:ミニブームジャンボ、宝くじみたい。
2018年05月12日 14:23撮影 by  503KC, KYOCERA
5/12 14:23
削岩機のついた動力車。通称:ミニブームジャンボ、宝くじみたい。
神子畑選鉱場跡。当時の写真を見た後でもう一度見ると感慨深い。
2018年05月12日 15:23撮影 by  503KC, KYOCERA
5/12 15:23
神子畑選鉱場跡。当時の写真を見た後でもう一度見ると感慨深い。
シックナー(重力濃縮槽)下部。ポンプとか制御盤とかが残置されてました。
2018年05月12日 16:20撮影 by  503KC, KYOCERA
5/12 16:20
シックナー(重力濃縮槽)下部。ポンプとか制御盤とかが残置されてました。
撮影機器:

感想

 GW明けの晴の日曜。明延鉱山と竹田城をセットで見学してきました。

 午前中は竹田城にお立ち寄り。ちっぽけな山城の石垣があるんでしょ?と思っていましたが以外に規模が大きく見ごたえがありました。そしてこれだけの規模の城が関ケ原以降打ち捨てられ、石垣しか残っていないのは少し残念。いろいろあったんでしょう。映画「天と地と」のセットがあるときに来てみたかった。
 山城の郷より往路バス、帰りは車道をテクテク。童心に帰り道端でトカゲを捕獲しようとし、2回チャレンジして2回とも捕らえる。子供の時より腕が上がってました。

 午後は本日のメインイベント。明延鉱山を時間たっぷり見てきました。竹田城から直線距離で西北西に10数キロ離れた、かつて日本一のすず鉱山として栄えた鉱山の一部がほぼ原形通り残されており、ガイドの案内で見学することができます。こちらも期待をかなり上回り興味深いものがありました。

 奈良時代の大仏鋳造に明延の銅が使用されたという記録があるそうです。戦国時代は生野銀山と並んで織田や豊臣の支配を受け、江戸時代には、幕府代官所の所管に変わり、次いで明治時代に官営となったので当時の建物写真には菊の紋章がありました。やはり資源は時の権力者のものなのでした。 
 で、明治42年(1909年)に錫鉱が発見され、銅、亜鉛、錫など多鉱種を産出する国内有数の鉱山として発展し、日本の近代化を支えた。ガイドさんの話では錫の90%以上がここで採掘されていたため、戦時中は何度もB29が偵察に飛来するも戦後の復興あるいは東アジア地区の資源として確保するつもりだったのか一度も爆撃を受けたことはなかったそうです。また神子畑選鉱場の地下にある廃棄された坑道内に隠しおいた多くの大砲の弾なども分かっていて、敗戦後すぐに進駐軍がやってきて全部持って行ったとのこと。
 
 観光化された施設では、コースをコンクリートで固めたり、手すりを付けたりといった工事がなされていることが多いが、明延鉱山跡は、ほぼ当時のままの状態が保たれており、また、採掘に用いる多くの専用機械が残されており見学価値は高いです。

 明延鉱山は1987年に閉山となりましたが、その2年前まで、鉱山と選考場を結ぶ鉄道(一円電車)が運航しており、休止されるまで観光客やそのスジの鉄ちゃんも1円で乗れたそうです。乗ろうと思えば乗れていただけに残念です。

 ということで相当面白かったです。知名度は別子銅山や生野銀山よりも低いですが、お好きなかたは是非訪れてみてください。

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