天子山地縦走（白糸の滝〜天子ヶ岳〜長者ヶ岳〜毛無山〜雨取山〜竜ヶ岳〜本栖湖）

2017年12月05日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 26.8km
• 登り: 2,651m
• 下り: 2,217m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:50
• 休憩: 0:12
• 合計: 10:02

7:54 白糸滝バス停
8:07 天子ヶ岳登山口１
9:29 天子ヶ岳
10:01 長者ヶ岳
11:03 湧水峠
11:40 熊森山
11:59 猪之頭峠
12:30 雪見岳
13:06 地蔵峠
14:08 14:20 毛無山（天子山地）
15:00 タカデッキ
15:27 雨ヶ岳
16:08 端足峠
16:38 竜ヶ岳
16:43 湖畔登山口・石仏分岐点
17:13 竜ヶ岳登山口
17:15 ゲート
17:56 本栖入口バス停

個人的には「熊森山」への登り、「雨ヶ岳」からの下りがキーポイントだと思った。
どちらもそれなりキツク感じた。
竜ヶ岳からの下りは快適に下れる。
途中で迷うところはほとんどない。基本、右手に富士山を見ながら進む。」

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

「富士宮駅」からバスで白糸の滝で下車。
約30分。840円。
始発は7:15（土、日は運休）
「本栖入口」からバスで「新富士駅」まで約1時間20分。1740円。
最終は18:53
「富士山駅」への最終は17:27。

コース状況／危険箇所等

1300M以上になると雪が積もっている箇所があり。
2cm〜4cmまで。
凍ってはいないが、注意が必要。
迷うところはない。
水場は「地蔵峠」から「麓」方面に20分ほど下ったところのみ。

「湧水峠」「地蔵峠」「端足峠」からエスケープ可能。

その他周辺情報

富士宮駅近辺は100Mほど駅前を進んだところにコンビニあり。

本栖湖近辺は開いているお店はなし。人もいない。
駐車場にトイレと自動販売機あり

写真

12/5 6:54

富士宮駅です。
東京からの始発ですとスタート時間が遅くなってしまい、今回のルートですとキツイので前泊しました。連休だったのもあります。

12/5 7:04

天気は良さそうです。駅前からも富士山が良く見えました。

12/5 7:54

富士宮駅7時15分発の「白糸滝」行きのバスに乗り、7時50分頃到着しました。土、日はこの便はなくてもう少し遅い時間になります。

12/5 7:54

バス停からの富士山です。
この日は富士山の写真が多いです。
白糸の滝にも行きたかったのですが、時間もおしいのでがまんして出発です。

12/5 8:02

道路を2km位バス停から進行方向に進みます。
まっすぐです。

12/5 8:07

「天子ヶ岳」登山口です。

12/5 8:13

最初はなだらかな感じで進みます。

12/5 8:28

登ります。

12/5 8:35

たまに林道に出ますが、基本的には登り続けます
「白糸の滝」辺りが標高500m弱ですので、「天子ヶ岳」まで
800m位登ります。

12/5 8:46

冬らしいとても気持ちの良いトレイルです。

12/5 9:15

だんだん急になってきます。

12/5 9:26

1200mを超えた辺りから雪が見え始めました。

12/5 9:27

結構雪があるなと思っていましたが、この辺りはまだ少ない方でした。

12/5 9:29

「天子ヶ岳」山頂です。

12/5 9:29

山頂近くの「富士見台」からの景色です。
この時間は雲ひとつない快晴でした。

12/5 9:38

12/5 9:45

天子ヶ岳〜長者ヶ岳は「東海自然歩道」の一部のようです。

12/5 10:01

「長者ヶ岳」です。

12/5 10:02

格別な景色です。
こんなに天気の良い登山は初めてかもしれません。
視界もとても良いです。

12/5 10:09

雪道を下ります。
これからは「登って」「下って」「登って」の繰り返しです。

12/5 10:53

12/5 10:56

12/5 10:56

12/5 11:01

12/5 11:03

「湧水峠」です。

12/5 11:16

12/5 11:28

なかなかの登りです。

12/5 11:35

12/5 11:40

「熊森山」です。
この「熊森山」への登りがけっこうキツカッタです。

12/5 11:45

次はあそこでしょうか？

12/5 11:49

12/5 11:54

急な下りは雪もありますので気をつかいます。

12/5 11:59

「猪之頭峠」です。

12/5 12:30

「雪見岳」です。
景色はあまり楽しめず、広くもありません。

12/5 12:36

12/5 12:42

12/5 12:59

12/5 13:06

「地蔵峠」です。「麓」へエスケープも出来ます。
「麓」から登ってくるルートも良く使われるようです。
20分ほど下れば水場があります。
このルートの水場はここのみだと考えて良いと思います。

12/5 13:06

お地蔵さん

12/5 13:14

「地蔵峠」には「第一」「第二」とあるようです。

12/5 13:14

「天子ヶ岳」からは右手に「富士山」がつねにありますが、結構木に覆われていて見えなかったりします。
こういった場所があるとつい足を止めて見入ってしまいます。

12/5 13:40

日が良くあたり場所は雪がなくなっています。
場所にもよりますが、4cm前後積もっていました。

12/5 13:55

「地蔵峠」から「毛無山」に登ります。
「毛無山」が1945mですので今回のほご最高地点です。
（本当は大見岳の1959mです。）

12/5 14:00

ある程度登るとややフラットになります。

12/5 14:01

12/5 14:08

「毛無山」山頂からの景色です。

12/5 14:21

「毛無山」から少し進んだ場所のナイススポットからの写真です。

12/5 14:23

振返って・・・
いままで通ってきた山々が見えます。

12/5 14:36

ようやくゴールである「本栖湖」の文字が見え始めました。

12/5 14:36

先行者がいるようです。

12/5 14:38

雪がクッションになって良い場合もあるのですが、雪の下が
ガレているか土か根か分かりづらいので気を使います。

12/5 14:45

12/5 15:00

「タカデッキ」です。

12/5 15:02

12/5 15:27

「雨ヶ岳」山頂です。

12/5 15:27

お昼くらいまでは良い天気が続いてくれればと思っていたのですが、この日はずーと良い天気でした。

12/5 15:38

「本栖湖」が見え始めました。
右手の山が「竜ヶ岳」でしょうか？

12/5 15:41

「雨ヶ岳」から「端足峠」までの下りが今回一番気を使いました。500m位下ったのでしょうか・・・
とても急な場所があり、雪もあったのですべる場所もあったので
転んでしまいました。
登るのはとても大変そうです。

12/5 15:41

下ります。
なかなか峠に着きません。

12/5 15:57

下ります。

12/5 16:02

標高が下がるにつれ雪も解けてきました。

12/5 16:08

「端足峠」です。
時間的にはここから本栖湖に下りれば予定のバスに余裕で間に合うのですが、前泊したし天気も良いので予定通り「竜ヶ岳」に
向かいます。
出来れば18:00か最悪最終の20:00のバスが目標でしたので、まあ最終には間に合うと思っていました。

12/5 16:08

16:00を過ぎて日が暮れてきています。

12/5 16:13

最後の山「竜ヶ岳」に登ります。
風が強くなってきました。

12/5 16:14

熊笹の中を登ります。
今までとは違った雰囲気です。

12/5 16:32

「雨ヶ岳」「毛無山」方面です。

12/5 16:38

「竜ヶ岳」山頂です。
とても広く、この山だけに来ても良いでしょうね？

12/5 16:40

さあ、後は下るだけです。

12/5 16:43

分岐がありますが、どちらでもそれほど時間的にも距離的にも
大差はありません。
ここでライトを用意します。
10分単位であっという間に暗くなってきます。

12/5 16:49

16:49

12/5 16:57

16:57

12/5 17:10

途中で「ミズナラの大木」がありました。

12/5 17:13

登山口におりてきました。
17時13分なのでかなり余裕があると思ったのですが・・・
ここからが大変でした。

12/5 17:15

ゲートです。
車は入れません。
本栖湖周辺は、誰もいなくて、車もいなくて、お店もなくて
心細くなりました。

12/5 17:56

「本栖入り口」バス停です。
途中で少しバス停探しに迷い、「Google map」のお世話になりました。
18:05発、20:05発の「富士山駅」行きバスはありませんでした。家で分かったのですが、過去の時刻表だったようです。
18:55発の「富士宮駅」行きのバスが最終であったので良かったです。
周辺には自動販売機はありますが他に何もないので寒くて大変でした。

撮影機器：

TG-850 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

cidar

「富士山」のたくさんの写真で分かるように、とても天気に恵まれた一日だった。
空気も澄んでいて気持ち良く、長い肯定ですれ違った人もソロの男性3名だけと
ほぼ貸切状態だった。
単調なトレイルも多かったのかもしれないが、「富士山」のおかげか、全然飽きる事はなかった。
極端な高低差はないが、「登って」「下って」が多いのでそれなり疲れる。
あまり当てにならないが、スントだと累積標高が約2800mで累積下降が2400m。

雪は1500m以上の所だと多いところで4cm位積もっていたと思う。
しかし凍っている箇所はほとんどなく、溶けていて水っぽくなっている訳でもないので比較的サクサクと歩く事が出来た。
もちろん下りは注意が必要。
普通の登山靴で十分対応可能だと思うが、トレランシューズだと多少の濡れは想定内にしておいた方が良いと思う。
これからはアイゼンが必要になってくると思うし、下りはストックがあった方が良い。

「山と高原地図」のコースタイムだと約16時間の行程だが、だいたい予定道りに進めて良かった。
次回以降は帰りにバスの時刻表は要チェックが必要。
帰りはどちらにしろあまりアクセスは良くない。

水場は「地蔵峠」から「麓」へ20分位下ったところにあるらしいが、そこだけなので
特に夏場は注意が必要。冬は最悪雪でもかじれば大丈夫か・・・

サーモスのボトルにお湯を入れて持っていったが、8時間位は大丈夫だった。

エスケープルートは比較的あるので、前泊しなくても可能なコースを探せば楽しめそう。