記録ID: 1239781
全員に公開
沢登り
剱・立山
黒部川 上ノ廊下
2020年09月19日(土) 〜
2020年09月22日(火)



- GPS
- 77:21
- 距離
- 40.5km
- 登り
- 1,707m
- 下り
- 1,815m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:30
2日目
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 9:15
3日目
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:30
4日目
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:20
天候 | 9/19 晴れ 9/20 曇りのち晴れ 9/21 快晴 9/22 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓:無し 水量:時期的に減水だが入渓前日の雨で若干増水 口元ノタル沢過ぎの核心ゴルジュですが、過去の記録と比べ岩の配置が変わっています。 過去記録では左岸側から淵を泳ぎそのまま上陸または淵の途中で右岸へ徒渉して進めていますが、2020年現在左岸は激流の釜が形成され、右岸から泳ぎ一旦上陸さらにヘツリの後、再び泳いで左岸へ渡渉する必要があります。ここが核心部で、泳ぐ箇所から釜への落ち込みまでの距離が短く、水量によっては相当難しいと思います。 ちなみに落ち込み部分は水流が凝縮され猛烈に強い流れの上、岩が複雑に配置され流されると最悪の場合岩に引っかかって死ぬ可能性があります。脱出しようにも、水流が強すぎて身動きが取れません。 また強い水流のためロープで引き戻すことはまず不可能で、流されたらロープも流すしかありません。 自分は油断して一度流され、運良く呼吸できる体勢で岩に引っかかって停止しましたが、水中から脱出するのに20分くらいかかり低体温寸前でした。 以上、単に技量不足と言われれば返す言葉もないような、誠に恥ずかしい経験ですが、参考のため記載させていただきます。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
沢装備
ライジャケ
50mロープ
ツェルト
タープ
|
---|
感想
今年は9月の連休が4連休。
いつか行きたいと思っていたがスケジュールや天候が噛み合わず3年くらい持ち越した上ノ廊下にようやく行くことができた。
途中、激流に呑まれて命の危険を感じた瞬間もあったが総じて順調且つ好天にも恵まれ、充実した遡行となった。本当に行けてよかったと思う。
ただ、9月下旬の黒部川は寒いです。
おまけに2日目に寒波が入り込み初冬のような天気で、そんな中での泳ぎや飛び込み徒渉を多用する3つのゴルジュ突破は身体が痺れるほどの寒さで、ツェルトとエマブラにくるまっての体温回復を余儀なくされる場面が多かった。
しかし激流の徒渉を何十回と繰り返し、全てのゴルジュを突破した後のビクトリーロードはまさしくご褒美、天気も最高で息を呑むような渓谷美を堪能できた。
パートナーに感謝!また行こう!
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