飯豊連峰でブロッケンに出会った。(川入〜飯豊山〜大日岳)

2006年08月24日(木) 〜 2006年08月27日(日)

• GPS: 80:00
• 距離: 31.6km
• 登り: 2,639m
• 下り: 2,639m

コースタイム

一日目
5:50川入登山口-7:30上十五里-8:55峰秀水-10:30三国岳-12:40種時山-13:15切合小屋-14:45草履塚-14:30飯豊本山小屋
二日目
4:50飯豊本山小屋-5:00飯豊山-5:40駒形山-6:35御西岳-8:40大日岳-10:25御西岳避難小屋-12:45飯豊本山小屋-14:50切合小屋-16:05七森(ブロッケンに出会う)-17:00三国岳避難小屋
三日目
6:20三国岳避難小屋-9:35御沢キャンプ場(登山口下山)

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

川入の御沢キャンプ場に自動車駐車可能

コース状況／危険箇所等

下山後、飯豊鉱泉で一風呂と民宿に声をかけましたが、誰も出てきてくれませんでした。周りを見ても人影が無く、飯豊鉱泉はあきらめ、川入から山都集落に向かっていくと、道路右側に立派な温泉がありました。「いいでのゆ」

写真

8/25 5:50

川入、登山口です。
二泊三日の山行がここから始まります。

8/25 6:21

樹林帯を朝日が照らします。

8/25 7:31

上十五里
こんな登山道が何カ所にもありました。

8/25 8:28

8/25 8:35

オトギリソウの花です。

8/25 8:55

峰秀水です。地蔵山の山懐にわき出している水です。サイコーにおいしい水でした。

8/25 9:06

あじさいも湧き水の近くに咲いていました。

8/25 9:22

三国岳への稜線です。頂上に避難小屋がわずかに見えました。

8/25 9:35

アキノキリンソウです。秋に近づく花がたくさん咲いていました。

8/25 9:53

リンドウも登山道の脇にしていました。

8/25 10:31

三国岳頂上です。

8/25 11:31

三国岳からは峰歩きとなります。
ソバナが咲いていました。

8/25 11:37

七森に向かって歩いてきます。
三国岳を振り返りました。

8/25 11:45

ツリガネニンジンです。リンリンと鈴が鳴っているようです。

8/25 11:56

ミヤココゴメグサです。小さな子供が草の影からこちらを見ているようでした。

8/25 12:07

ミヤマシシウドです。渓谷に吸い込まれそうな感じでした。

8/25 12:37

種時山に到着です。

8/25 12:40

ミヤマカラマツソウです。

8/25 12:41

カンチコウゾリナ?

8/25 12:42

イワショウブです。

8/25 12:45

ゴゼンタチバナの実です。

8/25 12:50

ヨチバシオガマです。

8/25 12:53

ノウゴウイチゴの実です。

8/25 12:59

マツムシソウです。

8/25 13:01

ウメバチソウです。

8/25 13:43

切合小屋です。
切合小屋の周辺には何種類もの高山植物が咲き乱れていました。(ここで昼食としました。)

8/25 13:45

ツルリンドウです。

8/25 13:49

切合小屋から草履塚に向け歩きます。

8/25 13:58

ウサギキクです。

8/25 13:59

イワイチョウです。

8/25 14:03

シラネニンジンとミヤマキンポウゲです。

8/25 14:19

チングルマです。雪渓のため遅い夏がここにありました。

8/25 14:22

アオノツガザクラです。

8/25 14:24

ミヤマリンドウです。

8/25 14:24

チングルマの花柱がそよ風になびいていました。

8/25 14:44

草履塚です。

8/25 14:52

ウスユキソウです。

8/25 14:57

ミヤマシジャンです。

8/25 15:07

トリカブトです。

8/25 15:08

姥権現です。山旅の安全を祈りました。

8/25 15:10

マツムシソウとミヤマコゴメクサの共演です。

8/25 15:13

トリカブトの群生です。

8/25 15:18

御秘所の鎖場を登ります。

8/25 16:30

そして、飯豊本山小屋です。一日目の宿です。

8/26 4:58

二日目
飯豊山の朝です。

8/26 5:08

ご来光を拝みなした。

8/26 5:11

飯豊山頂で朝日を浴びて!

8/26 5:17

ダイクラ尾根が朝日に光っていました。

8/26 5:25

影飯豊です。流れる雲に映し出されました。

8/26 5:42

飯豊山から、御西岳大日岳方面を望みました。

8/26 6:04

駒形山から飯豊山方面の朝の雲海です。手前は大雪渓です。

8/26 6:11

御西岳に残る雪田です。

8/26 6:18

マツムシソウの大群落に出会いました。

8/26 6:22

朝の光をいっぱいに浴びていました。

8/26 6:23

逆光に輝くマツムシソウです。

8/26 6:35

山頂は思えない御西岳山頂です。

8/26 6:47

御西岳避難小屋です。

8/26 7:01

水場に咲いていたハクサンコザクラです。

8/26 7:19

御西から大日岳への稜線を見ました。

8/26 7:22

朝露を浴びて輝くミヤマココメグサさです。

8/26 7:22

ウメバチソウとミヤマココメグサの白が、緑に映えていました。

8/26 7:28

チングルマの花柱も朝露に潤いを得ていました。

8/26 7:35

朝露に輝くミヤマシジャンです。

8/26 7:40

トリカブトが群生する登山道を歩きます。

8/26 7:44

文平の池を見下ろしました。

実川の大渓谷にわき上がる雲海を見ました。

8/26 8:37

大日岳の頂上に着きました。
最高の天気でした。

8/26 8:37

大日岳頂上より!
オンベ松尾根方面です。

8/26 8:40

大日岳頂上より!
北股岳方面です。

8/26 9:02

大日岳頂上より!
御西方面です。この尾根を戻ります。

8/26 10:53

御西避難小屋を後にしました。

8/26 12:44

飯豊本山小屋にもお別れです。

8/26 13:22

御秘所の入れ立つ岩場も通り過ぎます。

8/26 14:52

切合小屋まで戻りました。74歳の老人と出会いました。なんともすごい脚力です。

8/26 14:57

谷間には残雪が沢山残っていました。

8/26 15:50

七森にて、ガスがわき上がってきました。二日目の宿、三国岳の避難小屋が遠くに見えました。

8/26 16:01

リンドウが沸き立つ雲に隠されそうです。

8/26 16:04

ツリガネニンジンもガスの白さに飲まれそうでした。

西日がブロッケンを作り出しました。

ガスの中に我が姿を映し出しています。
神秘な現象でした。

8/26 17:05

そして二日目の宿、御西避難小屋です。まずは700円の缶ビールで乾杯です。

8/26 18:11

夕暮れの山に沸き立つ雲です。

8/26 18:23

夕食は、生米を炊飯してほかほかの丼を作りました。おいしかった。

8/27 6:25

三日目、今日は飯豊で下山するのみです。

8/27 6:36

三国岳から鎖場の尾根を下っていきます。

8/27 6:55

マイマイが登山道をのんびり渡っていました。

8/27 7:03

トンボが朝露に濡れた羽を乾かしていました。

8/27 7:09

霧に巻かれる樹林帯を行く登山道です。

8/27 9:32

そして下山です。まもなく登山道入り口です。

8/27 9:36

山旅の終わりです。楽しい日々をありがとう!

8/27 10:06

いいでの湯です。とってもきれいな温泉でした。

8/27 12:56

帰り道、牛乳屋という名前の食堂で食べたラーメンです。お腹も思い出もいっぱいになりました。

感想

桜咲く虫＠sakura64

2006年夏!、北アルプス白馬岳に引き続き、二泊三日の山行でした。
秋も近づく飯豊連峰、たくさんの高山植物が咲き乱れていました。タカネマツムシソウの群落は圧巻でしたが、それでも4〜5日遅かったとか!、避難小屋の管理人さんから「紫色の絨毯だった」と聞かされました。本当は飯豊本山小屋1泊で下山を予定していましたが、管理人さんから「飯豊の魅力はここから先、ここで帰っちゃうの」と言われ、いてもたってもいられなくなり、大日岳を登って下山することにしたのです。飯豊山でご来光を拝み、御西でマツムシソウの群落に出会い、そして七森でブロッケンに遭遇し、興奮しきりでした。いい思い出になりました。いまだにあの頃の感動が忘れられません。

(この記録は、2011/06/04にアップしたものです。)

http://blog.livedoor.jp/matukura64/archives/1432133.html

コメント

sajun

振り返って、、、
懐かしく白馬岳や飯豊連峰を拝見しまして、なんて、
　　　良い時に
　　　良い山を
　　　良い花を
　　　安全確実に
歩いていますよネ♪

つくづく二人の山行は、ツキにツイてるって感じ!
山の神に感謝すると共に、
これからも、無理せず楽しい山行を
継続しましょう♪よろしゅくです