記録ID: 1090277
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ハイキング
近畿
熊野古道大辺路の旅1(紀伊田辺→紀伊富田)
2017年03月19日(日) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:59
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 122m
- 下り
- 114m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 5:05
距離 17.4km
登り 129m
下り 123m
8:20
41分
スタート地点
9:43
79分
紀伊新庄駅付近
11:02
18分
朝来駅付近
11:20
11:40
48分
波切不動尊
12:28
57分
大ウナギ生息地付近
13:25
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
★スタート地点 JR紀勢本線 紀伊田辺駅徒歩10分 ★ゴール地点 JR紀勢本線 紀伊富田駅徒歩10分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大辺路は熊野三山へ通じる参詣道「熊野古道」のひとつですが 海岸沿いの難路だった影響で海路や里道を利用した代替ルートが多くあり 旧道の全容を知るには今も難しいところがあります。 歴史的には熊野古道の中では新しい部類に入ります。 江戸時代になって飛躍的に整備されてはきたものの やはりメインは中辺路を利用されていたようです。 (注・資料によっては大辺路が一番古いというものもあります) 今回は1回目。15キロほどの行程でした。 全般的に平坦で特に迷うような場所はありません。 大辺路の一部区間で世界遺産に登録された影響から、 真新しい案内標識があちこちで見ることができました。 ★危険個所について 岩崎波切不動堂付近では旧道が消滅しています。 川沿いもしくは山に登ってのルートだったと思われますが 山に登ってのルートはテープ目印はあるものの不明瞭で危険です。 ★ルートに関して 基本は和歌山県発行の街道マップを参考にしています。 http://www.wakayama-kanko.or.jp/walk/ 自治体の作成らしく安全を重視してのルートになってる場合が多く 本来の道でないにも拘わらず熊野古道と案内箇所があるので 別途資料を用意して歩くと安心かと思います。 今回の行程では和歌山県発行の街道マップに記載はないですが 熊野古道大辺路調査報告書などを参考にしています。 ★飲食、トイレ関係 距離的に短いこともあり特に問題はありませんでした。 |
写真
闘鶏神社。世界遺産登録です。市街地から鳥居へと続く参道が大辺路の一つ海寄りの道筋になっているので疑問点が残りました。ここまでのルートは道筋がしっかりしているので明治期に整備された可能性も否定できません。
想像するに本来の道筋は波切不動尊が山の中腹にあることや川沿いが危険ということから山の中腹にあったと思われます。明治に入って馬車などが通るようになって明治道として川沿いに道が出来て水害で通れなくなってから現国道を切り開いたのではと思います。
川にぶち当たります。「血深の渡し跡」はこの場所か高速道路の下あたりがだったと思われます。ここの右手に淵の深い船溜まりのような場所があるのでこちらの説のほうが正しいように思います。左に進み橋を渡ります。
撮影機器:
装備
個人装備 |
ザック(1)
手ぬぐい(3)
日焼け止め(1)
帽子(1)
サングラス(1)
行動食(2)
ペットボトル(500ml)(1)
カメラ(1)
iPhone(充電器含む)(1)
折り畳み傘(1)
ザックカバー(1)
|
---|
感想
久々の街道歩きになりました。
大辺路は他の熊野古道に比べると未知な部分が多いので
現地調査で時間を割いたりすることが多くなりそうです。
波切不動尊付近では山の中に分け入ったのですが
登ってはみたものの降り口がわからず引き返す始末で
眺めは格別だったのですが消化不良な部分がありました。
次回は世界遺産に登録になった富田坂を含むルートです。
その前に小辺路をすべて踏破しようと思っているので
早くて秋ごろに計画したいと思っています。
なお、
今回の街道歩きの記録は
以下のブログでもまとめてみました。
http://borabora.seesaa.net/article/464689932.html
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