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梅雨どきから秋にかけて、ブナなどの広葉樹の幹や倒木に生えます。
林の湿った場所 や、沢登りの際などに、倒木にたくさん生え出しているのに出会います。
野生のヒラタケは厚さが1センチ前後になりますが、ウスヒラタケはひだの切れ目か ら光の明るさが感じとれるほど、ずっと薄めの傘をもっています。
傘の大きさも、半分ほどしかありません。
傘の色は、薄い灰色、あるいは薄い黄銅色。暗い灰色のウスヒラタケにも出会ったこ とがあります。
柄はごく短く、ひだは垂生やや密で、白い場合がほとんどです。
味は、ヒラタケのような濃いエキスとしっかりした噛み応えを感じることはできませ んが、出汁には柔らかなうまみと、さわやかな歯ざわりを楽しめます。
ーーーーその後20年ほどの間を置いて、ウスヒラタケの世界は激変しました。
食用きのことして、各地で品種改良が重ねられ、ウスヒラタケは大型化。
八百屋の店先では、シイタケなどと並ぶ、人気きのことなりました。
でも、森へはいれば、ヒラタケは、本来の、薄地で透明感のある姿で、観察者を迎えてくれます。
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