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自家栽培で消毒なしだったため、実の内部では「かりん虫」が大暴れ。
無事なところだけ、実を切り出しました。5個の実のうち、3個分ほどは使えました。
まず、堅い実を縦割り8等分。
皮を削ぐように切り落としました。
中心の種も、取り出しました。
この種と皮は鍋に移して、ひたひたの水で、30分ほど煮込みました。
煮立て始めると、花梨の甘酸っぱい匂いが、たちこめます。
実は、ザク切りにして別の鍋に入れ、グラニュー糖をまぶして、おきました。エキスがたっぷり出てきたところで、煮込み開始。
前回の日記で、果たして花梨か、マルメロなのか? 疑問を書いていましたが、実はしっかり加熱しても堅いまま。
花が薄桃色、実の表皮に細かい毛がなく、すべすべ、、そして煮込んでも実が崩れない。これで花梨にまちがいなしです。
(写真2枚目は、2つの鍋の様子)
実は、鍋からいったん取り出して、フードプロセッサーで細かく砕き、再度鍋に投入しました。
ここで、種と皮を煮込んだ鍋から、エキス分(とろとろエキス)を取り出し、実の鍋へ投入。
大鍋で、実、とろとろエキス、追加したグラニュー糖を混ぜ合わせ、ジャムに仕上げました。
さて、ここからが花梨の不思議なマジックが始まります。
今回は5個のうち2個の花梨は、しっかりしっかり熟さないまま使用しました。これは、虫が実の内部で暴れまわっていることを恐れたため。
それだけに、いつもの農協の花梨を使った時よりも、実は白っぽい。
その実が、とろとろエキスと砂糖で煮込みを続けていくうちに、うっすらピンク色に色づいてきます。
さらにジャムの瓶に詰めて、40分ほど熱湯の中で後追いの加熱・無菌化をすすめると、あら不思議!
鍋から取り出した瓶の中で、花梨ジャムは鮮やかな「ジャム色」に姿を変えていました。(写真3枚目)
この瓶入りの状態でさらに2週間ほど室内に置くと、紅色はさらに強まり、光沢がでてきます。
1年ぶりの味見。
まだほんのり渋みが残りますが、香りとさわやかな酸味はさすがでした。
おはようございます。
このレシピ、やってみたいですがカリンがない…。
買ってくるんじゃ主義に反するし…。残念。
bmwr1100rsさん、こんばんは。
多摩地域では、いま、黄色に色づいた花梨の実が
あちこちで目立ちます。
良い実を得られたら、主義はさておいて、ぜひ挑戦されてください。
我が家は今年は、これで終了です。
2週間ほどねかせてから、いただきます。
とろとろエキスを作るときに、水を少なめで煮てしまって、ジャムはかなり水分が少なめになりました。とろとろエキスのジャム化(粘り)を出す作用は強力です。
エキスは良い味と香りが煮詰まっているので、もう少し水気を多めにして、ジャムの仕上がりに柔らかなとろみを出したかった。水をもっと多めにしても、濃いジャムになっちゃうので。
来年、また挑戦です。
今日は1瓶は、二男のガールフレンド用に、もらわれていきました。
昨日の地域防災避難訓練の際、お向かいのおばさんに、「大きな花梨がなってたね」と声をかけられました。カミさんは、ぜひ味見を、といって、お向かいさんに一瓶回す約束をしたそうです。
花梨のハチミツ漬けで使ったあと、実を取り出して、ジャムに仕込む方法もあるようです。
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