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超したと、新聞が報じていました。(「東京新聞」8・14夕刊)
例年は3人が亡くなっているというデータには、もっとびっくりしました。
チチタケは、赤茶色の小型のキノコで、傷つくと真っ白の乳を流します。
栃木県では、「チタケ」と呼んで、これとナスを煮込んだ「ちたけ蕎麦」
が、夏から秋の伝統食。出汁が独特のコクなんだそうです。
が、私も試してみましたが、それほど個性は感じませんでした。むしろ、ぼそぼそ
したキノコで、いっしょに味見した数家族、子どもたちの初体験の印象は良くないものでした。
チチタケは、森の荒廃と杉の人工植林で数を減らし、栃木県、群馬県北部、
福島県南会津などの地元の売店では、1パック2000円の値がついて売られ
ています。他の地域では、売られているのを見たこともないキノコです。
秋田では、ナラタケ(サモダシ)、長野ではリコボウ、ジコボウ(ハナイグチ
やアミタケ)などを好むのと傾向は同じですが、希少なだけについ険しい所にま
で入っているようです。
チチタケは、八ヶ岳連峰などのしらびその林でも、9月上旬ころまでよく見
つかります。私は、埼玉県の両神山の沢に入ったときに、源頭の急斜面で群生に
出会いました。
好きなものは、誰も止められませんね。
写真1枚目 チチタケ。鳥海山麓で。
2枚目 両神山の沢の源頭のチチタケ。
こんばんは!
父が長野県人、母が東北人、育ちが栃木のmitugasiwaです
リコボウ(ジコボウ)ことハナイグチは、岩手では”ラクヨウ”と呼んで食用にしています。
秘密の場所で毎年とっていますが・・・
今年は長男の野球につきあうため採りに行けそうにありません
サモダシは北東北全域で食べますね。
ちたけ・・・
正直あまり美味しいと思ったことはありませんが
まさかそんなに人が亡くなっているとは
tanigawaさん、こんばんは。
わたしも以前、大雲取沢遡行帰路の大ダワ林道の沢斜面で群生したチチタケに目が眩み、ロープ出して収穫して林道終点でチチタケ鍋の宴を開いたのですが・・・
やはり、ぼそぼそでした〜(笑)
でも、油で茄子と炒めて汁にすると、何故かコクが出て極旨ですよ〜(茹れ)
mitugasiwaさんへ
もっと都会的な育ちをされてきたように思っていたのですが、山と森が多い地域の血統? だったんですね。道理で山に足が向くわけで。
うちのカミさんは道産子で、あっちでもハナイグチは「ラクヨウ」(落葉松=カラマツの森に生え出す)で通っています。
ナラタケは、「ボリボリ」。
kukenさんへ
>油で茄子と炒めて汁にすると、何故かコクが出て極旨ですよ〜
私もやったことがあります。写真あり。チチタケをごっそり入れました。
チチタケは、この甘辛醤油炒めにしたときは、一部に好評でした。
http://trace.kinokoyama.net/fungi/yatu-tititake94.htm
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