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日記
前回の続き、、、ヘトヘトだった私達の目の前に現れたのは、まぁまぁ大きめの病院でした、そこを改修工事をされてる大工さん数名の作業する音だったのです、音がなければ来れなかったかなぁと思いながら、ふと、止まってる数台の車に見覚えのある軽トラが🛻ありました、私は思わず母に『お母さ~ん、この車ってパパのだよね~」母はこんな所にパパがいる訳ないやろって言いながら車に目をやり、私を見て、パパの車やね、なんしよるんやろかって言いながら工事現場に目をやるとそこに親父がいたのです、もう皆んな腰抜け安心状態でした😭工務店の方たちは社員旅行などで皆んな知ってる方たちだったので、すぐ私に気づいてくれて、親父を呼んでくれて、母は少し涙ぐみ、私たちは少し親父に怒られながらも、この先の道程を教わり、現場を後にしチンチン電車やバス停がある場所まで歩いて行くことにして、1時間ばかりの道を歩いてました、通常であればめでたしめでたしなのですが、前述した雲行きが更に暗くなり、遠くに雷鳴が鳴り響いて、急に寒くなり五分くらいで大粒の雨が降りだしたのです、ちょうど中間地点だったこともあり、そのまんま木の下などを通り歩いておりました、そこでまた奇跡が起こるのです、私達を抜いていった車が先でUターンして戻ってきてくれたのです、「どこまで行くんですか?乗って行かれませんか?」今でも鮮明に覚えています、真っ赤なセダン🚗の綺麗な女性の方でした、私たちに断る選択肢はありませんでした、ご厚意に感謝し、無事に麓の町までおりることができ、帰宅することができたのです、当時携帯電話などない時代、親父も雷雨が気になりつつも、連絡手段がなく、祈るしかなかったことでしょう、そんな昭和な時代でしたから巡り合わせを皆んな大事にしたのですね、一期一会😊
巡り合わせ(第二話)
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