現時点での私の考え方です
★heychanの
英彦山〜鷹ノ巣 (テント泊縦走)→上仏来山経由日帰り (積雪期ピークハント/縦走 / 九州・沖縄)
2012年12月23日(日) [日帰り]
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-254665.html
★コメント欄> 重装備時の「確保器具」とは?
「軽装備」も確保についても同じ考えでよくて、
「最低」ですが、スボンのベルト(後述)1、スリング1、カラビナ1、+フリクションヒッチ用ロープ1(直径60cm程度の輪状にしておく)
下の写真は剱岳(カニのヨコバイ)の下りの鎖場(右から左へ下りてます)ですが
http://yamareco.info/modules/yamareco/upimg/21/218658/7d824cbdf1f30bcf83d13ea2a4795db5.JPG
鎖場にかけた2つのカラビナをごらんください(スリングは2本使ってますが1でも可能)
次のは左へ移動通過する時のカラビナ2つの関係です
http://yamareco.info/modules/yamareco/upimg/21/218658/01ae982de30e2bc33269b868789d49f4.JPG
(ピンボケですみません)
次の動作は右のカラビナを通過点を越えた左側に掛けて、移動再開します。
2つのうち常に1つは安全を確保していることが大切、でも手持ちが1つしかない場合でもする意味は大いにあります。
(危険度は 何もしない>>>>1つ確保>2つ確保)確保する人はそもそも必要性を理解しているの「で」よりしっかりしてる。
修正:脱字「で」を入れました、ま文脈からわかるけど。
上の写真2つは以下より
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-218658.html
ロープが張ってある場合、登り下りとも
http://yamareco.info/modules/yamareco/upimg/19/193897/5746f1737e3fca303870df02b7081460.JPG
(モデル:ちゃんさん)
このように巻きつけ結び(青いロープに「黄色いロープ」を巻きつけてます)をして登り下りします。
これは加重がかかると動かなくなる結びで「フリクションヒッチ」とも呼ばれます。
参考「フリクションヒッチ1〜4」、4の「マシャー」が簡単でいいのですがこちらではイラストでした
http://homepage3.nifty.com/timtam/sc0.7.html#・ブルージック結び
※鎖場でのフリクションヒッチの実績が私はありませんので、どこか機会があったら確認してみます。
「じゃあ、いつも確保装備持って行くのか?」ってことになりますが
クライミング道具全部を持って登山ってのはいつもは出来ませんね。
なのでスボンのベルトは必須で頑丈なやつを使ってます。
私のベルトは偶然にもリング2つでベルト調節するタイプなのでそこに色々通せます。
専用品ではありませんが自己責任で使います。
となるとベルト、ロープ少々、カラビナ2つ、カラビナとロープを結び
★コメント欄> このような事故を防ぐ方法は?
まず見知らぬ地では「二人行動」
最悪一人行動になり、落ちたらやばい状況(寒暖、誰も通らなさそうなど)ならば
「危険な沢へ下りない」(通り道程度なら良いですが、水汲み→足滑るも注意ですね)
「誰か通りそうなら待つ」
「別ルートへ回避する」
「諦めて、目的(温泉に来た、美味しい食事)を替える」
「携帯電波を確認する」
(君子、危うしに近寄らず)
★コメント欄> また遭難した場合の対処方法は?
まだ動けるなら、安全な場所へ退避し、一息/一服ついて現状把握
動けないなら動かない、電話しましょう
遭難保険には入っておく、私入ってます
※ロープ・鎖がないところはどうするの?
どうしましょうか、、、また日記もしくは、お会いした時にでも続きを
参考図書
セルフレスキュー (ヤマケイ・テクニカルブック登山技術全書) [単行本]
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC-%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E7%99%BB%E5%B1%B1%E6%8A%80%E8%A1%93%E5%85%A8%E6%9B%B8-%E6%B8%A1%E9%82%8A-%E8%BC%9D%E7%94%B7/dp/4635043312
山の遭難 生きた、還った―セルフレスキューの秘訣
http://www.amazon.co.jp/%E5%B1%B1%E3%81%AE%E9%81%AD%E9%9B%A3-%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%80%81%E9%82%84%E3%81%A3%E3%81%9F%E2%80%95%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%A7%98%E8%A8%A3-%E6%B0%B8%E7%94%B0-%E7%A7%80%E6%A8%B9/dp/4808308223/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1357528645&sr=8-1
雪山記事が多いがためになります。
こんな本をいつも手元に置いてます
まずは圏内の図書館、本屋などでご覧ください、私はいつも図書館派になりました。
カーリル 日本最大の図書館蔵書検索サイト
http://calil.jp/
福岡だったらたくさんの蔵書が無料で見れる事でしょう!
お教え、有難うございます〜
私も、何かのときに最低ベルトはあったほうがいいと、ウエストバッグを少し強度のあるものや高所作業用の頑丈なベルトで身につけたりすることがあります。
これから少しずつギアをそろえて行きたいとおもっていますので、またおしえてくださいね
今度は二日酔いにならないよう頑張ります
「剣岳」(日本百名山TV放送)で、鎖場(カニのヨコバイ)を山岳ガイドの方が「カラビナ1つ確保」で登ってるのを見ました「危険箇所はカラビナ使ったほうが逆に速い」って言ってたのを思い出しました
「カラビナ2つ確保」すればカラビナ掛け変える時仮に3点支持できないで危ない時でも安心ですね
結びについては後からゆっくり見てみます
しかしchen先生が登っていると危ない感じがしないのはなぜでしょう
どうも頭のネジが緩んじゃったみたいで・・
上にチュウさん、下にイーサン・・落ちてもたぶんお姫様抱っこでカバーしてくれる安心感からでしょうか・・ハハハ
atoさんも是非、クライミング沼に・・・お待ちしとりま〜す
私がいる会では、クライミングをしない人も必携装備として、
・細引き6mmを10m(複数で行動していれば、皆のを合わせるとそれなりの長さになる)
・8mm幅120cmスリング2本(簡易ハーネスとチェストハーネスを作る用途)
・60cmスリング1本(支点確保用など)
・細引き4mmを90cm位でダブルフィッシャーマンズノットで輪を作ったもの(滑落防止や登高器代わりに、プルージックではなく、クレイムハイストノットにして使う)
・ワイヤーゲートカラビナ2個(支点に使う、半マストで引き上げ時、ロックを掛けるため2個で)
・スクリューロックカラビナ2個(チェストハーネスはシートベントにして作成、簡易ハーネスとスクリューロックカラビナで連結、およびビレー用)
を推奨しているので、持ち歩いています。万一のための装備です。スリング幅8mmは快適性よりも軽量化のため。スクリューロックもクライミングのビレーの時のようなごついのではないもの。もっとも、里山などでは最低限は細引き10mだけですが。
持っていても、使えなければ宝の持ち腐れ、ザックの重しです…
※カラビナの数を修正しました。全部で4個です。
さすが会としているだけあって「必携装備」とうたってらっしゃるのですね、すばらしい!
アルパインよりな重装備な気がしますが。
九州の仲間内にもそのうち推奨として参考にさせてもらいます。
使い方も含めて。
書いてある内容は図書館愛読書より大抵が理解出来たのですが1点教えてください
で質問ですが「ロックを掛けるため」はガルダーヒッチなどでのロックと言う意味でしょうか?
手元に図書館愛読書がないので・・・
2702m-ロープワーク-[ガルダーヒッチ]
http://2702m.com/rope/rope12.shtml
レスキューのための登山用語集
http://www.geocities.jp/kyongsea/sub1100.htm
参考「ガルダーヒッチ(Garda hitch)」のところ
※
pomchan4さんのchanは名前の後ろにつける「ちゃん」の意味でしょうか?
でしたらpomchan4と呼ばせてもらったほうがいいのやら
pomchan4さんがいいのやら、たいした悩みではございませんが
宙さん(とお呼びしていいでしょうか?)のご指摘通りです。ガーターヒッチを半マストと呼んでいます。
これで懸垂下降すると、ロープがねじれるんです…
pomchan4は、ポンちゃんよ
由来は3段○どころか繋がって1段○になって、ポン
追記:これらの装備は、ハイカー向けのあくまで万一のセルフレスキュー用なので、アルパインクライミング用ではありません
はい、宙とお呼びください
ガルダーは半分既知の未経験、半マストは実践で未経験
なのでどちらも使いこなせてません
ロープ(9.6mm*60m)所有者としてはロープねじれって気を使いますので、通常の確保器でかわしてました。
というか上記2つが必要なクライムを実践していないことが主な要因。
半マストでフォローもやっとなかいととは理解していますが上記理由です、もっとも確保器2つで登るのでますます半マストを使わないですね。
反省。
4は「よ」だったんですね、以後の突っ込みは
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する