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今回は、なかなか手を付けずにいたスキーアイゼン(クランポンやクトーとも呼ばれる)の改造に取り組んでみました。といってもそんな大げさなものではなく「あっ!」という間に完成しますが…(笑)
スキーアイゼンは、山スキーでシール登行する際に、傾斜がキツくなりスリップし始めるころからズリ落ちを防ぐために使用するものですが、その頃にはクライミングサポーターを既に使用していることから、スキー靴のソールとアイゼンの間に空間が生じて踏み込むことができずに、アイゼンの効果を最大限に生かすことができないジレンマに陥っていました。
私の友人たちは、アイゼンなんかいらないし、そもそもクライミングサポーターなんか使ったことがない、などの猛者が多く急斜面でもガンガン直登していきます。
軟弱な私がクライミングサポーターを上げ下げしたり、私が使用するシールの効きが弱くすぐにスリップしてしまうので、いつも最後尾でノロノロしています。そのため道具を改良して、少しでも引き離されないようにしたいと思っていました。
写真1の赤いアイゼンは、DYNAFITのTLT RADICAL FT(プレート有)用のもので、青いアイゼンは、ST(プレートなし)用です。そして手前の部品が、今回ホームセンターのホーマックで購入した部品です。左からねじとナットのセットです。穴の大きさからM5の太さでもいいのですが、ゴムクッション側の穴の大きさからこのサイズです。材質は、錆びないようにステンレスにしました。
真ん中のクッションは、戸あたりを防ぐクッションで高さが20mmです。中のナットが見えないようにふたがついています。
右端のゴムクッションは、スキーのトップシートにアイゼンの裏側についたネジの頭が当たる位置に貼り付けます。材料費は、この2セット分で千円以下です。1セット500円かからないので破損しても気軽に交換できますね。
写真2は、取り付けた状態です。わかりにくいですが1段目のサポートを出した状態で少し隙間が開いています。このまま使用するとビンディングのトゥピースに負担がかかるので、白いクッションの底部をカッターで2mm切り取り高さ18mmにしたところでドンピシャリでした。
赤の方は、プレートの高さの関係で5mm切り取り15mmの高さにしましたので、ネジの長さも15mmのものを使用しました。
写真3は、アイゼンの裏側の状況と、スキーのトップシートに貼り付けたゴムクッションです。
こんな程度のことでモチベーションが上がって、初登りが楽しみで仕方ありません(笑)
dahamaさん お久し振りです。
私もTLTに載せ替えたので、この件は気になって
おりました。使ってみて必要そうなら参考にさせて
頂きたいと思います。
sirfkinさん、お久し振りです。コメントありがとうございました。sirfkinさんほどの登坂力があれば気にならないと思うのですが、私でさえ3シーズン放置していたのでまずは工夫なしで登ってみてください。今シーズンもまたご一緒お願いします。
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