山で撮った写真の山座同定するのにカシミール3Dのカシバードを使っている。カシバードを使うには、国土地理院が公開している基盤地図情報の数値標高モデルデーターをカシミール3Dにインストールする必要がある。今までは10mメッシュデーターだけ使っていたんだけど、5mメッシュも追加したらもっとなめらかな表示になるのかなと思ってやってみたら、最初の画像のようにところどころ標高が抜けている。いろいろ調べてみると、5m標高データーは航空レーザー測量で作成しているため、レーザーを反射しない水面ではnullデーターとなるらしい。手元のデーターを確認してみると、確かに川面などではnullになっていた。カシバードを使う分にはたぶん問題ないだろうけど、やっぱ気持ち悪いので10mメッシュデーターに戻すと2番目の画像のように標高抜けはなくなった。
5mメッシュにはA〜Cの3種類あって写真測量を使っているBとCのみインストールしてみたけど一部で標高が表示されない。結局、カシミール3Dでは標準の10mメッシュデーターを使うのが一番良いという結果になった。
ダウンロードやアーカイブ展開でものすごい時間かかったのにとんだ無駄骨だったというお話しでした
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