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「デリー」と「たくま」は、どちらもなまこ壁の白黒建造物の松本っぽいお店です。客が減って閉店になったのではなく、たぶんご主人の高齢化や体調不良かと思われます。だってどっちも40年以上も続いたお店ですから。
たくまは昔、本町の文具、書店「遠兵」の地下の一番右奥の狭いところにありました。駅前再開発の折に、駅の近くへ移転していました。カツカレーなどに、濃い目のお味噌汁がついて、あうもんだなあと思ったものです。
デリーはかわらず、ずっと中町にあり、正月三が日の飲食店が開いていないときにも店を開けていて、四柱神社の初詣に行った帰りなどには混んでいました。1983年の夏、彼女とデリーでカレー食べていたとき、テレビの臨時ニュースで、大韓航空の旅客機が樺太近海の海馬島付近でソ連軍機に撃墜されたというのを見た覚えがあります。ソ連怖いという時代でした。
80年代、90年代は、こういう松本民芸家具調のお店より、ガラス質っぽいお店が増えたのですが、両軒ともぶれずにこげ茶色の室内のまま続いてきました。
後継ぎがいなくなれば店は閉まる、供されたご馳走は、心の中にのみ残っています。誰かデリーやたくまを継いでくれないものだろうか。
あとは、昔ながらといえば日の出町のキッチン南海(でかい穂高の写真掲げています)、蟻高前のモーリ(実は行った事ない)、おきな堂(縄手の対岸)のカツカレー、それに信大近くの二件のメーヤウでしょうか。インド系では駅前にエベレストがありましたが、ちょっとインド系にしてはマサラ臭が弱い印象でした。食べ放題なのはありがたいですが。も少し日系に媚びない味希望です。うまいインド系は全国的に郊外型店に多いけど、車も無いし、中心地以外はあまり行く機会がありません。
松本に、かつて二軒のカレー屋があり、人々にたいへん愛されていたことを記しておきたいです。
こんばんわ。
こちらのお店は行った事は無いですが、
松本市のガイドブックにはおなじみのお店でした。
永年愛されて来た名店でもやはり後継者がいないと
消えて行く運命なんですね。。。。
フォルクスラーメン、というお店もよく耳にしましたが、そのラーメン屋さんは健在でしょうか。
フォルクスラーメンはおそらく20年前には無かったと思いますよ。その、たくまのあったあたりにあったと思います。もしかしたらたくまはフォルクスラーメンの建物にそのまま入ったのではないか?と今思っています。
松本まで来てカレーもないだろうと、行きませんでしたが「デリー」は有名でしたね。
フォルクスラーメンの「こくぶ」は駅前の大通り(R143)にあったと思いました。大日本邪道そばとか満腹とうふラーメンとかユニークなメニューが気に入って、よく行ってました。
古い店が無くなったり、変わったりしている中で、「まるも」と大手の「こばやし」は、今でもたまに松本に行くと寄る事もあります。
頻繁に松本を徘徊してた時期は40年近く前だから、街も変わるのは当たり前とはいえ、若干の寂しさみたいなのもあります。
旅行者の感傷にすぎないのですけどね。
40年近く前といえば、僕が中高生で、ほぼ記憶の中の松本と同じですね。「こくぶ」でした。国府町だから駅前ですね。
まるもやこばやしがなくなることは無いと思います。
僕は転勤をしすぎて今でも旅行者気分が抜けないですね。
デリーが店を閉じたのですか。松本で好きな店の一軒でした。
店主の高齢化や病気で好きな店が無くなるのは悲しいことです。最近豊橋でも長年通っていた店が看板を畳みました。
こちらの人生に合わせてくれるわけでなく、残念という言葉を残すしかありません。
かみいしさんもご贔屓でしたか。だいたい世話になった人や店というのは自分より10年20年先を生きていた人たちですから、先輩見て先のことを考えるというものですね。
私がフォルクスラーメンこくぶを知ったのは、もう50年近く前。TVで昼の時間に山内賢の「さすらいの食いしん坊」という番組でこの店が取り上げられていました。フォルクスラーメンというのは、ご主人がフォルクスワーゲンに乗っていたからとか。なぜかそれが頭にこびりついていて、山に行くようになり、帰り道で松本に立ち寄る度に「大日本邪道そば」か「フォルクスラーメン」を食ってました。駅前通りから無くなって寂しいなと思っていたら、「デリー」の並びのラーメン屋に松本ラーメン(フォルクスラーメン)とあり、思わず駆け込んだら、「こくぶ」のおかみさんがそこに。なつかしく昔話を交わしていたら「大日本邪道そば」を作ってくださって、「復活させますよ!」と言っておられました。、その後も数年間、山の帰りに寄ってたのですが、しばらく山行が途絶え、その次行った時には店がなくなってました。「キッチンやまなみ」、「たくま」もなくなり、ついに「デリー」もですか・・・。この近くだと「野麦」は、私が通っている頃は、地元の人しか見かけなかったのですが、今は観光客の行列だそうですね?みんな青春の追憶になっていく中、いつまでも頑張ってほしいものです。
食べ物は腹に入って消えるもの。今みたいにパチパチ写真撮りませんでしたから、もう、無いものは無い。その潔さも良かったかもしれませんね。
一方で、自分より若い人がうまい店始めているのなど見ると、頼もしいですね。松本には、腕ある人が外からやって来て店を開いてくれる引力があると感じています。
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