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嵩・・・かさばる、ものの大きさ山の高さ 山+高
祟・・・たたる 出+示
崇・・・崇高とか崇拝とかけだかく尊いこと 山+宗
豊橋に嵩山(すせ)という地名があります。江戸時代に、東海道の浜名湖の地続き部分が地震で通れなくなった時などにバイパスとして、浜名湖の北から弓張山地の中山峠を越えて三河に入る姫街道というルートがあり、この峠を降りてきたところの集落の名前なのですが、これは読めませんでした。山に囲まれた盆地状で、街道脇なので、当然戦国期の城跡もあります。
平安末期の1164年に、保元の乱という政争で敗れ、島流しに会った崇徳天皇(すとくてんのう)という人がいまして、日本史上最高級のタタリをかけた有名人です。彼が呪いの言葉を残して憤死したあと、都では立て続けに災厄が続き、平安京も終わりを告げたので、とても有名。この天皇は、「たたり」ではなく「尊い」方の字なのですが、はじめタタリのほうかと思ってしまうようなエピソードでした。
活字が小さいとよく見えないんですよね。
嵩張るは知らんかったです、
山高くなるって良く表してる字。
ずっと前、東奥日報に、
青木崇高さんの名前が青木祟高になってて、
それも新年号インタビューかなんかでデカデカだったので、
こりゃマズイだろ、と思った記憶です。
少し違うと全然意味が違って怖いですね。
崇の字はよく名前にありますからね。間違えるとタイヘンです。しかし虫メガネで見ないとわからないかも。東奥日報いけませんね。
青木崇高さんは、「ちかえもん」以来ファンです。
yoneyamaさん、こんばんわ。
嵩山は一般的には少林寺拳法で有名なすうざんを
思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
群馬のほうに嵩山(たけやま)ってのがあって、
岩櫃城の出城にあたる嵩山城ってのが、
真田幸隆に攻め滅ぼされていますね。。
豊橋にも嵩山があってすせと読むとは。。。
なかなかに興味深いです。
怨霊となった人に崇高な名前を追贈して鎮魂する。。
っていう井沢元彦氏の説がなかなかに
面白いです。崇徳院といえば百人一首の
「せをはやみ」ですから、「日本国の大魔縁となりて」
なんて呪詛した人と同一人物とは思えませんね。
少林寺と群馬の方は知りませんでした。岩櫃城の出城でしたか。古い地名ですね。こういう地名は新しく思いつこうったって無理ですから、廃れないようにしたいものですね。
崇徳天皇の名はタタリが起こってから後世につけた鎮魂の名前(という説?)なんですね。百人一首にもあった人でしたか。最高権力者になる者は政争や資金の力だけでなく、素敵なラブソングの作詞家でもあったわけですねえ。
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