朝起きて､飼い猫クリ坊をひざに乗っけてなでなでしていたところ
『奥多摩町誌』に記述があったような
外は強風であるが雨は降っていないようだ｡
えーい羽田図書館に行ってしまおう
家から羽田図書館に行くには6.3km歩く｡(電車だとちょっと面倒なのである｡)
近くの馬込図書館に取り寄せていただくという方法もあるのだが､こらえ性のない私は一刻も早く読みたい
気持ちに勝てず家を出た｡強風だけならよいのだが雨もだんだん降ってきて､傘はさせず
結局京急線の梅屋敷駅まで歩いて電車で羽田図書館に行った｡
お借りした本は
『奥多摩町誌 民俗編』と『奥多摩町誌 歴史編』の2冊｡
『奥多摩町誌 民俗編』の｢七､宗教｣に｢天祖神社｣の記述が､｢十八､地名考｣に｢天祖山｣の記述があった｡
｢七､宗教｣の｢天祖神社｣
｢日原の天祖山頂上に鎮座し､天神天御中主神､高皇産霊神､神皇産霊神､国常立神を祭り､もと白石山大権現｡大正六年天祖神社と改称しました｡横浜市に本院を持つ天学協会の管理する神社で八月一日から同十五日までの間､参籠勤行する信徒があり､その崇敬者東京､神奈川､埼玉の一都二県に散在します｡(以下略)｣
｢十八､地名考｣の｢天祖山｣
｢(前略)天祖山とはその頂上に天祖神(造化の三神と国常立命)を祭る天祖神社のあるところからの呼称です｡この名称は大正時代からのもので以前は白石山と呼んでいました｡白石山とは孫惣谷から登山道の中間に立つ石灰石(白石)の巨岩峰によるものでこの岩峰はもと立岩権現と呼ばれていました｡｣
田島勝太郎氏の『奥多摩 それを繞る山と渓と』の天祖山の記述に
｢現在は天祖山の名が一般に行はれ､天祖神社が通称となって､訂正地図にも天祖神社と改めてある位で､今日参拝者多く､講社なども沢山出来てゐるが､本社の小川谷の白石神社には関係なく､この奥社のみに参拝して､全く別箇の神様のやうになって居るのが滑稽である｡｣とある｡
前から｢本社の小川谷の白石神社には関係なく､この奥社のみに参拝して､全く別箇の神様のやうになって居る｣の記述が気になっていた｡
小川谷に白石神社の本社があり､天祖神社=白石神社で奥社ということなのか??
先の『奥多摩町誌 民俗編』の｢七､宗教｣の｢天祖神社｣記述に｢もと白石山大権現｣とある｡ということは天祖神社に白石山大権現も祭られていたと田島氏が思っていたことは勘違いだったのだろうか??
田島氏の『奥多摩』は
国立国会図書館のデジタル化資料にある
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1208964
やることは
�‥軍惷気龍亀舛鮃駑�国会図書館の資料から学ぶ｡
��白石山(天祖山)が修験道の修行の場であったことの裏付け文献を探すこと
�Ｇ鮴仍蛎膰�現と白石神社について調べる｡
