「にゃーさんは、アップの時、ホールドを触るだけをやってますよね?
楢崎智亜も、それと同じことしてました。なんでですか?」
いつも行ってるジムの店長が自分に聞いて来た(;・∀・)
実は、ホールドを触るだけでも、脳には結構な刺激になるので、いきなり登ったりするのは、よろしくないらしい。
これは、ワールドカップクラスの人でも同様。だから、楢崎智亜氏も、ウォーミングアップをしっかりやっているのだろう。
彼のブレーンは、千葉啓史氏だと思われるが、ボルダリングの整体院、山田先生の動画が分かりやすいと思う。
●院長のウォーミングアップ&クールダウン
https://www.youtube.com/watch?v=dR0hghRrV3s
運動神経のいい方で、「オレは自分なりのやり方で、がんばって、いい成績を上げた!」という傲慢な方がいらっしゃるが、それはまったくの勘違い。
実は、科学的トレーニングをしていれば、もっとパフォーマンスをアップできたのは確実で、実際には、「ムダなやり方で、そこまでの成績しか出せなかった」と見るのが、客観的な見方といういうものだろう。
それに気づいた楢崎智亜氏は、さすがと言うべきだろう。
クライミングジムでも、アップでキャンパーをやっている方がいる。「強い人は違うな!」とか思ったりしてしまうが、実は、まったくNGである。
もう少し科学的トレーニングが浸透することを切に願う。
【参考】菊地敏之 クライミングスクール&ガイド「ワンポイントアドバイス」
http://www.ne.jp/asahi/gamera/climb/advis.htm