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2020年09月13日 16:21クライミング全体に公開

基本のロープワーク10 kuri adventures動画

※インラインエイトノット、ミュールノット、ブーリンなど、間違えやすいものは、他の基本的なロープワークができてからやるべき。

kuri adventuresの動画で、初歩的なロープワークが上手くまとまっている動画を見つけた。

●事前学習動画
https://bit.ly/35wuCmj

●単独行登山者安全確保技術講習
https://bit.ly/3hrJcgW

沢登り、マルチピッチクライミング、岩稜バリエーション縦走には、最低、このぐらいは覚えるべきだろう。
あと、雪山レスキュー講習会も、この程度の技術があることが前提。

以下、私見も含めて、箇条書きしてみた。

●フィギュアエイトノット・フォロースルー
 ハーネスのループの大きさの説明が秀逸。「できるだけ小さく締めるように!」という間違えたことを教える指導者がいたら、注意すべき。
現時点で、これを知らないのは、安全に対する配慮ができていないと断言できる。

 それと、何度も言うが、ハーネスはビレイループの大きさで、機能するように設計されている。

●フィギュアエイトノット・オンアバイト

●ダブルフィッシャーマンズノット
 末端結びには使うが、エイトノットがしっかり締まっていれば、末端結びがなくても、まず問題はない。エイトノットがゆるい状態で、末端結びをしても、あまり意味はない。

●ダブルフィッシャーマンズベンド
 ロープの連結は、一般的には、オーバーハンドノットで結ぶ。(但し、最強なのは、バタフライノット。)
ダブルフィッシャーマンは、ほどけなくなる可能性があるので、注意。

●オーバーハンドノット

●クローブヒッチ 写真1
 個人的には、「ミッキーマウスを互い違いに作って、交差させる。」という説明をしているが、とにかく、形で覚えること。
形で覚えないと、自分のものにはならない。

●ムンターヒッチ 写真2,3
 これも、形で覚えるべきだと思う。安環とロープがあれば、懸垂下降できてしまうので、便利。確実に覚えるべき。

●ミュールノット
 他のロープワークが確実にできるようになってからやった方がいいと思う。

 懸垂下降の仮固定は、オーバーハンドノットでやるべき。なぜなら、頭が爆発すると、間違える確率が高くなるから。
オーバーハンドノットで、絶対間違えない仮固定ができるようになってからやった方がいいと思う。

●バタフライノット
 インラインエイトノットの方がいいとは思うが、双方向に引っ張るのであれば、バタフライノットの方がいい。

 しかしながら、動画のやり方ではロープ連結に使えないので、NGだと思う。ロープ連結と同じ手順でやるのが、間違いがない。

☆参考URL
http://www.roy.hi-ho.ne.jp/asunoro/s3cont/r_work/butt.html

●マッシャー

●クレムハイスト
 プルージックも覚えるべき。

●ガースヒッチ(タイオフとも呼ぶ。)
 支点作りに常用する。説明が秀逸。
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