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クマに出会っての対応は確実な正解といえるものがないとはいえ胆力を持って冷静に行動できることは賞賛に値すると思います。
写真を撮るために熊に近づく者やエサを与えようと近づく者、離れた場所のクマから逃げて食べかけの食事を熊に与える者とは比べるべくもありません。
クマが本能的に追いかける危険からトレラン禁止の所があるようですが勝手ながら推測を示します。
【高速移動により子熊と母熊の間に入り込む】
…という事ではないでしょうか?
トレラン走者の背中を狩猟本能により追いかけるのならもっと以前から被害が発生していると考えますがもし本当なら、外国での背後からの虎の襲撃防止策として「背後に顔のお面を付ける」がクマにも効果があるのか気になります!?
*:効果は補償しません。
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2023年現在、登山アプリ未利用者は多数おり利用者であっても基本的な使い方を知らないための遭難もあるため入山者や行政に登山アプリの有用性を伝えても「登山アプリ…ナンダそれ?」と言われることが多いのでこれからの各種登山アプリ側の広報力に期待致します。
尚、皆様のヤマレコ投稿を拝見していると質問コメントの中には時々、質問者の実力からすればわかっているハズの内容を敢えてわからないフリをして投稿者に答えさせるというテクニックを駆使している方が見受けられて凄いと思います。
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*:以降の記載は主に山菜・キノコ採りの人へ向けての記載です。その点を充分に考慮してお読み下さい。
登山地図アプリのgpxナビとルート逸脱警告があれば地図読みができなくても構わないと考えている人達が増えているようですが世の中には登山道を逸れて行動する人達がいます。
そういう自分の道は自分で決める人達にとっては地図記載の情報は非常に重要な意味を持ってきます。
そんな人達には山菜・キノコ採りもいますが、
・スマホの不所持
・電子地図の未使用
・紙地図の不所持
による遭難が後を絶ちません。
緊急通報のためのスマホを車に置いていく人はスマホの破損や落下を恐れているのかもしれませんがケースや収納方法の工夫により対応できます。
導入が簡単な『登山地図アプリ』か、高価な『ハンディGPS(地図表示機能付き)』を利用すれば現在地確認が容易になります。
(Google Mapはオフラインでは使えない)
しかしながら電子地図であろうと地図を読めなければ地形による危険を排除できません。
①:道路
②:登山道
③:尾根
④:沢・谷・滝
⑤:崖・崖崩れ
⑥:岩場・ゴルジュ
⑦:狭隘地
異なる意見があるかもしれませんが最初はコレだけ読めればOKです。
必要に応じて読み取れる情報をあとから増やせば問題ありません。
アクセス道の把握、収獲場所の変更の可能性から私は広範囲を確認しやすい「1/25000 地形図」を併用しています。
(地形図は旧判では無くカラフルな新版を使う)
尾根や沢が判るということは等高線を読めていることになります。
斜面の傾斜具合も自然とわかります。
ただし、小規模な地形変化は地図上には表記されていないため注意が必要です。
崖崩れは地質により表記が異なりますが似たような表記なのでは読み取りは容易です。
狭隘地は2種類が考えられます。
進路の両側の崖が道の下にあるか上にあるかですが、どちらも進路の横には移動できないためそれぞれの注意が必要となります。
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ここまでわかると車の駐車場所や登山道と採取のために移動した場所との地図の位置関係から危険箇所を回避して無事に帰還する可能性が上がります。
ここで添付写真を見てください。
ルート①→②→③の途中でA→Xと入り込んだ設定です。
XからABCのどちらへ向かえば良いかという例題ですが、等高線が未記入のため地形の想像力が鍛えられます。
模範解答はX→Aですが地形条件によってはX→Bも是非が変わってきます。
一番あり得ないX→Cも特別な条件が重なれば考慮の余地が出てきます。
沢登り等の入渓でも地図を読めることが重要となってきますが各種危険については専門書をご覧になったほうが早いです。
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秋田県の山岳遭難での未帰還率は全国比較でも上位に含まれます。
2023年から県は山菜・キノコ採りも登山届の提出を求めていますが自分の採取場をばらすようなことをするわけは無く、今まで通りどの山に行くかを家人に示すだけがせいぜいでしょう。
裏山に行くのにわざわざ登山届を出す人はいないのが現実だと思います。
県としては民間の広報はできないため登山地図アプリは勿論、ココヘリや山岳遭難保険も広報するには広告料が必要という立場なんだそうです。
「登山地図アプリや山岳遭難保険」と具体名を出さなければ遭難対策の一つとして紹介くらいできるハズなのにダメなんだと言われます。
…なぜなの?
「登山地図アプリを使おうよ!」
「地図を読もうよ!」
山菜・キノコ採りの遭難防止のために言い続けることしか私にはできないのです……。
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楽しい思い出と共に安全下山することを願って。
eof 37
いつも興味深く日記を拝見させて頂いています。
添付図ですが、図の上を北として、①→②→③のルートはほぼ水平に続いている林道と仮定。
すると①と③の間には尾根があり、その尾根が北へと延びて、林道は②でその尾根を乗り越えていると想像出来ます。
林道のどの場所から×地点に入ったのかが分かっていれば、コンパスを北へ振ればB地点へ。そしてコンパスを南へ振ればA地点に出られます。
また林道が×地点から西へ膨らんでいるので、×地点は①と③の間から北へ伸びる尾根から西へ派生する支尾根上である事が想像出来ます。
そしてあり得ない×地点からC地点へのルートですが、C地点の林道が西へ膨らんでいるので、尾根上からC地点へは沢か窪が存在する事が想像出来ます。途中に滝や淵があると下降はNGですが。
私はヤブ山歩きが好きで、地図を見ながら取り付きを探す事が多く、すぐにこのようなケースを思い浮かべました。
山菜やキノコ狩りをされる方は高齢者というイメージが強く、そのような方に登山アプリを勧めても難しいかも知れませんね。私の偏見かもですが。
せめて居場所がすぐ分かるように、ホイッスル等を持参するといいと思うのですが。クマ避けにもなりますし。
長文、失礼しました。
こちらこそ興味深い日記を拝見させていただいております。
A→Xへ進んだという設定なので指摘しない以上この間の障害は無いものと考えていただくとAに戻るのが最良となります。
しかし地形の設定により判断が大きく変わってしまいます。
「②→①③間を沢」
「②↔①③間を尾根」
「①②③に囲われた平坦地」
「X→Bに崖や池」
私は①→②→③を歩道と考えたのですが、なるほど車道という考えには至りませんでした。
ご指摘ありがとうございます。
この例題は移動するときに危険な地形を回避することを目的として作成したためいろいろな条件を想像していただければ作った甲斐があります。
次の条件が加わると時間配分等の別要素が絡むため今回は排除しました。
「スタート地点→①②③→スタート地点」
「スタート地点→①②③→終点」
山菜・キノコ採りはベテラン高齢者の減少がありますが、登山アプリを使いこなせるかどうかの前にスマホを所持させて遭難時に尾根に登らせて電波を拾う目的もあります。
そして極一部の高齢者はスマホをバリバリ使いこなしているのでそのような人には登山アプリを使いこなして欲しいのです。
残念ながら去年一人が滑落死した山域ですぐに二人がスマホを車に置いたまま行方不明となっており、登山アプリを知っていれば「ココヘリ加入」から助かる可能性が少しでも上がっていたのではと思うのです。
現在は山菜・キノコ採りの代替わり(30〜40代)も進んでいるとはいえ全体人口は減少気味となっており登山アプリの存在はまだ一部の人にしか浸透していません。
山で会って遭難が心配と言う人には
『ヤマレコ、ヤマップ、ジオグラフィカ』の順に紹介していますが反応は芳しくありません。
追伸:私は本読みのため長文の基準が異なるようなのでお気になさらずに。
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