|
|
|
故障の状態はスイッチを入れてもモーターが回らないとのことでした。
前にミニ電車の玩具の修理を頼まれてなんとか修理できたのでまた修理を頼まれましたが気楽に引き受けてしまいました。
故障した玩具を受け取り分解しようとしましたが、ネジが硬くて無理やりねじるとネジ頭がつぶれそうな気がして心配です。
そこで玩具ドクターのボランティアをしている二人の知人に状況を説明してアドバイスを頼みました所、以下の点に注意することを教えて頂きました。
・水回りの玩具の動作不良の多くはモーターの固着が多い
・プラスネジの場合は回転方向より押し込む方の力を確実かけてドライバーを回さなとネジ頭を潰してしまう。ネジ頭を潰すと分解修理できなくなる。
・したがってネジに合ったドライバーのサイズを確実に合わせることが必須で、大きめのドライバーから順に差し込んで、ピッタリ合うサイズのドライバーを選ぶことが重要である。
・小さいネジの場合で精密ドライバーを使う場合、フリー回転する柄の頭の部分をネジ側に強く押しこみ、ペンチなどで柄を挟んでゆっくりと回してネジを緩めると開けやすい。
アドバイスに従って、精密ドライバーのサイズを選択するとサイズが間違っていて一つ上の#1のサイズでピッタリでした。アドバイスを貰って大変助かりました。柄の頭を押さえてペンチで軽く回すコツを覚えて16個ネジを無事外すことが出来ました(写真 中: 分解した状態)。
モーターの故障状態は固着が多いとのことなので、とりあえずモーターの先に付いているスクリューの部分を細いドライバーでつついて回してみました(写真 右: モーター部分の写真)。固着の状態が良く分からないので5〜6回?以上回転させましたが、一応つつくと回転しますが何処が故障しているのか良く分かりません。
電源状態を確かめようと電池ボックスに電池をセットして胴体のスイッチを入れると何とモーターが回転するではありませんか。水の中でも動くことを確認するために分解した状態でモーター部分を水を入れたお椀に沈めてスイッチを入れると、しっかりとキリンの口から水が出ます。
どこが悪かったのかよく分かりませんが、モーターが回らない故障がなんとなく治ってしまったようです。
状況を玩具ドクターの知人に知らせると、モーターのブラシの部分が錆び等で絶縁状態なっている所で、スクリューをつついて回転させたのでその部分が擦れて導通が回復したのではないかとのことです。真面目になおすならブラシ部分を開けてサビを落としてモーターグリスを塗るのが良いが開けるのが大変かもとの返事でした。
モーター部は水につかる部分であり、今の私の技量では再発予防を含めた修理は到底無理そうなので、取りあえずモーターが回転するようになったことで修理が出来たことにします。
各部を組み立て直してネジをしっかりして修理が完了?したことにしましたが、なんとなくしっくりしない修理でした。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する