沢登りを始めるにあたり、色々な道具を買って失敗してきた。
みなが同じ失敗を繰り返さないように
どんな沢でも持っていく基本装備についてまとめていくシリーズ。
【アルパインヌンチャクの説明】
カラビナ2枚とスリングを連結させた長さ調節可能なクイックドローのこと
ロープを使うようなクライミングの際に、中間支点として用いられる。
通常のクイックドローのようにボルトやハーケンにかけたり、岩や木といった自然物に巻き付けて支点とすることができる。状況に応じて様々な使い方ができる優れものである
【携帯数】
ひとり2セットあればよい。
沢登り初心者が登る滝は大きくても15mあたりになる。クライマーとビレイヤーで4本あれば中間支点構築はこと足りる。
それ以上の滝に行くときは、相応の準備をするだろう
【構成】
▪️60cmの8mmダイニーマスリング
上記条件を満たしてればどこの会社のやつでもよい
但し、買うときは色を意識しておく。
何cmは何色と決めておくと後々道具整理がとてもやりやすくなる。
▪️ノーズ形状が工夫されたワイヤーカラビナ
ワイヤーカラビナを選ぶ理由は軽量化のため。
『ノーズ形状が工夫された』が重要。
使用しているとスリングやボルトにカラビナのノーズに引っかかる。
長さ調節することが前提のアルパインヌンチャクでは、引っ掛かる回数も多くなり、ストレスを感じる。各社この引っ掛かり問題を回避するべくノーズに工夫を施している。この企業努力は買って良いと思っている。
こちらも買うときは色を意識するとよい。
基本的に支点にかける側の色は暗め、ロープをひっかける側の色は明るめとする。
よく見てみると各社のクイックドローの構成もそうなっている。
おすすめするスリング
・MAMMUT コンタクト スリング 8.0
おすすめするノーズ改善カラビナ
・BlackDiamond オズ ← ネット限定販売
・CAMP ダイオン
・Petzl アンジュ
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する