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私の持っているスマホやコンデジでもHDRをONにした撮影は出来るのですがiPhone12などの写真には及びません。
<HDRって何という方の為に 以下IT用語辞典より>
HDRとは、写真や動画を撮影する際に、通常よりも幅広く明暗の差(ダイナミックレンジ)を捉え、肉眼で見た時に近い鮮明な画像を得る技法。また、そのような手法で撮影された画像や映像。
露出の異なる複数の像を撮影し、これを合成して一枚の像を生成する。
ネットを検索していたら、Luminance HDRというHDR合成ができるフリーソフトがあることが分かりました。
インストールして試したので報告したいと思います。
・Luminance HDRでは1枚のJPG写真からHDR処理した写真を作ることが出来ます。
・露出を±して撮影した3枚の写真から合成すると、より綺麗に出来る場合もある様です。
・元の1枚の写真からGIMP等で露出を±した写真を作り、これを合成するという方法もある様です。
掲載した写真は、どちらも上が元の写真、下がHDR処理した写真です。
PCとスマホで見え方が違うかも知れません。私の場合PC画面ではそれなりに違いが現れますが、スマホ画面では違いは少ない感じに見えます。
画像1:川面の反射光が強烈で岸や中州が黒つぶれしている画像です。
Luminance HDRで処理すると岸や中州の草の色が分かるようになります。普通に露出補正して明るくした場合に比べて空の青や草の緑がはっきり出ました。
尚、デジカメでHDRをONにして撮影すると、草が風に揺れ・水しぶきの形が刻々と変化するので、タダのピンボケ写真の様になってしまいました。(笑)
画像2:林の中のアート作品の写真です。Luminance HDRでよりダイナミックな感じにならないか試してみました。
Luminance HDRで処理するとやや色が濃く出来ました。しかし他の画像処理ソフトでも明るさを暗め、コントラストを強めにすれば、同等以上の濃い色合いに出来ます。
画像3:富士山の写真です。全体的にグレーで色にメリハリがないので、空を青く、富士山の雪を白く、前方の山を緑に出来ないかと思いました。
GIMPで露出を±した2枚の写真も加えてLuminance HDRで合成しました。頑張ってやっとこれ位でした。
まだ試し始めたばかりですが、Luminance HDRに適す写真とそうでない写真がある様です。
参考にしたURL
https://freesoft.tvbok.com/freesoft/image/luminance_hdr.html
Luminance HDRは使った事はないのですが、何かのパラメータを変えればその辺りは調整できるのでしょうか。
また、画像1と2は撮影時の露出補正でも何とかなりそうな気がします。
写真の綺麗さの感じ方は人夫々だから、どこまで補正するかは難しい所ですね。
画像3は、まさに作り物です。(^^)もっと作り物感を出したかったのですが限界でした。
元々HDRとは画像1の様な白飛び・黒つぶれが共存する画像に対して行うものの様ですね。(露出の異なる画像の合成)
ここの写真は全て露出はオートで撮影したJPGで、補正して撮影していないので比べられないのですが、画像1をGIMP等で露出を変更した場合、草の緑に露出を合わせると空が水色に近くなり雲が空に埋もれてしまいました。
画像1に対しては、Luminance HDRのパフォーマンスが発揮されていると感じました。
Luminance HDRではトーンマッピングする際にdragoとかfattalとかの名前が付いた15種類程のプリセットが用意されていて好みの色合いの物を選ぶことが出来ます。
画像1の加工後の画像は元画像から遠い感じのもので、この中間的なものも選べます。更に細かい変更も出来る様ですが試していません。
仰る通り写真の綺麗さの感じ方は人それぞれだと思います。iPhoneなどは万人受けする綺麗さを作り出していると言えるのではないでしょうか。
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