ふとした事から以下の記事を読みました。
「登山は自己責任」は正しいのか。遭難ニュースで目にするネットとメディアへの違和感
https://yamahack.com/3676/2
この方がおっしゃってる事に概ね同意いたします。
ネットでは、保証されない行為を紹介したあとに「実施は自己責任でお願いします。」という文章を見かけますね。「何か起きても私は知りませんよ」という意味ですね。
しかし、登山においては「自己責任」という言葉は、「何が起きても私は知りませんよ」という意味では無いと思います。
私の所属するサークルの理念にも
「登山は全てが自己責任で参加するものとする。」
という条文がありました。
今年私にサークルの役員的な順番が回ってきたので、上記の条文の自己責任という言葉を自分なりに解釈して
「登山はリスクを伴うものであることを十分理解し、自分の身は自分で守ること。」
と書き直しました。
私はわざわざ変更の経緯を細かくメンバーに説明していませんし、誰からも何の反応も無いのですが、実は上記のような意味が込められています😅
逆に言えば、自己責任なら、他のメンバーに刑事責任も民事責任も発生しません。大学クラブの指導をしていると刑事責任や民事責任を覚悟させられます。大学山岳部員の登山は自己責任で済まさないようになってます。
ご意見ありがとうございました。
学校行事や登山ツアーなど明確に安全管理責任者がいる場合は、その管理者の方「も」責任を問われるのは仕方がないでしょうね。
しかし、責任の所在を追及した所で実際に自分が死んでしまっては元も子もないとも思っています。
ですから、私が考える自己責任は「自分が怪我をしない、死なないように最大限の努力をする」という事です。もちろん他人の安全にも最大限配慮しますが😅
山に於いての行動責任は、全ての登山者が正しく考える必要のある事柄だと思います。
おっしゃる通り自分の身は自分で守ることは重要だと思います。
また、触れられていませんが自己責任という表現の意味は「自己の危険において為したことについては、先ず自分が責任を負う。」だけでなく「自己の過失ある行為についてのみ責任を負う」「自己の選択したすべての行為に対して発生する責任を負う」も含まれると思います。
自分に起きる事だけでなく、他人に起きる事も自分が原因なら責任を負うということですね。
自分対しても他人に対しても責任ある行動が求められるので、気を引き締めていかなければなりませんよね。
ご意見ありがとうございました。自己責任という言葉については様々な解釈が可能ですので、私はあまりこの言葉は使いたくないです😄
私のイメージはご指摘の通り「自己責任」＞（不等号）「自分の身を自分で守る」という感じでしょうか。正確な言葉の置き換えには拘らず、最低限自分の身は自分で守ろう、そんな思いを込めて見ました。
この話しは色々とあるかと思います。
遭難救助されるようなことをしたら自己責任を果たしていないではと言う方々もいます。
自分なりの考えとしては上記のことではないと考えております。
例えば、整備不十分な登山で怪我や道迷いをした場合に道が崩落していたから怪我をしたとか
案内標識が無かったから道迷いしたとか他に責任を押し付けることが登山の自己責任を果たしていない。
MoriMoriMoriさんが言われている「何が起きても私は知りませんよ」という意味ではないと
ここは自分もそう思います。
ここの自己責任は何かあった場合には訴えないでね。
ただ、事故など発生時にはサポートはできる範囲で行いますよ。
「登山はリスクを伴うものであることを十分理解し、自分の身は自分で守ること。」
この条文の言い回しはいいですね。
自分も参考にさせていただきます。
ご意見ありがとうございました。
そうですね。いろいろあると思いますし、正解も無いと思っています😄
私は責任だ何だと言っても死んだらおしまいだと思っています。誰に責任があろうが事故にあったら死ぬのは自分です。死んだらそんな議論もできなくなります。
ご紹介した記事に書かれているように、責任の対象を他人に向けようとすると話がややこしくなって来ると思います。ですからまずは、自分の身は自分で守ろうよ、って思うのです。それが私が思う自己責任です。
登山がエゴイズムであるから「好き勝手に危険なことを承知でやるような輩は助けなくてよい。」という主張があるのではないかと考えます。しかし、事故発生の結果として、その当事者の救える命を見捨ててもよいのだという話にはならないと思うのです。
「自己責任」というだけで、なすべき責任範囲やすべきことが曖昧な言葉が問題だと思いますので、MoriMoriMoriさんの
「登山はリスクを伴うものであることを十分理解し、自分の身は自分で守ること。」
との言い換えはとても良いことだと思います。
これからもきちんとした準備を整えたうえで、事故を起こさないようにと改めて心した次第です。
【他山の石〜遭難反省記事】
https://yamahack.com/3577
ご意見ありがとうございます。
「登山は救助隊以外はエゴイズムである。」ですか…。これはその通りなのかもしれませんね。「自己責任」という言葉の解釈をめぐって議論になる本質を言い当てている気がしますね。
仰せの通り、如何様にも解釈できる言葉の定義を議論するよりも、わかりやすい言葉を使った方が建設的だと私も思います😄
全くもって同意です。未成年の学校登山は別として自分の意思で参加する大人の登山は何があっても責任転嫁しない。
ただこの常識が通らない事も多々有るようではあります。
いずれも落石事故ですが、
�）務戰丱奪肇譽坑竿�根で先行パーティの落とした落石がヘルメットを直撃して負傷。落とした本人も認めたため後日、治療費と破損した装備（ヘルメット、血で染まった衣服、登攀具）を相手方の保険で支払。
�∩以翹免�根で先行パーティの落石で仲間が負傷（左手親指骨折）
顔見知りの山岳会であったので後日確認したところ、落石した認識は無いと主張。当会と相手のそれぞれの会長が話し合って解決。
�Ｋ綿翔醂任魏嫉鈎罅�登山路から外れた岩棚で休憩していた単独登山者が落石、当会の女性の肩に当たり打撲。
単独登山者にきつく注意。
�，亘椰佑�認めちゃったので仕方ないのですがそもそも落石の危険がある場所と認識して入山しているので相手に責任を問うのはお門違い、一件落着しましたが、なんかもやもやが残りました。
�△鷲藹�した本人が「この程度のラクを避けられないオイラの不覚」と相手を責めなかったが周囲が騒ぎだしたのでトラブルに発展。
�２嫉蓋紂屬覆鵑罵遒箸靴秦蠎蠅量樵阿箸�住所を聞かなかったの？後で後遺症とか…クドクド」と一部の人間に言われたが、これもなんかモヤモヤ…
「登山はリスクを伴うものであることを十分理解し、自分の身は自分で守ること。」
入山する全ての登山者が肝に銘じて欲しい言葉ですね。
ご意見ありがとうございました。
故意に上から石を落とすようなことが有れば別かもしれませんが、何人も重力に逆らう事はできませんので、落石の危険があるところに行って責任だ何だというのも難しいのかな、と個人的には思います。
他の方へのコメントでも何度か書きましたが、誰の責任だろうと事故に遭ったら死ぬのは自分だし、責任とって代わりに死んでもらう事はできないと思っています。
「登山はリスクを伴うものであることを十分理解し、自分の身は自分で守ること。」は登山中でも自己判断でチームを抜けることを許容するのでしょうか？私はリーダはメンバーの安全に責任を持つと思ってます。最近に初心者を連れて登山をすると登山中に単独での下山を希望することに遭遇します。他のメンバーにリーダーの私が詫びて基本的にはチーム全体での行動にします。絶対ではなく、もし、明神で発生した場合はサブリーダにメンバーとの待機をお願いして上高地まで同行して帰宅させて継続するような可能性はあります。
chiroさんの見解に同意いたします。「周囲が騒ぎだした」が厄介だと私も思いますが、下山後に親族が騒ぎ出すのは心得ておいた方が良いと思ってます。
再びご意見ありがとうございました。
難しい問題ですね。もちろん通常はパーティ全体で行動するべきだと思いますが、トムラウシ大量遭難事故の報告書などを読むと、極限状態においても果たしてガイドの言うことを最後まで信じるのが良いのかな、と思ってしまいます。
上記のような特殊な場合を除けば、登山はチーム全員で最後まで一緒に行動すべきだと思っています。
さて、話が少し本題からずれてきているように思います。「自分の身を自分で守る」とは、登山に適した装備で、水と食料を持って、朝早くから行動し、早く下山する、など当たり前のことを言っているつもりです。
Kijo-Ashさんさんは、お立場上さまざまな事態を想定されているのだと思いますが、私の意図としては、「自己責任」というよくわからない言葉を使うよりも、自分がわかる言葉を使った方が良いのではないか、という意見です😄
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