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『iphoneの衛星経由緊急SOS、国内でも解禁になったね』
との話題が出ました。
私はiphoneユーザーのくせに正直何のことやらよくわかっておらず『？？？』だったのですが
7月30日よりiphone14以降の機種で衛星通信を介した緊急SOSが利用可能になったそうで。
要するに携帯の電波圏外でも、衛星が捕捉可能な環境下であれば緊急通報が可能になるという話。
話だけ聞けば、山岳遭難対策の最適解なんじゃねぇの？という内容でした。
よくよく調べていくと、実際には通報しないデモで機能のお試しができるとのことで
昨日実際に山で試してみました。
山行記録：奥三界岳 クマさん（非リアル）に会いに（林道ゲートより）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7212576.html
テスト環境は電波圏外。
空はある程度見えるが、周囲は適度に樹林に囲まれており、若干雲が出てる状況でした（写真3枚目）
実際の通報手順としては
�� 衛星の方向にスマホを向け続け、衛星を捕捉し接続
�� 緊急通報サービスセンターとメッセージのやり取り
�� 状況に応じて救助等を依頼
という流れになります。
公式の使用マニュアルには
『空への視界が開け水平線が見えるような理想的な条件下では、15 秒ほどで送信可』
『さほど葉が茂っていなくても木の下では 1 分以上かかる場合があります』
とありましたが、今回のテスト環境でも15秒ほどで衛星捕捉してました。
これが完全な谷間地形などでは捕捉が難しくなるのかもしれませんね。
また衛星接続後も、衛星通信を使った音声通話ができるわけではなく
LINEのようなメッセージアプリでのやり取りする形ですね。
現在地の確認や今置かれている状況の確認など、サービスセンターと文章でのやり取りし
状況に応じてセンターを介して救助等を手配するというのが一連の流れになります。
設定で緊急連絡先などが登録されていればセンターからそちらにも連絡を入れたり
衛星と接続した時点で所在地の座標はセンターで把握しているので
そのあたりの情報は警察などに共有される仕組みのようです。
複雑な地形でテストしたわけではありませんが
実際に使ってみた感じ、多くのシチュエーションで活用できる感触が得られました。
一方で
・破損や電池切れなどによりスマホが機能を喪失している
・本人が意識を失っている（もしくは死亡している）
・本人がケガなどでその場を動けず、かつ衛星が捕捉できない
などの状況下ではどうにもならんでしょうね。
とはいえ本人とスマホが健在で、ある程度開けた場所まで移動できる状況であれば
たとえ携帯圏外であっても助かる選択肢が1つ増えるのは心強いと思います。
きちんと仕組みや手順を理解した上で入山し
万が一に備えて山岳保険にも入っておけば、遭難対策としては十分なような気がします。
しかしテクノロジーの進化は凄まじいですね…
アマチュア無線でもなければ山中での連絡手段が確保できなかったはるか昔に比べれば
今がどれほど恵まれていることか。
使えるものはしっかり使って、安全登山を心がけていきたいと思います(*^^*)
※ちなみにデモテストまでの手順は
設定→緊急SOS→デモを試す
でイケます。前述の通りiphone14以降、かつ最新のiOSにアップデートされていれば多分OK。
この間登った七ツ石小屋へのルートでも衛星マーク出てました
私も次に機会があれば試してみたいと思います😄
コメントありがとうございます(*'▽')
最初衛星マーク見た時
『おいおいまてまて、勝手に謎の通信すな！法外な料金請求されたらどうしようｗｗ』
と思いましたが杞憂でした(*´д`*)
是非一度デモで試してみてください♪てか普通に電波あるところでも試せますよ。
この話は最近知りました
iphone14以降の機種だと
普段のケータイ電波とは別に
衛星の電波を使える２系統でSOSを発信できる感じですね
登山中にケータイが繋がるところと繋がらないところがあって
その条件ってどういうものだろうとは思ってましたが
別の系統である衛星を使えるのは心強いです
イメージ的には衛星電話をチャット形式で通信できる感じかな？
自分のはアンドロイドなんでダメですね〜〜
コメントありがとうございます(*'▽')
私はiphone使ってるのに知りませんでしたｗｗ
どちらかといえば携帯圏外の場合に衛星捕捉に切り替わるイメージの方が近いかも。
今までだと『圏外』と出てた場所に衛星マークが出るようになったので。
仰る通りイメージとしては衛星チャットですね。
とはいえ、実際過酷なシチュエーションでどの程度使えるのかはまだ未知数ですね。
分厚い雲に覆われてたり、雷雨だったり、谷間の深い場所や周囲に遮蔽物だらけの場所とか。
またちょいちょい色々なシチュエーションで試してみたいと思います♪
こういう安全に関わる機能はどんどん実用化して普及して行ってほしいですよね〜☆
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